北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.8.23 『戸礼府』(とれっぷ・158m) 「ふくろう湖」から三角点へ
当別町の「ふくろう湖」周辺には、
標高が低いものの、
数多くの三角点が点在している。
月曜日はその中の一つに登ってみた。
目指したのは「ふくろう湖」の、
北の端より入る林道を利用して登る「戸礼府」だ。
これに立つためには大まかに、
二つの林道を利用する案が浮かぶ。
一つは道々28号線を、
当別から青山に向かって走り、
「ふくろう湖」を横断する「望郷橋」手前から、
左の林道に入って行くもの。
そしてもう一つは道々を更に走り、
青山の旧市街地に入る直前で、
「当別川」に架けられた、
「開運橋」を渡ってすぐ左に入る林道を利用するもの。
どちらから入っても、
この林道は「ふくろう湖」の西岸に沿って続き、
つながっている。
今回は後者を利用してみることにした。
旧青山市街地に入る直前で、
「開運橋」を渡ってすぐ左に入ると、
河岸に広い空き地がある。
ここを駐車地として徒歩でスタートした。
この林道にゲートはないが、
周辺の風景も楽しみたいので歩く。
車がけっこう走っているらしい、
しっかりした林道を歩いて行く。
「当別川」の右岸に沿って伸びる林道は直線的で歩きやすい。
この日この林道を通る車は一台もなかった。
しかし腹立たしい不法投棄がまた目につく。
駐車地より約2km歩いて分岐が現れるが、
その手前に湖岸に下りていく道があったので、
これにのって下りてみた。
するとこの道が旧「長谷川の沢林道」であることがわかった。
湖岸は「ふくろう湖」の北の端で、
南に広く広がる湖を見渡せる。
ただこの日は曇り空で暗かった。
そして湖岸全体が泥臭かった。
湖岸を後にして林道に戻ると、
すぐに分岐となり、
これを右に入ると「長谷川の沢林道」の、
施錠されたゲートが現れた。
ゲート脇には「入林者名簿」が備えられているので、
きちんと記入してゲート内に入った。
ここからは進行方向が北向きとなるので、
「当別川右岸林道」とほぼ並行して進むことになる。
そしてこの「長谷川の沢林道」も直線的だ。
ゲートから約1km歩くと分岐となり、
右に支線林道が現れる。
これにのって1.5kmほど行くと、
先週三角点を発見できなかった、
「長谷峯」に至る。
今回はここで藪に入り尾根に取り付いた。
上空には送電線が走っている。
藪に入ると針葉樹林で、
薮が薄くこれは助かった。
そばには見たこともない白樺の巨木だ。
そして送電線を支える鉄塔が現れた。
鉄塔から送電線に沿って、
南方向に作業道ができていた。
鉄塔下からまた藪に入る。
間もなくピークらしき高みが見えるも、
樹林が切れた笹の中にある。
そこでできるだけ針葉樹林の中を歩き、
直近でピークを目指した。
わずかな距離だが密度の濃い笹に、
山ぶどうのツルが縦横に伸びまくって進めない。
ザックからタチバサミを取り出して切断しながら進む。
濃い笹の中で手こずりはしたが苔むした標石を発見。
三等三角点「戸礼府」。
標石を発見できてよかった。
ここも見つからなかったなら、
先週に続き同一山域で3連敗となるところだった。
林道に戻ってカップ麺の簡単な昼食を摂り、
また駐車地までの約3kmの林道を歩いた。
この日も暑くて途中着替えを行った。
暑いのはもうたくさんだ。
長袖シャツで歩けるように、
涼しくなってくれるといいんだが・・・