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2021.8.29 『本安平』(215m)  暑くなる前に藪漕ぎ訓練

 昨日の朝ヨーグルトを食べて山へ出かけようとしたところ、

急に吐き気がしてトイレに飛び込んだ。

その後吐き気が止まらず、一日中寝たり吐いたりを繰り返した。

夜遅くまで吐いたあと就寝し、

今朝起きると吐き気は治まっていた。

昨日の朝食はヨーグルトしか食べていないので、

どうもそれが悪くなっていたようだ。

今日かかりつけ医で受診し、

吐き気どめをもらって飲みだしたが、

今もなおムカムカが止まらない。

 日曜の朝は安平町追分の、

広い伐採地の中で目覚めた。

伐採地の風景はとにかく広くていい。

こういう風景は殺風景で嫌だ、

と言う人もいるだろう。

しかし私はとにかく広い風景を好む。

 この日も気温が30℃くらいまで上がるとの予報に、

気温が低いうちに雨具着用で、

藪漕ぎをしてしまおうという計画。

これは前夜この伐採地に着いて決めたことだ。

伐採地の東奥からそのまま藪に入り、

二等三角点「本安平」を目指す。

「本安平」には複数回登っているが、

いずれもルートを変えた。

 朝6時半過ぎに車中泊地をスタート。

歩いて伐採地の風景を楽しみ、

東端から藪に入った。

最初は背の高い雑草が生い茂っていた。

尾根筋には古い林道跡と思われる、

幅広の道筋がついていた。

雑草帯を抜けると笹原が続く。

笹もなかなかん密度が濃い。

時折Hiromiを前に立たせて、

藪漕ぎトレーニングとする。

Hiromiは自分の背丈を超えるような、

手ごわい藪でなければ嫌がらずに入って行く。

夜露が染み付いた雑草や笹は、

雨具着用の身を幾分冷やしてくれる。

それでも笹の丈が腰程度となると、

暑くて上は脱いでザックに収納した。

 尾根筋は東から緩やかに、

南方向へと変わって行く。

そして再び東方向に変わろうとした時だ。

低く短い唸り声が聞こえた。

前を行くHiromiとの間隔が広がっていたので、

進路を一段上の尾根頭に上げるように指示。

ヒグマではないかもしれないが、

一応念の為に回避行動をとっておく。

少し前に登った穂別の「長峰」で、

同じように唸り声を上げて、

突進してきたアライグマがいた。

従ってアライグマだった可能性もある。

その後明確だが緩やかなピークを二つ越え、

二等三角点「本安平」

私は5度目、Hiromiも3度目のピークだ。

 下山は登路の尾根筋を少し戻り、

南側に下って林道に当てた。

この「安平北林道」は既に廃道となっている。

草にまみれた林道を下って行くと、

一箇所胆振東部地震の爪痕が見られる。

斜面の土ごと流された倒木が無残だ。

その後古いチェーンゲートを過ぎると、

間もなく右手に伐採地が現れ、

その中を駐車地に戻った。

青空の下の広い伐採地風景が、

またなんとも言えず素晴らしい!

 一旦帰宅して夕方、

いつものようにHiromiと反省会。

それが終わってから、

翌朝まで12時間ほど水しか飲んでいなかった。

そして朝食のヨーグルトを食べ・・・

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