北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.5.12 『久茶運内』(くちゃうんない・632m) ようやく見つけた!
はじめにお礼を申し上げます。
この度「goo blogスタッフ選」により、
当ブログの記事が一昨日から二日間、
トップページに掲載されました。
その間約6万人近くの方々にご覧いただきましたこと、
この場にてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
また、goo blogスタッフの方々のご厚情に、
心から感謝申し上げます。
今週は水曜日一日だけの出勤で、
木~日曜日と四連休。
来週は月~水曜日の三日間出勤予定だ。
昨日はは以前の山行で、
三角点標石を見つけられなかった山に登ることとし、
栗沢町万字に向かった。
「久茶運内」には過去三度登っているのだが、
そのいずれでも三角点を発見できずに下山した。
いずれもそこに到達しているのに、
どういうわけか、
いくら探しても見つからなかった。
それをそのままにしておくのは、
どうにも気分が悪いもので、
四度目の挑戦とした。
栗沢町万字から、
「万字墓地」に入り、
そこの駐車場から林道に入る。
墓地の最奥に林道の入口がある。
この辺りは国有林ではなく、
北海道が管理する「道有林」だ。
8時20分、林道をスタート。
最後にここを訪れたのが2年前で、
その時までは心細い林道だったのだが、
昨年整備されたようで、
白っぽい砂利が延々と敷き詰められている。
辺りの木々には若葉が萌え始め、
色とりどりで美しい。
いくつかの林道分岐と出合うので、
間違った枝に入らぬよう注意する。
林道は地形図の「349m標高点」近くの分岐で、
視界が一気に開ける。
すると西に先日登った「幌向炭山」(361m)が、
端正な姿を見せていた。
ここからは次々に現れる、
伐採地の中に林道が続く。
そして320で傾斜が出て高度を上げていく。
そして「504m標高点」を過ぎると、
一旦下降して登り返す。
この辺りからは前方に、
夕張の『三角山』(770m)が見える。
また、目指す「久茶運内」も見えてくる。
徐々に高度を上げていき、
最後は伐採地に入って斜面を登る。
背後には万字地区の山林風景が広がる。
ひじょうに緑豊かな風景だ。
伐採地の斜面を登りきると、
荒れた作業道が続き、
三角点そばまでこれを利用する。
そして藪に突入だ。
しかし距離は短く、
すぐに三角点が見つかった。
あれぇ、なんでぇ!?
こんな楽にたどり着けるのに、
どうしてこれまで見つけられなかった?
なんだかキツネにつままれたような感じだ。
まあしかし、見つけられてよかった。
モヤモヤしていたものが吹っ飛んで、
「ホッ・・・」。
10時40分、三等三角点「久茶運内」。
見晴らしの良いところに戻って、
早めの簡単な昼食とした。
下山は同ルートを戻るが、
途中数か所で藪に入ってショートカット。
藪は濃いところもあったが、
高度を下げると薄い藪の林が多く、
どこでも歩けそうだ。
あちこちでタラの芽を見たが、
数は少ない。
人が入った跡が多く見られ、
タラの木がほとんど枯れていた。
この林道は前回までチェーンゲートが設けられ、
進入禁止となっていたのに、
今回は鎖が外されたままだった。
人が入らないと林道は荒れるが、
人が入ると山が荒れる。
12時50分、駐車地。
積年の思いが果たせた満足感を胸に、
悠々帰途に着いた。