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2021.6.20 『冷水山』(702m)  シャスタ・デージーの季節がやってきた!

 昨日は毎年この時期になると、

必ず眺めたくなる、

『冷水山』のシャスタ・デージー(フランス菊)を見に出かけた。

もうかれこれ200回ほど登っている『冷水山』に、

この花が目立ち始めたのが、

6~7年前になるだろうか?

もともとこのスキー場斜面には、

花なぞ存在しなかった、

と記憶している。

そこに夕張市がルピナスを植えて、

それがアッという間に繁殖した。

15年ほど前はこのルピナスが、

スキー場の斜面全体を覆うように咲いて、

それはそれは見事な景観だった。

それがその後より繁殖力の強い、

シャスタ・デージーに、

取って代わられようとしている。

また先のルピナスは、

スキー場の下部で人工的に、

様々な色が咲いていた。

しかし放っておくと、

どんな色も最後は青紫に返っていくと、

昔花卉農家の方に伺ったことがある。

 今日はあいにくの曇天模様で、

陽の光が鈍いため、

華やかさが半減だったのが残念だ。

それにしても毎年これを目にするたび、

「素晴らしい!」と声が出てしまう。

 「マウントレースイスキー場」をはじめとする、

「ユウバリリゾート」は現在営業していない。

夕張市が経営破綻して、

施設全体をたった2億円で中国資本に売り渡し、

その中国の会社も2年ほどで経営が悪化、

香港資本に12億円で売却した。

しかし新型コロナウィルスの影響で、

その会社も経営を放棄してしまった。

従って現在は無人の空家だ。

その駐車場には3台のバスが停めてあり、

ふと見ると3台ともナンバーが「8888」!

そんなところを統一させて、

当初は気合が入っていたんだろうな。

 写真を撮りながら登って行くのだが、

どうにも暗くて納得がいかない。

そのうちリフト終点あたりから、

濃いガスに包まれてなぁんにも見えない。

おまけに湿ったガスが身体を濡らす。

不快感を感じつつ、

何も見えない頂上に到着し、

いつもの簡単な昼食を摂っていると、

ポツポツと雨が降りだした。

前日も雨の中を歩いているので、

もうそれは勘弁だ!

急いで下山を開始し、

また花たちを眺めながら下った。

そしてこの素晴らしい観光資源を、

夕張市としてどうにかできないものかと考えるものの、

現在は香港資本の手の中にある。

それも経営破綻しているらしい会社の。

そんなことを考えると、

現在ニセコ地区で進められている、

外国の企業による土地の買収が気になる。

あそこはいったいどうなってしまうのか・・・

 

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