誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

大船山の紅葉-2010

2010-10-25 21:29:21 | 山歩き
 大船山1786m
2010/10/23(Sat)・・・・H・A/Yamahiro

 紅葉を求めて、岳麓寺~入山公墓~大船山を歩く
岳麓寺登山口の駐車場を出発し、ゲートを抜けて舗装道を歩く
いや~な舗装道歩きも、道脇のウメバチソウやヤマラッキョウノ花達が目を愉しませる。
見上げる先の大船山の山裾はガスに包まれていたが、林に入って行くと次第に
モミジやカエデなどの紅葉が、常緑のコントラストが目を惹きつけ始める。
  紅葉ohoto2枚
 柳ヶ水分岐で黒岳/大船山を左に進む。
草原からミズナラ?の林に変わるころから、と少しづつ勾配がきつくなる
入山公墓という大きな墓碑の御霊廊(三代目岡藩主-中川久清の墓)に到着

 入山公に山歩きの無事をお願いして、鳥居窪に向かって登る。
この辺りになると1本1本のモミジが、競い合うかのような彩を見せ山が憂う。
足元は雨の雫を湛えた苔の緑と、真っ赤に燃えるモミジの落葉が目を奪い
大樹の精霊が漂いそうな、冷厳的な雰囲気が醸し出され身動きできない


 登山口から3時間?、ようやく鳥居窪に着き空腹に堪らず”摘み喰い”する。
大船山の肩を目指して、泥濘に足を掬われながら最後の登りに入っていく
早くも下山してくる先発者とすれ違うのもままならなくなってくる。
糊ウツギの林とミヤマキリシマのブッシュを抜けると、熊笹のある大船山の肩だ
残念!いつしかガスが霧雨に変わり、大船山の頂を包み隠していた。
ガスの頂から聞こえる登頂を喜ぶ声に引き上げられるように山頂に登った。

 山頂で美味しい昼食をと思ったが、吹き付ける風が冷たく痛い!
1^2分の滞在で山頂を撤退し、東尾根ルートから御池へと下る
”山ガール姿のおばさん?一行に出会う・・・・紅葉よりカラフルだぁ~”
御池に下ると大勢のカメラマンが、冷たい秋の霧雨に打たれながらも
湖面に映える紅葉を期待してファインダーを天を見上げていた。
我らも山食をこしらえながら、ガスの晴れ間の一瞬に期待したが・・・

 さて、下山ルートは?
東尾根ルート~今水分岐~柳ヶ水と思いいつつも、今一乗り気せずに往路を下る。
時間と相談の結果、今回は往路を引き返すことにする。
往路は次第に色鮮やかさを見せて愉しませてくれた紅葉だったが、下りは↓↓↓
淡々と淡々と下って、コンクリートの牧道にでた。
秋グミを啄み口に広がる渋みに顔をしかめ、ガマズミの酸っぱさに目を細める
路傍の花達をカメラに収めながら、大船山の紅葉の余韻に浸りながら戻った。
お土産は、沢山の”木耳”収獲でした (^。^)

 ハプニング?
下山後の温泉、道を逸れたり、入館時間アウト門前払い?などで右往左往!
やっと、久住高原コテージ温泉で、ゆったりの寛ぎを得られた。

 初めて、ご一緒させて戴きました♪
HAさん、遠路をお1人で大変だった事でしょう。
山を、花を、自然を好きな者同士、愉しく歩かせて貰い感謝です。
雨○のパワー流石でした、御蔭様で素晴らしい山でした。
コメント (2)
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根性です!

2010-10-23 22:42:16 | 出来事
  
     街で見かけた根性
  ブロック塀とコンクリート地面の隙間からこんなに育ちました。
 駐車場の片隅なので、人に見てもらえませんが頑張っています。
     

     
 
     山の中の根性杉
 倒れて、本来の根っこは、朽ちていました。
 倒れて地面に接した枝が、根となって4本の枝が幹となって育っていました
 この杉で家を作ったら、台風や地震が来てもびくともしないかもね
     
     
 *ストロボ発光がなくて、ちょっと見えにくいですね ーー;  

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ビッグな椎茸!!

