北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.5.13 『中小屋』(309m)~『茂平沢』(215m) おっ、雨が止んだ!
金曜日は明け方から雨が降り出した。
朝起きても降り続いていたので、
足下がきれいな山へ、
と言うことで「中小屋」(三等三角点)に登ることにした。
「中小屋」への登路は、
NTTの舗装された管理道路を登り、
上部で林道に乗り換える。
舗装されてはいるが、
もう古くデコボコであったり、
コケが生えてツルツルであったりする。
しかし雨の日だと下草に覆われたところを歩くよりは、
はるかに快適だ。
この朝駐車予定の「中小屋墓地」に行くと、
実に絶妙なタイミングで、
ちょうど雨が止んだ。
ラッキーッ!
思えばこの前日も「万字墓地」が駐車地だった。
二日連続で駐車地が墓地というのも珍しい。
8時50分、スタートすると、
まず目に入ってくるのが、
不法投棄と謎のブルーテープ。
不法投棄は古いものだが、
当別町もかたずける気はなさそうだ。
また、ブルーテープは何の目的で付けられたのか、
さっぱりわからない。
墓地から100mほどで、
NTTのゲートが設置されている。
一昨年までは閉じて施錠されていたが、
去年から扉が開きっぱなしだ。
だからと言って車が入った形跡は見られない。
管理道路の途中で東側が開けたところがあり、
空知平野を見渡せる。
米作地帯では、
もう水田にかなり水が入った。
小麦の輸入が難しくなる中、
米は豊作だといいが。
管理道路は登り切って林道と合流する。
これを左に行くとNTTの巨大アンテナへ。
右を取ると「中小屋」へ続く。
その林道途中で、
巨大アンテナの全貌が確認できる。
そして林道を外れて作業道へ。
すると間もなくわずかな藪を抜けて、
9時45分、三等三角点「中小屋」。
もう何度も立っているピークなのに、
標石を目にすると、
どうしてもつい足を添えてしまう。
「中小屋」までとうとう雨に当たらず、
空も落ち着いているように見えるので、
この後一旦管理道路との合流点まで戻り、
林道を巨大アンテナ方向に進み、
「茂平沢」(三等三角点)まで行くことにした。
「中小屋」から「茂平沢」までは4kmほど。
林道は巨大アンテナの直下を、
かすめるように南下して行く。
「中小屋」の標高に対し、
「茂平沢」は100m近く低いので、
林道もそれなりにゆっくり下降していくことになる。
林道は多少カーブを描くものの、
確実に南下して行く。
そして周囲の木々や山が、
春色に萌えだして実に美しい。
また樹木の切れ間から見える、
航空自衛隊のレーダー基地を擁する、
『阿蘇岩山』(418m)がやけに大きい。
そんな風景を楽しみながら歩き、
「茂平沢」基部に到達すると、
短い距離ではあるが、
なかなか濃い藪漕ぎが待っている。
雨に濡れた笹が、
まだ乾ききっていないので、
それらが身体に水分をこすりつけてくる。
あっ、いや、こすりつけているのはこちらか?
10時50分、三等三角点「茂平沢」。
三等三角点2つを結んだ。
昨秋もここに立ち、
標石周りをきれいにしておいたので、
今回は何もする必要がなかった。
また、木の間越しに巨大アンテナが見えていた。
また身体を濡らしながら藪を漕ぎ、
急斜面を下って林道へ。
往路は徐々に高度を上げていく。
はじめ遠かった巨大アンテナが、
だんだん近付いて、
11時40分、その直下に到達。
ここで昼食とした。
下から見上げる巨大アンテナは、
怖いようだ。
金属の階段が設置されているが、
「登れ」と言われても、
怖くて絶対に無理!
昼食後管理道路に戻って淡々と歩き、
12時30分、駐車地。
この日は雨だとあきらめていたのだが、
結局その雨には当たらなかったことに感謝!