北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.7.1 『幌内』(310m) 伐採地の風景はいいねえ~
今週は月~木曜日の4日間出勤だった。
週4日の出勤は、
去年の12月以来になる。
もう身体が週3日以内モードになっているため、
4日となるとひどく長く感ずる。
勤め先のおばちゃんたちも、
4日は長すぎると悲鳴を上げている。
足が痛い、腰が痛い、背中が痛いとこぼす。
それもそうだ、
みんな年寄りだもんなあ。
来週もまた4日間の出勤になる。
7月と言えば、
通常は盆前の注文が膨らむ繁忙期だ。
この上はせめて、
5日間の出勤にはならないでくれ、
と願うばかりだ。
今朝家を出て三笠市幌内町に向かった。
今日登ったのは「幌内」(三等三角点)。
この「幌内」という地名は、
北海道にはありがちで、
三角点名の「幌内」に立つのも、
私としてここが3つ目となる。
その一つは日高町の「幌内」(ニ等三角点・1,095m)で、
もう一つはむかわ町と厚真町の境界線上にある「幌内」(ニ等三角点・378m)だ。
そして三笠市の「幌内」は、
今日が二度目になる。
前回は2年前にHiromiと登っている。
三笠市幌内町に入ると、
舗装道路をどこまでも進む。
やがて舗装が切れるので、
そのまま砂利道を進んで行くと、
林道入口に突き当たり、
広い駐車場がある。
これは目の前にある、
古い変電所の駐車場だ。
この変電所は三笠市が炭都として栄し頃の名残だ。
今は見学用の施設として残されている。
駐車場の隅に車を停め、
徒歩で林道に入って行く。
すぐにチェーンゲートが現れる。
奥で伐採関係の工事が行われているようだが、
「立ち入り禁止」措置はとられていない。
「入林届」の用紙に指名と住所を記入して、
ゲートを越えた。
地形図では破線で記された林道だが、
どうしてしっかりしたものだ。
いまだに重要視された林道のようで、
林道脇の草刈りもされていた。
蛇行して高度を上げていく林道は、
やがて前方が開けて伐採地が現れた。
しばし広い風景を楽しみ、
更に進んで行くとまた樹林に入り、
そして抜けて伐採地が現れる。
すると林道脇にウドが目立つようになった。
その後はウドがびっしり続いて行く。
もう時期は過ぎているが、
ここでのウド採りも大量だ。
今年は本当に多くのウド畑を目にしてきた。
林道は210で二つ目の分岐を迎えた。
この後林道は「幌内」から続く尾根を、
乗っ越すように続いて行く。
そして適当なところで藪に入った。
笹が思ったより濃い。
前回は林道を更に奥へと進んで藪に入った。
藪に入るのがちょっと早かったか、
と後悔し始めると、
入った方とは逆の西側に、
広い伐採地が現れた。
伐採地は尾根に沿って上部へと広がっている。
これはラッキーだった。
伐採地は楽に歩けるし、
なんと言っても景色がいい。
緑の向こうに遠く三笠の市街地が見えている。
最後は伐採地から薄い藪に入って、
三等三角点「幌内」。
三角点のすぐ脇に、
写真ではわかりにくいが、
まるで爆弾でも破裂したような穴が開いている。
いったいどうしてできたものだろうか?
また、少しずれたところの木に、
例の黄色い私製標識が付けられていた。
前回もあったのだろうか?
気付かなかった。
下山は伐採地を下って林道に下りた。
伐採地はまだ元気そうなウルシが、
一面に葉を広げていたので、
転ばぬよう慎重に下る。
足元の悪い伐採地で転倒でもすると、
たちまちウルシの餌食になってしまう。
ピークに続く伐採地を発見できて良かったと、
今日の収穫に満足して下山。
まだ早いのでもう一座だな。