goo

2021.6.10 『一番川北』(284m)  荒れたウド街道を行く

 昨日8日ぶりに出勤したが、

やらなければならないことはわずか。

13時には(昼休み=11:00~12:00)全てを終えた。

そのあと細々としたことを片付け、

15時に退勤となった。

そしてまた1週間休みだ。

楽なもんだぁ~

 今朝家を出て樺戸山地に向かった。

未踏の三角点を目指す。

当別町青山から「道民の森一番川地区」に向かう、

「青月線」に入り、

「村田の沢」に架かる「青流橋」を越えて、

約300mの地点に林道入口を見つけた。

また、「青流橋」のすぐ手前にも、

林道の入口があった。

地形図で確認すると、

双方の林道がつながっていたため、

これを周遊してみるとにした。

 今回の「一番川北」は

その点名の通り「一番川」の北側に位置する。

そしてこの「一番川」は、

同名で二点あり、

一方は二等三角点(388m)で、

もう一方は三等三角点(212m)を有する。

三等の方は先月Hiromiと登って、

標石を確認したが、

二等の方はまだ未踏だ。

 8時20分、林道入口を駐車地としてスタート。

この林道にゲートはない。

しかし廃道でゲートの必要もない。

心細い林道を登って行く。

草付きではあるが、

ジムニーのような小型のクロカン四駆なら、

慎重に運転して走行可能だ。

林道を歩き始めてすぐに、

この春登った『望来山』(もうらいやま)が見えた。

その後歩いて行くと、

ウドが目につきだした。

それが次々と現れる。

山菜採りもここまでは入らないようだ。

そして倒木も現れ出し、

やはりこの林道は廃道だ。

また目に付いた植林標識を見ると、

昭和44年と記されている。

昭和44年といえば、

私が中学3年のときだ。

その頃ここで既に造林作業が行われていたことを思うと、

なんだか感慨深いものがこみ上げてきた。

歩き始めて1時間弱、

Co.250で小尾根に取り付き、

9時10分、三等三角点「一番川北」

針葉樹林の中にあったので、

周りはすっきりしていた。

この後林道に下り、

更に奥へと歩を進め、

反時計回りで弧を描き、

別の林道と合流する。

ところがここから先は、

更に荒れた林道となり、

笹やその他のブッシュに悩まされる場面が多くなった。

それでもウドは次々と現れる。

もう成長しすぎてゆでても固いが、

少し前ならいくらでも採れたところだ。

ただ、長い林道を背負って歩くのは辛いが。

 10時15分、「村田の沢川」出合い。

もう危うそうな木製の橋が架けられていたが、

そこには笹が密生していたので通らずに、

水量の少ない沢を渡渉した。

もう日が高くなって暑い。

この日の予想最高気温が、

30度近くと予報があった。

本州の皆さんには笑われてしまいそうだが、

とにかく暑くて汗ダラダラ・・・

 「村田の沢川」に沿って走る林道に合流すると、

何ともホッとした気がする。

直線的な林道を淡々と歩いて行くと、

入口を入ったところで、

チェーンゲートが現れた。

こちらにはゲートがあったのだ。

そしてここが国有林ではなく、

道有林であることを知った。

林道を出て「青流橋」を渡り、

約300m歩いて駐車地へ。

そこでシマヘビを見た。

今年ヘビを目にするのは、

これで4回目になる。

だからと言って、

なぁんもいいことないけどねえ~

11時ちょうど、駐車地。

 着替えて帰途についたが、

今日のような暑さの中では、

十分な行程だった。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )