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2022.5.28 『幌向炭山』(ほろむいたんざん・361m)  緑美しき季節

 今回の週末はHiromiが、

日曜日に出勤となったため、

土曜日しか登れない。

なのに雨の予報だ。

しかも午前8時くらいに降り出すとのことで、

どうすりゃいいの?

と、山の選定に悩んだ。

そして近くて短時間で登れて、

Hiromiがまだ歩いたことのないルートということで、

「幌向炭山」南尾根ルートとした。

このルートは片道2km強だが、

大変変化のあるルートだ。

ルートの3分の2は林道歩きになるが、

その林道も車が走行することはない。

 土曜の朝Hiromiを迎えに行き、

栗沢町美流渡に向かった。

すると曇り空が次第に晴れだした。

「あれっ、降らないの?」と、

勘違いしてしまいそうな中を、

7時30分スタート。

すぐに小規模送電線の作業道に入った。

そしていくらも進まぬうちに、

南尾根の端に取り付く。

そこには古い作業道があり、

針葉樹林内に続く。

作業道は間もなく消失するので、

殆ど藪のない樹林の中を登って行く。

これがいきなりの急登で、

心臓に負担がかかる。

ただ長くは続かず、

登りきると平坦な細尾根歩きとなる。

木の間越しに美流渡地区の田園地帯が見える。

 快適な尾根を歩いて行くと、

突然林道が現れる。

そしてそこは林道の末端だ。

ここから林道歩きとなるが、

周囲の緑が実に美しい。

地面の色と緑とのコントラストも、

なかなかいいものだ。

そんな中を楽しく、

気持ちよく歩いて行く。

そのうち林道脇には、

見事なフキの群生が現れる。

スラっとまっすぐに伸びたフキが、

私にはひじょうに魅力的だ。

Hiromiは全く興味ないけどねえ・・・

 歩を進めるほどに、

上空の雲行きが怪しくなってきた。

ピークの直下で林道を離れ藪に入った。

笹とハイイヌガヤの藪は、

この朝までの雨を含み、

漕いで行く我々の身体を濡らす。

身体が濡れる気持ち悪さに耐え、

8時30分、ニ等三角点「幌向炭山」

と、ここで雨が降り出した。

前日の「三ノ沢」同様、

ピークに立った途端の降雨だ。

すぐに下山を開始!

林道に下り立つと雨足が強くなり、

あっと言う間にずぶ濡れだ。

それでも林道周囲に目を向けて歩くと、

ウドが次から次へと現れる。

ただもう成長しすぎて、

堅くなってしまっている。

来年収穫する畑がまた一つ増えた。

 林道から尾根筋へ。

そして針葉樹の中を急下降し、

9時15分、駐車地。

この時点で一旦雨が上がってくれたので、

後かたずけがスムーズにできた。

まだ早い時間だったが帰途に着き、

午前中のうちに帰宅した。

どうもこの週末はぐずついた天候が続く。

 

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