北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.8.19 『長谷峯』(162m)~『青山界』(あおやまさかえ・256m) 長い林道を歩いてみたれど・・・
昨日は林道で二つの三角点をつなぐことにし、
朝当別町青山に向かった。
道々11号線を青山から厚田方面にに走り、
峠の頂上付近左に林道の入口がある。
そこに到着して、
この辺りは道有林(北海道)であることを知った。
到着寸前までこの山間では、
雨が降り続いていた。
到着とほとんど同時に上がってくれてよかった。
この林道入口から入山し、
直線的に南下する林道を、
ほぼ4km歩いて「長谷峯」を目指す。
そして引き返して別の支線に入り、
「青山界」に立つ計画だ。
9時45分、林道チェーンゲート前を駐車地としてスタート。
ゲートで閉ざされた林道だが、
クロカン四駆でもなければ走行不可能だ。
従ってここに車が最後に入ったのは、
いったいいつのことなのか、
全くその痕跡が残っていない。
しかし路面には結構砕石が敷き詰められていて、
スパイク長靴の薄いソール裏から、
砕石の突起部分が突き上げてくる。
これは不快だが、
雨水を大量に含んだ草だらけの路面は、
長靴を冷やしてくれて心地よい。
また、車が走らなくなって久しい林道は、
なかなか野性味があり、
登山道を歩いているような感覚だ。
歩き始めて約3kmで、
北電の送電線下を通過した。
ここは送電線が低く垂れ下がり、
手が届きそうでちょっと怖い気がする。
ただ、送電線沿いに見える北側の風景がいい。
送電線下をくぐって更に直線的に進むと、
約1kmで地形図上の「長谷峯」。
地形図では林道のすぐ脇に、
三角点が記されているのだが、
これが見つからない。
しばらく粘ってみたがダメで、
結局あきらめた。
とりあえず11時05分、四等三角点「長谷峯」。
すぐに引き返す。
変化の少ない林道歩きだが、
途中で『神居尻山』を間近に望めるポイントがあった。
ほとんど遠望が利かない中にあると、
このポイントは貴重だった。
単調な林道を歩いていると、
頭の中で色々なことが駆け巡る。
そのとき何を考えていたのか、
思い出すことはできないが、
私は何かの考えに没頭し、
気がついた時には記憶にないところを歩いていた。
「こんなに長い直線路は記憶にない」、
と感じて位置を確認すると、
なんと無意識のうちに林道分岐で正しい方に入り、
目指す「青山界」を通り過ぎて、
1kmも歩いてしまっていた。
ひぇ~っ!!
いったい何に没頭していたのだろう?
1km引き返して林道脇の高みに上がった。
濃い笹の中で標石を探しだが、
これもまた見つからない。
三角点を示す標木と思われるものは、
無造作に転がっているのだが、
肝心の標石はとうとう見つけられなかった。
ただこのピークからは、
木々の間ではあるが、
東から南にかけての展望が楽しめ、
これは意外だった。
とにもかくにも、
13時05分、三等三角点「青山界」。
「青山界」から林道入口までは1.5kmほど。
この日は目指した三角点を、
二つとも見つけられなかった。
二連敗という嫌な印象が残ったまま下り、
13時30分、駐車地。
なんか気分がわるいねえ。
また必ず探しに行くぞ!