北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.8.14 『715m峰』 夕張の無名峰でリタイア
昨日はむかわ町穂別で、
未踏の三角点を目指すべく、
朝家を出て夕張経由で穂別に向かった。
この2~3日の間に目にした、
週刊誌の見出しが気にかかるが、
だからと言って登らないという選択肢がない。
その週刊誌の見出しには、
「ワクチン接種後1週間は、
激しい運動をしてはいけない」とあった。
理由は心臓に負担がかかるということらしい。
見出ししか見ていないので、
詳しいことはわからないが、
1回目の接種が終わって2日の身としては、
いささか気になるところだ。
夕張市から穂別に入ってすぐ、
樹海温泉「はくあ」がある。
この温泉は何かあるとすぐ休業ということになるので、
一応この日の下山後に備えて下見に寄ってみた。
すると案の定休業だ。
「13~15日 臨時休業」の貼り紙。
まあま、ここはホントあてにならない。
何度ここをあてにして裏切られたことか?
いっそ閉鎖してくれればあてにしなくて済む。
ガックリきて穂別に行くのをやめ、
夕張市に戻った。
そしてどこに登ろうか?
と言った時に「715峰」を思いついた。
この山には積雪期に登っているが、
無積雪期は初めてだ。
ちょうどMTBを積んでいたので、
林道をMTBで走行することにした。
10時05分、真谷地奥で「上真谷地」(三等三角点)に向かう、
NTTの管理道路をスタート。
200mほどでゲートが現れる。
その後いくらか舗装されているものの、
あとは砂利道だ。
そして10時20分、管理道路から「真谷地林道」に入った。
林道に入ってすぐチェーンゲートが設置されている。
せっかくMTBを利用しているので、
まだ奥まで乗り入れたかったのだが、
路面に深いキャタピラ痕があり、
ザクザクで走行は無理と判断し、
MTBはチェーンゲート横に置いた。
ザクザクの歩きにくい林道を行く。
「真谷地林道」は変化のない退屈な林道だ。
そんな林道を2kmほど歩きCo.400で、
左に作業道が現れるので、
11時10分、これを利用して高度を稼ぐ。
もう車での走行が不可能な作業道だが、
問題なく歩かせてくれる。
作業道は地形図上の「514m標高点」横をかすめ、
奥へと伸びて行く。
やがて針葉樹の美しい森となるが、
立派なトドマツの幹には、
あちこちヒグマの爪痕が残されていた。
それは引っかき傷や、
爪を立てて木に登ったものなど。
そして針葉樹林帯を過ぎると、
間もなく作業道はCo.560で下降を始めるので、
藪に入って上を目指す。
しばらく我慢して進むと、
古い作業道跡が現れる。
これにのって更に高度を上げる。
しかし長くは続かず、
いよいよ最後の登りで密度の濃い笹との戦いとなる。
それをいくらも進まないうちにギブアップ!
先週の「川崎」下山時に転倒し、
切り株に打ち付けた肋骨が痛んで、
笹を掴んで登るのがきつい。
12時20分、Co.660でリタイア。
山名も点名もない無名の山だが、
また挑もう!
下山も同ルートを辿る。
そよ吹く風が冷たくて心地よい。
14時ちょうど、駐車地。
一泊の予定で出たものの、
この日も帰ることにして帰途に着いた。
帰宅して鏡で脇腹を見ると、
なんとも気持ちの悪いことになっていた。
この怪我をした当日以来、
自分でも見ていなかった。
う~ん・・・