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2021.8.27 『須部都山』(すべつやま・167m)  うまくいかない日・・・

 今朝家を出てまた当別町の「ふくろう湖」に向かった。

そして「ふくろう湖」を越えた時点で、

道々28号線から11号線に入った。

これを少し月形方面に向かって走ると、

左手に林道入口が現れる。

この林道を利用して、

「青山奥」(三等三角点・151m)に登る予定だった。

林道入口にわずかなスペースを確保して駐車。

チェーンゲートを越えると、

草に覆われた林道は前日草刈りがされたあとだった。

「これはラッキー!」と喜んで歩いて行くと、

200mほどで突然草刈りが終点を迎え、

その先は背丈以上のススキ、

その他の雑草が密生しているではないか。

林道は廃道でかなり時間が経過している様子。

すぐに断念した。

そこで代案は、と言うと、

同じ道々11号線を更に月形方面に走ると、

道々沿いの「須部都山」(四等三角点・)から入り、

尾根伝いで「慎」(しん・四等三角点・165m)まで行けそうだ。

この辺りは針葉樹林が多いので、

笹も薄い部分をつなげるのではないか?

すぐに移動するとよいところに駐車地も確保できた。

道々を少し歩いて地形図にない林道入口から藪に入った。

笹は少し煩わしいだけで、

すぐ最初のピークに達した。

四等三角点「須部都山」

 この後は予想通り針葉樹林が続き、

楽に歩いていける。

ただ、嫌なものが目につく。

不法投棄だ。

自分さえよければ、

という輩がこういう場所をわざわざ探し、

とんでもないゴミを捨てて行く。

どうしてそういう愚行を平然と為せるのか、

どう考えても理解できない。

重い気分で進んで行くと、

奥の樹林から大声が聞こえてきた。

中年と思われる男性と若者のやりとりだ。

「そっちはどうだーっ!?」、

「なんとかいけそうです!」。

と、次の瞬間、ウィーン!

バキバキーッ!!   

チェンソーによる  伐採作業だ。

進退窮まった。

仕方がない。

伐採作業真っ最中の中に飛び込むわけには行かない。

しばし伐採の音に耳を傾けて退散した。

今日はついていなかった。

当初の山だけではなく、

代案をも退けられるということは、

今日は登っちゃいけないということだろうと判断し、

すぐ帰途に着き女房と昼食をともにした。

まあ、こんな日もあるさあ・・・

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