風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

puzzle ring

2007-09-08 04:06:06 | Weblog
数時間前の話。

ゆでたスパゲティの水を切ろうと、ザルを持ち上げました。
そこ(ザルの上)にいたのは、あにはからんや、なんと"G"・・・
黒光りする成虫ではく、半端に大きい幼虫でした。


うん…さすがに気持ち悪い。


まさかそんな高いところにまで忍び込んでいるとは思いもしませんでした。
みなさん、お気をつけください。

(気をつけようがないと思うけど)




研究室のほうは放置プレイ感が日に日に強くなって行っています。

まぁ、主体性を尊重してもらっている、とは言えそうですが
正直することがなくて暇です。
不意に、「じゃあ灌流固定でもする?」みたいに言われない限り。
(せめて翌日の予定くらい教えて欲しいんですが…)

この一週間やったことといえば・・・


●一応自習。

とは言っても、先生の話を聞いただけ。
マニアックすぎて参照する文献はほとんどない…。


●床がえ

マウスを入れているケースの掃除。唯一、研究室に貢献していることかも。


●「レナードの朝」の鑑賞

嗜眠性脳炎という病気に関する実話に基づいた映画。
古い映画ですが、今でも十分に面白いです。
アクションもラブシーンもない映画ですが、見ごたえがあるのは確か。
興味があるならぜひ―。


●タンパクを蛍光する実験の見学。

失敗したんやけどな。の一言に終わりました。
なんでも2種類染めたかったのに、一方が染まらなかったとかで。


●おやつを出してもらう。

なんだったっけ、たまご饅頭…みたいな名前の饅頭を頂きました。
コーヒーも毎日のように。
結構ありがたいです。


●知恵の輪クラブ結成

とにかく時間をもてあましているので、机の上にある知恵の輪と何時間も格闘。
シリーズ最高難度なんだそうで、僕には1つとして解けません。
知恵の輪との格闘に疲労したクラブ構成員は、自由に居眠りすることも認められています。(非公認)
なぜか、研究室の先生たちと一番盛り上がれる話題はこれです。
課外活動時間(不定期)にはハリーポッターの原書を読んだり、
(おそらく彼女であろう)相手としつこいくらいメール送受信したりしていてもOK。


●灌流固定などの実験

一番大きかったのは実験動物の扱いに慣れたこと。
やりたくはないけど、やれといわれれば、途中までならできるようになりました。




まぁ、研究室の先生方も忙しそうなので、わがままは言ってられません。



もっと積極的にならなくては…とは思うんです。



他方で、先生はこんなことを言われているとか。

「今年の学生は毎朝来ていて偉いねぇ。」

・・・去年来てなかったんですか。




来週からは実験を自分たちだけでさせてもらえることになりました。
が、結局は練習的な意味合いが強いみたいで、
結果がどうなろうといいみたいです。



気楽ではあるけれど、いいのかなぁ…と思わずにはいられない2ヶ月になりそうです。

意味と意義

2007-09-06 22:17:39 | Weblog
別に動物実験反対!とか言うつもりはありません。
むしろ、新薬や新治療のために動物実験は必要不可欠だと思っています。

思ってはいますが・・・。



今日はマウスを殺しました。

血液を抜いて生理食塩水に置換した後、アルデヒドにさらに置換。
全身が硬直したところで頚椎を切断し、脳を取り出す、という作業をしました。

灌流固定と呼ばれる手法だそうです。



正直、聞いたときから気乗りはしませんでした。


それが何か重要なデータ収集につながるならまだいいですが、
知識も経験も無い僕らがやれば失敗するのは目に見えているわけで。
マウスを殺すだけの意味があるのかなぁと・・・。


もちろん、全くの無駄とは言いません。


マウスもヒトも主だった構造は同じだから、
解剖の知識の復習や、生体内での臓器の様子を学ぶことにはなります。



だけど、練習という名目で殺すことにやっぱり抵抗がありました。





結局、アルデヒドで固定するところまでは出来るようにはなりました。
脳の取り出しは失敗しましたけど。



確かに、貴重な体験はできました。

だけど、最後に言われた

「どうせそのうち全部殺すつもりだったから、気が済むまでやっていいよ」

という台詞には反発を覚えました。
今でもなんかすっきりしません。

偽善者的な感覚にすぎないんでしょうけどね。





皮肉なものですよね。

死を待つだけの個体がたくさんいる一方で、
実験動物としての地位が揺らがない限り、種としての生存は保障されているんだから。


バファリンの半分

2007-09-04 01:35:27 | Weblog
バファリンのキャッチコピーを考えた人は相当の報酬をもらったんだろうなぁ、とふと思いました。


「バファリンの半分は、やさしさでできています」


たかが一文、されど一文。
バファリンが有名なのは、このコピーのおかげでしょう。



ところで、「やさしさ」って何なんでしょうか。

バファリンの「やさしさ」とは副作用の胃痛を抑えるための成分。
これはまぁその通りなんですが、
そんなことを知りたいのではなくて。




まず、「やさしい」という言葉ってかなり曖昧な気がしません?


