北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.7.31 『ペンケヌーシ川』(736m) アブの総攻撃に撃沈・・・
この週末は金曜の夕方出て、
途中でHiromiを拾い、
日勝峠に向かった。
翌日予定の山は日勝峠1合目付近より林道に入るのだが、
その林道入口を確認して、
そのまま峠を登っていった。
そして峠の7合目で沙流川の広い河原に、
よい車中泊地を見つけた。
毎日猛暑が続き、
夜間もなかなか気温が下がらないので、
高度を上げて涼しいところを狙ったのだ。
結果、標高700mでの車中泊は、
涼しくて実に快適に過ごせた。
土曜の朝日勝峠の1合目まで下り、
「千栄林道」入口を駐車地として、
7時10分、徒歩でスタート。
するとすぐに施錠されたゲートが現れた。
この日も青空が広がり、
気温がグングン上昇する。
もう何日雨が降っていないだろう?
暑さで大気の状態が不安定となり、
局地的に雨が激しく降る所はあるのだが、
私の周囲ではこれまでに記憶がないほど、
長期に渡って晴れが続いている。
林道はゲートで上空を送電線が走り、
その下に作業道が続いていた。
それを利用すると大きくショートカットできそうだが、
それは下山で試すこととし、
まずは地形図上の林道を、
忠実に歩いてみることにした。
「千栄林道」の東側すぐ下を、
「ペンケヌーシ川」が流れている。
目指す三角点は川の名をそのまま用いたもののようだ。
林道を登って行くと、
Co.700付近で目指すピークが見えてきた。
それは「ペンケヌーシ川」の先にある、
「下主」(三等三角点・1080m)だった。
実はこの日「下主」を狙ってスタートした。
ところが予想超える事態が起きた。
アブだ。
高度を上げるほどにアブが増え、
我々にまとわりついてビンビン攻撃してくる。
全身ところかまわず刺してくるのだ。
たまりかねて下半身はズボンを着用するも、
上半身をシャツの上から攻撃してくる。
その執拗な攻撃になんとか耐えて、
8時25分、四等三角点「ペンケヌーシ川」。
この三角点は林道脇の、
ほんの一段高いところにあった。
とにかくアブがひどく、
バウムクーヘン儀式もままならず、
林道に戻って先に進もうとしたが、
その先は間もなく林道を離れ、
標高差300mの藪漕ぎとなることから、
私が決断、「やめるべ!」。
藪漕ぎプラスアブの攻撃ではかなわない。
次回涼しくなってからリベンジしよう。
下山はアブをタオルで叩き落としながら歩く。
そして高度を下げるほどにその数が減っていく。
これはどういう事なんだろうね?
登路で目にして下山時利用しようと考えた、
送電線下の作業道からは、
『双珠別岳』(西)とその周辺の山々が、
緑濃く美しく見えていた。
作業道を下り切ると林道ゲートに出た。
あとは少し歩いて、
9時25分、駐車地。
まだ時間が早いので次のピークと思うも、
同一山域ではまたアブがひどいだろうと、
穂別まで戻ることにして車を走らせた。
しかし外はひじょうに暑く、
モチベーションは全く上がらない。
あっ、私は7月28日で67歳となりました。
みなさん、お手柔らかにお願いします。