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2021.8.5 『茂平沢』(もへいざわ・215m)  暑い暑い!

 私の盆前の仕事が昨日で終わった。

今日から15日までの11連休。

ただ16日以降の注文が、

まるっきり入っていないと言うから、

休みが明けてもまたすぐ連休になるだろう。

しかし連休はいいんだが、

暑くてかなわない。

札幌は明日も真夏日だと、

史上最多の連続真夏日となるそうだ。

ほぼ確定だし今日明日は、

札幌市でオリンピックの競歩が行われると言う。

厳しい暑さを避けて札幌開催としたのに、

思惑は完全に外れてしまった。

 暑い中できつい山歩きは避けたいので、

林道歩きからわずかな藪漕ぎで、

三角点ピークに立てる山を選び、

今朝ゆっくり家を出た。

そして当別町金沢に向かい、

名称不明の林道に入った。

林道入口から歩きたかったのだが、

狭くて駐車スペースが確保できなかった。

それでしかたなく道なりに車で登って行き、

上部の林道と交差した地点を駐車地とした。

今回はこの交差した林道を北上する。

距離は片道3kmちょっと。

 熱い空気の中をスタートしてすぐにゲートを通る。

今日は閉鎖されていなかったが、

その理由はあとでわかった。

ゲートの扉にははっきり、

「通行禁止」と書かれている。

それも車両だけではなく、

人が歩くことも認めない、とある。

車両の進入禁止はわかるが、

人も歩いちゃいけないというのは初めてだ。

従って山菜採りも入っちゃいけないということだ。

まあ、自己責任だけどねえ・・・

 ゲートを過ぎるとすぐ伐採地に出たが、

遠くの空知平野はモヤがかかったように霞んでいる。

まるでPM2.5に包まれたようだ。

そして足元に目を落とすと、

オスを背中に乗せたメスバッタが、

卵管を土中に入れて産卵していた。

しかしそこは林道の路面だ。

卵を産むなら林道ではなく、

いくらでも場所があるだろうに。

 広い伐採地の風景を過ぎると、

林道脇に木材が集積されていた。

ただ積み上げられた木材は古く、

Hiromiが好む木の香りがしない。針葉樹林の中の倒木や邪魔な木を、

重機で整理して集めたようだ。

近々伐採作業が入るためか、

あるいは単に樹林保護のためか?

 林道はほぼ直線的に北上して行く。

砂利が敷かれたしっかりとした林道だ。

暑くて暑くてもう汗ダラダラ。

スタートして1時間ほどで「茂平沢」の直下に達した。

そこでは新たな林道の工事中だった。

スタート地点のゲートが開放されていたのは、

この工事に関わる車両が出入りするためだ、

とこの時になって理解した。

林道脇の藪に入って急斜面に取り付いた。

草木につかまってよじ登り、

笹薮に入るとけっこう濃い。

暑くてズボンを着用する気にならず、

短パンのままだ。

それでも距離が短いので対応できる。

そして三等三角点「茂平沢」

笹は濃かったが木の枝に、

小さなピンテが付けられていたので、

誰か訪れた人がいるのだろう。

標石周りの笹を刈ってやった。

暑くて全く食欲がない。

 林道に戻って歩いてきた林道をそのまま引き返した。

途中にもう一つ三等三角点があるのだが、

短パンではきついので、

秋になったらHiromiを連れて、

再び訪れてみよう。

気温が往路より上がっている。

進み行く方向には入道雲が湧き上がっていた。

途中で伐採地に寄り、

広い風景を楽しもうとしたが、

やはりモヤが邪魔をして遠くが見えない。

 車に戻るとすぐにエンジンをかけ、

車内でエアコンの風に当たった。

それが気持ちよくてねえ・・・

もう暑さからは逃れたいが、

こればかりは待つしかない。

来週は気温が下がりそうだが、

今度は雨が多くなりそうで、

なかなかうまくいかないものだ。

この後帰途についたが、

地元の江別市に入ると土砂降りの雨!

林道の復路で目にした入道雲の下に入ったのだ。

さて、明日も暑いぞ…

 

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