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2022.5.15 『清光山』(せいこうざん・301m)  ワラビっしょ!

 

 今回の週末はHiromiと別行動だったので、

日曜日はワラビ採りを兼ねて登ることにした。

Hiromiは山菜に全く興味がなく、

ただ登るだけなので、

一緒の時に山菜採りは無理だ。

しかし私はこの時期、

どうしても採っておきたいものがある。

そこにそれがあることを知っているので、

ただ放置したままでいることが難しい。

しかし、だからと言って自宅に持ち帰るわけではない。

女房が加齢とともに、

様々なことをおっくうがるようになり、

山菜もまたその処理を嫌う。

だからギョウジャニンニク以外を持ち帰るにしても、

ほんの少量に限られる。

 日曜日の朝三笠市幌内町に向かった。

そして「奔幌内川」に沿って伸びる林道入り口を駐車地として、

8時10分、徒歩でスタートした。

もう廃道となった林道だが、

ジムニークラスと思われるタイヤ痕が残っていた。

まあ、この時期は山菜採りだろう。

 新緑の中を1.5kmほど歩くと分岐となる。

左手の林道入り口にチェーンゲートがあり、

昨年はチェーンが張られ、

きっちり施錠されていた。

しかし今回は開放されたままだ。

それもそうだろう、

その先はいくらも車で進めない。

路面が笹に覆われているところや、

倒木がふさいでいるところもある。

そんな林道をゆっくり高度を上げながら歩いて行くと、

あるある!

ちゃんと予定の場所にワラビが出ている。

帰路で収穫することとし、

先へと進んで行く。

するとまたワラビ地帯が現れる。

思ったよりもかなり伸びている。

 林道分岐から1.5kmほど歩いた地点で、

林道を離れて藪に入った。

ここから一旦沢に下り、

対岸の尾根を登り返して「清光山」を目指す。

ここでショートカットをすると、

そのまま林道を歩いて行くのに比べ、

3分の1の距離でピークに立てる。

 沢筋へ急な尾根を下る。

そして水量の少ない沢床から、

対岸の尾根に取り付いて登って行く。

藪が薄いので助かる。

この尾根を登りきると、

突然古い作業道に出た。

既に全面が笹に覆われているが、

広い作業道だ。

しかも予定した尾根に沿って伸びていく。

利用できるところは、

これを利用することにした。

しかし作業道を覆う笹がうるさくなってきたので、

すぐ左手の尾根筋に上がった。

すると尾根上の藪は薄い。

楽々歩いて行くと、

見覚えのあるピークが見えてきた。

10時15分、四等三角点「清光山」

このピークもびっしりワラビに覆われている。

三角点の等級に関係なく、

一つ一つバカにせず登ってきたことに対するご褒美だ。

ここではレジ袋大の3分の1程度を収穫。

 下山は同ルートを辿って林道に戻った。

そしてワラビの収穫地点でどんどん採る。

とにかく狭い範囲に集中して出ているので、

レジ袋はすぐいっぱいになった。

それを何とかザックに詰め、

ワラビの中で昼食とした。

昼食後はウドを採って下る。

それにフキも少々。

少量のウドとフキは自宅用。

 13時10分、駐車地。

急ぎ帰宅してウド、フキ、ワラビを、

いつもHiromiと反省会をしている、

後輩の店に届けた。

重くて駐車場からやっと運んだ。

俺って、ホントいい先輩だよなあ!

そして自宅に戻り、

女房に「このくらいの量ならどうだ?」、

と尋ねると、

「うん、この量ならすぐ処理できるからいいわぁ」

えらそうにぃ・・・

 

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