2010-10-22 19:02:13 | 山歩き
      
        とにかくでかいキノコなのだ!

 友人から届いた秋の味覚ですが、大きすぎてどうしたもんかと・・・

                       
  椎茸の上の500円硬貨で大きさを想像してください
 
 とても食べきれないので、乾し椎茸にすることにしました♪
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冠山(三郷町)

2010-10-21 21:01:29 | 山歩き
   冠岳の裏通り

 冠岳の南登山口~鬼の金棒・要山~(権現山)~宮ヶ原岳~東登山口
2010/10/17(日)・・・快適な山日和,同行者1名

 南登山口からススキを掻き分け、くもの巣を払いながら登っていく
急登とは言えないが、登り始めにはチョイ急勾配かも ^。-
10分登ると、西側が切り開かれ展望のある、要山・鬼の金棒に到着する
眼下には、耳川と東郷道の駅とR327が一望できた

金棒/展望
 要山を過ぎると低木の林が続き、鞍部から尾根に上がらず左の杉林へ入って行く
ヒンヤリした杉林を進んでいくと、権現山~宮ヶ原岳の縦走路の鞍部に出会う。
同行者さんの『権現山未踏峰』を耳にして、西へ尾根を登り小さく上り下りで『権現山』
権現山の山名標識を見ると、行き先が逆に・・・(撮影の為に標識を回したらしい)

 権現山から来た道を戻って鞍部へ、鞍部から3回のアップダウンすると、
NO2展望所から宮ヶ原岳の最短ルートに出会い、宮ヶ原岳が目前となる
南登山口から権現山を経由して、50分宮ヶ原岳の山頂に到着(展望は僅かだ)

権現山/宮ヶ原
冠岳本峰と馬蹄形をなす、東の主尾根を下り、東尾根から北支尾根へと曲がる
ズルズルの急傾斜を下って行くと、水音が聞こえ『谷川の隠田』に着く
『隠田』は昔の苦労が窺える、日の当たる時間も少い谷間に200坪ほどの田だ
今は、鹿の格好の水場であり憩いの場となっているようである。
アケビの宝庫であり、アケボノソウの群生地でもありました。

隠田/アケボノソウと同行者
 隠田からは慎重に下る。
脆い足元の直ぐ脇は、苔むした岩場で二段滝へと繋がっている。
ゆっくり下って行くと、二段滝が目を見張るほど綺麗に彩られていた
感動をカメラに収めて滝壺へ、水量が少なくマイナスイオンを浴びるほどはなかったか?
更に、ロープや梯子を下って行くと樋口滝が待っている。
 岩場を落下する谷川に水が、綺麗な放物線の水滴となって降り注いでくる。
真夏は、山歩きで熱くなった体を冷やしてくれるスポットである。
樋口滝から東登山口は、5分ほどなので、ここでは是非とも寛ぎたい場所だ
滝から、枯れ沢沿いに5分で、熊山林道に出会う(東登山口)

二段滝/樋口滝/東登山口
 南登山口から~東登山口の所要時間は、2時間30分休憩含む

本日の花:アケボノソウ・ナンバンキセル・萩・イタドリ・アケビ
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ピークハント♪

2010-10-20 19:32:17 | 山歩き
 桃割山365m・鬼岳445m/東鬼岳425m・石立山北峰485m/南峰492m・鬼女山435m
 2010/10/17(日)・・・山日和の快晴/同行者,1名

 以前、熊山林道を通った際に、林道脇にあった山と登山口の案内板
紅葉めぐりにはちょっと早い、ブランクな1日をピークハントへと向わせた。
美郷町冠岳に向かい、熊山林道を南へ登り、冠岳の東登山口に車を停める。
東登山口より30分ほど歩くと、冠岳の南登山口(9:33)に到着する。
南登山口と熊山を挟んで、桃割山/鬼岳の登山口がある。
 
