北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.5.19 『安平道』(266m)~『知決辺』(ちけっぺ・256m) 藪を抜けると感動が!
今週は月~水曜の三日間出勤。
来週も同様の予定だ。
67歳の身としては、
そのくらいの出勤がちょうどいい感じ・・・
木曜日は天気予報をよ~く見て、
厚真町に向かった。
あちこちで日中雨が降る予報だったが、
厚真町は終日曇り予報。
この日予定した「安平道」は、
安平町瑞穂地区から何度も登っている。
そこで今回は逆の、
厚真町高丘から登ってみることにした。
厚真町は2018年の「胆振東部地震」によって、
多大な損害を被った。
ことにこの一帯の丘陵地帯で、
無数の地滑りが同時発生。
その後速やかに災害復旧工事が進められ、
誰もが目につく表の部分は、
一昨年あたりでほとんど修復された。
そしてその後は人目につかぬ、
奥の部分で土砂とともに、
大量に流出した倒木の処理作業が進められ、
それもかなり落ち着いてきた。
今回はそんな状況を把握しながらの登行となった。
9時20分、厚真町高丘の奥で「ハビウ林道」に入ると、
災害復旧工事が終了し、
大変きれいな林道が続く。
この林道にはゲートがなく、
自由往来だ。
そして林道をそのまま進んで行くと、
安平町瑞穂地区に出る。
但し、瑞穂側にはチェーンゲートがあり、
いつも施錠されている。
きれいで歩きやすい林道を登って行くと、
230で分岐となり、
林道から笹薮に入って、
10時05分、三等三角点「安平道」。
ここから更に笹を漕ぎ、
南東に向かうと崩壊地に出る。
そして崩壊によって消失した林道の端にのる。
これを1.5kmほど歩いて、
「知決辺」を目指す。
林道を1kmほど歩いて、
古い作業道跡に入った。
頼りないその跡は、
やがて消失してシカ道となる。
一部シカ道が消えた部分もあったが、
笹の背がそれほど高くないので、
まあグイグイ進める。
時折下半身にダニがつき、
首筋がモゾモゾするので、
手でとってみるとダニ!
危なかった。
笹漕ぎが続き、
突然笹が切れて前方の視界が開ける!
感動の瞬間だ。
この三角点は、
一昨年Hiromiと探したが、
いくら探しても見つからなかった。
そして今回もやはりダメ!
でもとりあえず、
四等三角点「知決辺」。
また藪漕ぎで林道に戻る。
そして来た方とは逆に進む。
三角点ピーク二座を踏んで周遊するためだ。
しかし予定の林道は頼りなく、
草付きやら崩壊やらで・・・
ところがこの林道を、
1kmも歩かないうちに、
突然真新しい林道に変わった。
ちょうど林道工事が進められているところに出合った。
工事は奥へと進められており、
この地点からは工事が既に終了した部分を下る。
すると林道はきれいだし、
風景もまた美しい!
なんだか観光気分で下り、
12時15分、駐車地。
いやあ、よかった高丘側からの入山。
今度は秋にHiromiを連れて行こう!