風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

進路

2010-08-05 00:03:56 | Weblog
マッチング(研修医と病院のお見合いみたいなもの)の
日程を確認しておこうと学内の掲示板を何気なく見た時のこと。


受けなくてもいいけど、受けたほうがいい大学院の入試の出願期間が
・・・あれ、今週になってる。


いやー・・驚いた。

(そういう大切なことはもっと早く調べておけよと自分でも思う)

急いで募集要項をもらってきました。
出願するのに何が必要なんだろう・・ふむふむ・・

「出願を希望する方は、予め当該専攻分野の指導教授と面談し、
博士課程入学後の研究・教育及び終了後の進路について相談してください」



教授面談なんてものが必要なのか・・
このぎりぎりのタイミング(金曜までに願書を出さないといけない)だと
嫌な顔されても仕方ないな。

そんな不安を抱きつつ医局に電話したら、
さっそく今日面談することになり、行ってきました。

なぜか部活やら出身高校の話に始まって、15分で面談終了。

出願するにあたって大きな問題はなさそうなので、
受かれば来年からも「学生」を続けることになりそうです。


まぁ国試に落ちたら、学生でも社会人でもなく、
ニートですらもない宙ぶらりんの生活が待っているわけですが。




ちなみに、その大学院の講座は「消化器・腫瘍外科」…古い言い方で「第一外科」。

ここで大学院に入ってしまえば、実質入局したようなもので、
外科医を目指すしかなくなります。
 

・・・正直、自分は外科に向いてないと思っているんですよね。

なのになんでこんな状況になってしまったのやら・・自分でも不思議です。
決して後悔はしていないけれど、なんだか変な気分です。

僕のような外科医っぽくない外科医がいてもいいと周囲が言ってくれるのがせめてもの救い。笑



モラトリアムを終えようとする人間は、
多かれ少なかれこういう不安にかられるものなんでしょうかね?

ボタンを掛け違えてしまったかのような落ち着かない感じがしています。