辞書をひいてみました。



やさしい 【優しい】

(1)穏やかで好ましい。おとなしくて好感がもてる。

(2)思いやりがあって親切だ。心が温かい。

(3)(後略)

                  大辞林(三省堂)


おそらく、この2つが現代で一般的に使われる「やさしい」だと思います。
 

よく見てみると(1)は他者の目を通して、とうい意味合いが強いみたいですね。


・・・ということは。


乱暴だけれど、

「穏やかで好ましく、おとなしくて好感がもてる」ように 見え れば、
その人は「やさしい」と言ってしまえるような気もします。



おそらく、「やさしい」を言い換えてといわれたら、
多くの人は「思いやりがある」と答えるんじゃないでしょうか?

だけど、日常生活で「やさしい」を実際に使うとき、
(1)や(2)の意味を区別して使っている人なんていないでしょう。


つまり、(1)の意味合いが強いけれど、(2)の意味合いも含んでいる、とか
その逆といったように、
プラスのイメージがごちゃごちゃになっている感じ。



この「やさしい」という言葉。

もともとは身もやせ細る思いだという否定的な意味だったのに、
後につつましさやしとやかさを優美と感じるようになったことから、
褒め言葉でも使われるようになったんだそうです。




だけど、いずれにせよ、外から見て判断しているだけの言葉。


つつましく見える

しとやかに見える



・・・それだけで「やさしい」と思うのって危険じゃないかなって思いました。








友達がまわしているバトンの中の「優しい」の中に自分の名前があるのを受けて、
イメージって怖いなと。









あと1回

2007-09-02 15:15:50 | Weblog
気分としてはまだ入部してからそれほど経っていないつもりではあるんですが。

気づいてみれば夏合宿はもう1回しかないんだなぁとしみじみ・・・。

とは言っても、1回生だったときの夏合宿はほとんど曲に乗っていなかったし、
去年は見事に授業とかぶったため参加できなかったから、
全乗りで夏合宿というのは初めての経験でした。

去年、渉内(=雑用係)でありながら合宿に参加しなかったことで
相方のルパに多大な負担を強いてしまって痛んだなぁと改めて気づきました。


そうだ、忘れないうちに書いておきます。

係会で色々仕事のあった2回生の方々、ありがとうございました。
あんな馬鹿騒ぎができるのも全てみんなのおかげです。



ところで、夏合宿って劇と合唱で班毎の順位がつくじゃないですか?

1回生のとき、最下位。
2回生のとき、(参加してないけど)聞いた話ではブービーもしくは最下位。
3回生のとき、ブービー。


・・・。


ぇ、僕がいると勝てない、みたいなジンクスになってない?



来年こそは1位を取ってみたいです。
いや、せめて上位に食い込みたい・・・。


合唱のほうは、OBさんから聞き込み調査して評価ポイントを探りました。
さらに調査をすすめて少しでも高い評価を得られるようにできるよう下準備整えようと思います。
自分自身が歌がダメなので…チームワークで技術力の無さをカバーできるようにしたいと。


で、劇。

歌に対して半分の評価ポイントしかえられないものの、
せめてそれだけでも高い評価を得てみたいもの。

できれば泣かせる劇をやってみたいなぁと思っているんですが、
下手にシリアスものに挑戦してぐだぐだになったら目も当てられませんよねぇ・・・

OBさんのアドバイスどおり「素材を見て決め」ようかなぁ。

いつもと同じ路線で行くにしても、
何がマイナス評価になって何がプラスになるか、
割と詳しく分かったつもりなので必ず成功させて見せます。

最初にして最後の悲願を達成させてやる・・・


でも今回、やはり僕には裏方が向いていると痛感したので
来年は絶対舞台に出ません。




それにしても、
合宿の劇と合唱の伝統が40年続いているということに驚きました。

下回生とも仲良くなれたし、楽しかったかなぁ。



・・・来年もし講義と合宿がかぶっていても、大学のほうを全部休んでやろうかな(ぉ