ガレ場を直登すると南北に延びる尾根に出会うが、右に寄り過ぎると分岐を見落とす
 ガレ場を直登すると南北に延びる尾根に出会い、疑う事なく尾根を登り詰める
と、山名の標識は『鬼岳』となっている、『桃割山』はどこにいったんだ?
とりあえず、証拠写真をゲットすると、案内板にある『鬼岳東峰』に向った(貪欲!)
3分下ると鞍部に着き、登り返し2分で『鬼岳東峰』到着♪証拠写真パシャ
更に、鬼嶽7mと矢印、東進するがPeakなし!・・・な~んと崖を意味する鬼嶽だった。
鬼岳に戻って縦走路(?)を南進すると、Peak毎にNoの付された案内板が設置されてた
自然林の緩やかなアップダウンを12分、鬼岳にし登山口(熊山林道)に飛び出す。

左-鬼岳山頂/中-鬼岳東峰/右-西登山口 
林道の反対側に、立石山(北,南峰)-北登山口の案内を見つける。
山への侵入路が見付からず、案内板の矢印を信じて、林道を南へ向った。
法面が高く100mで案内板に引き返し、取り付を探し小藪から尾根に取り付く

登山口表示板/取り付いた尾根
 
尾根に入ると、地籍調査のピンクテープが山頂?へ続く
淡々と登るのみだが、山頂直下は急登が待っていた
登山口から13分、一帯だけが切り払われて展望のある立石北峰に着く
滞在1分で南峰に向う、たらたらと下ると大きな石の積まれた鞍部に着く
登り返しも緩やかな傾斜で、北峰から8分で立石南峰に到着する。
南峰は展望は少ないが、遥か彼方に日向灘が見えた。

立石北峰/南峰
 下山ルートは?心配無用で、○○登山口矢印の案内板があった。
尾根を西へ西へと、緩やかに下っていくと、新種ミツバツツジの表示板
ウッソーと思いつつ、木の葉を撮影する・・・どうも新種じゃなさそうだ!
突然、目の前の朽ちた松の木にスズメ蜂の姿が見えた!
左に迂回して、木立の中を滑り降りていくと、林道が見えてきた。
法面に作られた、保守点検用の階段を降りながら振り向くと南登山口 
この高さjじゃ~見落としちゃわないかなぁ~と、余計な心配を・・

 林道を北に歩いて、冠山南登山口を目指す。
先ほどの、立石山登山口の案内板に戻って、すこ~し向きを変えた
空腹を感じつつ林道歩きを続けていると、ススキの根元に『鬼女山』と
 山名と登山口をみて、やり過ごすyamahiroじゃない!
早速、土手脇へと入って行くが、立石山と同様に取り付きが判らない
左奥にPeakが聳えるが・・・?疑念を抱きつつも、身近な尾根を這い上がる
踏み後もテープもないが、只管登って行くと背丈ほどの羊歯に阻まれる
必死に『藪漕ぎ』をしながら登り、羊歯が消えた先に『鬼女山』とあった

登山口表示/鬼女山
さて下山は・・・勿論、明瞭なルートなどなかった。
最初の羊歯を避けて、西に下ったのが大間違いで、下りの主尾根に戻るのに
とんでもない苦労を強いられた挙句、林道に這い出す前には高い法面にてこずった
**鬼!女!、やっぱり手強いし怖いですね~ 迂闊に近寄らない事だ
 林道歩き再開、11:40冠岳の南登山口に戻るが、桃割山が諦めきれない
再度、桃割山/鬼岳登山口に入り、最左寄りに尾根に登って行くと
木々の間から、東に小高いPeakが目に映った♪
あのPeakかいなぁ~と、見上げた目の前に桃割山を示す矢印があった
***最初に這い出た尾根の、6mほど下に分岐があった。
微かな踏みあとを頼りに東進すると、Peak-1、Peak-2の案内があり
3つ目のPeakの松の木に、『桃割山』の山名標識が付けてあった。
ふう~、証拠写真をゲット、本日4山6峰のピークハントを達成する。

桃割山の証拠
 地図上に山名がなく、辺りに高い山もなかったことから高を括っていたが
やっぱり地図は必須ですね(コンパスは持っていましたが・・・)
 
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