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2021.8.1 『長峰』(308m)  暑さに眠れぬ夜が明けて・・・

 土曜日の『坊主山』下山後、

最寄りの樹海温泉「はくあ」で汗を流し、

道東自動車道「むかわ・穂別インター」付近で車中泊とした。

この日の車中泊地はなかなか決まらず、

しばらくウロウロしてしまった。

と言うのも、テレビが受信できるところを探したためだ。

この夜は東京オリンピックの、

男子サッカー「日本×ニュージーランド」戦を控えていた。

そしてようやく決まった車中泊地で、

夕食を終えてサッカーのテレビ観戦。

Hiromiはいつものように夕食後、

すぐに眠ってしまっている。

外は暑くてエンジンを切ることができない。

私は酒を飲みながら、

と言いたいところだが、

疲労が激しく酒を飲む気になれない。

そんなことは初めてだった。

この酒好きの私が・・・

それほど昼間の暑さが身体に堪えたのだ。

やはり歳だわぁ~

酒も飲まずにいると、

もう眠くて眠くて21時就寝。

エンジンを切り、

窓を4面網戸にする。

しかしそれでも暑い!

無風で風が入ってこない。

ウトウトくらいしたんだか、

なんだかわからないうちに夜が明けた。

するとまた気温が上がり出す。

たまらず4時半に起床。

この日は前日から我が家に来ている孫たちが待つため、

早々に山登りを終えて帰宅しなければならない。

短いが濃い藪を漕ぐことにしていたのだが、

既に外気は湿気を帯び、

ねっとりと肌に絡みついてくる。

藪はやめて前日昼寝をした、

穂別の信田地区に戻った。

前置きが大変長くなってしまった。

田園地帯の奥に駐車し、

エゾシカ用の防護扉を開けて入山した。

はじめは作業道を登って行くが、

間もなく切れるので藪に入る。

すると突然前方から笹をかき分けて、

唸り声を上げながら何かが突進してきた!

一瞬ヒグマか!?
と思ったが、背の低いその生き物が静止して、

顔を持ち上げたのでわかった。

アライグマだった。

こちらを威嚇して突進してきたものの、

こちらの方がはるかに大きいのを見て驚き、

また笹をかき分けて逃げていった。

アライグマは気性が荒いと聞いたことがあるが、

それは本当のようだ。

 しばらく藪を漕いで行くと、

上部で尾根に沿って続く作業道に出た。

ここは昨秋にも登っているので、

この作業道の存在は知っており、

それが目指すピーク付近まで続いていることも承知していた。

曇り空だが湿気を含んだ空気が暑い。

何度も立ち止まり、

ヘルメットを取って頭や顔の汗を拭う。

しかしHiromiはこの日も元気いっぱいだ。

  1時間ほどの登りで、

四等三角点「長峰」

藪のないすっきりしたピークだ。

と、ここで雨が降りだした。

天気予報で雨が降るとは言っていなかった。

急いで下山する。

しかしそんな雨も駐車地に戻る頃には上がってくれたので助かった。

そして急ぎ帰途に着き、

早い時間に帰宅して孫たちと遊び、

夕方いつものようにHiromiと反省会。

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