北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.7.1 『竹の子山』(156m) のどかな田園風景
金曜日の「幌内」下山後、
栗沢町まで戻って未踏の、
「宝池」(四等三角点・174m)に登ってみることにした。
道々30号線から狭い農道に入って駐車。
もう車が走行することはないような農道だった。
のどかな田園地帯の景観がいい。
農道を歩いて林道に入るつもりだった。
少し歩いて行くと、
エゾシカの食害を防ぐべく張り巡らされた、
電気柵が現れた。
ただ端に絶縁体が備えられているので、
それを握って問題なく通過。
しかしここで不安が。
林道の入口が電気柵でふさがれているのでは?
そしてその不安は的中した。
間もなく農道の突き当りで電気柵!
しかもそれを抜ける術はない。
と言うか、その先の破線林道は、
全く影も痕跡もなく、
ただ藪が続いていた。
それだもの電気柵を張り巡らすよねえ。
撤退!
駐車地に戻り、
更に栗沢町方面に走り、
「竹ノ子山」に登ることにした。
「登る」とは言っても、
田園地帯の緩やかな丘陵地帯。
林道を歩いてとりあえず「竹ノ子山」を目指す。
この辺りは一昨年伐採作業が入り、
林道が作業車の往来で、
ドロドロになっていたことを思い出す。
それが今は静かで車が走行することもない。
林道上に新しいタイヤ痕は見当たらない。
静かな林道を歩き、
「竹ノ子山」の基部で藪に入った。
しかし距離はわずかで、
藪漕ぎもちょっぴりだけ。
そして三等三角点「竹ノ子山」。
この三角点標石は、
こんなにいびつだったっけ!?
この丘陵地帯はここからが面白い。
濃い笹を漕いで一旦林道に下り、
少し戻って再び藪に入る。
もう随分伸びた雑草の中を歩き、
南の伐採地に出る。
すると栗沢町の田園地帯を眺められるところがあり、
低い位置からだが、
それはそれでなかなかいい眺めだ。
それに実にのどかだぁ・・・
里山から眺めるこんな風景が、
誠になごませてくれる。
まあ、その前にはじめからなごんでるんだけどねえ・・・
伐採地の中は、
春先とは違う夏の花が咲き誇っている。
正直言ってこの時期の花の名前は、
「西洋タンポポ」くらいしか知らない。
ただ、美しいものは美しい。
伐採地の中の、
そんな花たちを愛でながら下って駐車地へ。
終わってみれば、
今日もいい日だったねえ。
のどかだぁ・・・