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2022.5.15 『発足山』(はったりやま・256m)  広い景色はいいねえ・・・

 今回の週末はHiromiが土曜出勤で、

日曜日一日だけの休日だった。

Hiromiは激務にも拘わらず、

何とかして時間をつくり、

仕事帰りトレーニングジムに寄る。

従って帰宅が毎日夜遅くになる。

だから当然時間に追われ、

寝るのが遅くなって、

慢性的な寝不足状態が続いている。

そこで日曜日は短時間で登れて、

しかも景色の良い山を選定した。

加えてHiromiが未踏の三角点ピークだ。

 日曜の朝我が家にHiromiの車を置いて、

石狩市厚田区に向かった。

そして厚田の発足地区で林道に入った。

この林道にはロープがかけられて、

一応進入禁止にはなっているが、

そのロープは端が輪になって、

ただひっかけるようになっている。

我々は歩くのが好きなので、

林道入り口に駐車した。

 この地に向かう間、

上空を黒く怪しい雲が覆っていたのだが、

到着すると次第に青空が広がった。

スタートしてすぐ、

周囲の緑が美しい。

つい最近まで一枚の葉も残っていなかった木々に、

若々しい緑色の葉が広がって行く。

空気も乾燥してさわやかな中を歩く。

すると突然Hiromiが、「ないよ!」と言う。

私のザックのサイドにつけていた、

蚊取り線香の携帯ケースフタがなくなっていた。

どこかで落ちてしまったようだが、

復路で回収することにした。

 林道を2kmほど歩くと、

左手に崖状地形が現れる。

その上が「発足山」のピークだ。

崖の手前で笹薮に突入。

結構うるさい笹だが、

茎が細いのでさほど苦にはならない。

それでも後ろでHiromiが笹に埋もれている。

辛抱して明らかにピークと思われる方に向かい、

三等三角点「発足山」

昨秋単独で訪れたピークだが、

その時も標石周りの笹が、

きれいに刈られていた。

Hiromiが初登の儀式、

バウムクーヘン!

 ピークからはそのまま藪漕ぎで、

尾根上を南に向かって進んだ。

すると突然笹藪から広い大地に飛び出す。

伐採地だ。

ここからの風景をHiromiに見せたかった。

標高は低いが、

とにかく南から西にかけての広い風景を見渡せる。

石狩湾近くに建つ風力発電のプロペラも見えている。

Hiromiはそんな素晴らしい風景が望めることを、

全く予想していなかったようで、

素直に喜んでいた。

 林道に戻って、

また緑を楽しみながら下って行く。

車が容易に侵入できる林道脇には、

何ヵ所かで駐車した車を目にした。

季節柄山菜採りの連中だ。

そして登路で落とした、

私の蚊取り線香カバーを発見!

しかし車に踏まれたようで、

ぺしゃんこになっていた。

思えばこの日初めて使用した携帯ケースだった。

なんでカバーが外れたのかねえ?

頼りないなあ。

 駐車地に戻るとまだ10時40分。

Hiromiは元気そのものだ。

よし、もう一座Hiromiが未踏の、

三角点ピークを目指しましょう!

 

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2022.5.14 『坊主山』(栗山・168m)  ダメだぁ雨だわぁ~

 

 先週末の土曜日は雨!

前日の金曜日は運よく雨に当たらずに済んだが、

土曜日は逃れようがなかった。

あきらめて雨具着用で、

山菜の生育状況を偵察がてら、

栗山町の『坊主山』に登った。

この日はHiromiが土曜出勤だったが、

こんな雨の日でよかったわぁ。

 『坊主山』に登るためには、

通常西側の神社鳥居から入るだろう。

すると楽に登れそうだ。

しかし容易に登るだけで面白みがない。

それで私は南側の伐採地を登る。

南側には何とか駐車できるところがある。

ただ、現在はそばを流れる、

「ポンアノロ川」の河川改修工事が行われているため、

工事車両が多くて落ち着かない。

 小雨の中をスタートして、

すぐ伐採地に入った。

カラマツの苗木が、

若々しい黄緑の葉を開かせている。

そこにタンポポの黄色い花が咲いて、

何ともいい雰囲気だ。

そばにはフキがいい食べごろに育っている。

雨が降っていなければ、

採って帰るところだが・・・

 ひと山乗っ越す格好で次の伐採地に入る。

ここには伐採された斜面が、

いくつも横並びとなり、

その間を笹が覆っている。

 伐採地の上に上がると、

遠くの景色が見えるところだが、

低いガスが100m以下を覆っている。

一つ目の伐採地から笹藪を越えて、

次の伐採地に出る。

そしてまた笹漕ぎで次の伐採地へ。

すると前方に頭がガスに隠れた『坊主山』が現れる。

標高は低いが、

晴れていたならなかなかの眺めが楽しめる。

 最後の伐採地から針葉樹林に入った。

ピークそばで笹を漕ぎ、

ニ等三角点「坊主山」

こんな低いピークでさえガスの中だもなあ。

すぐ下山に入るが、

雨足が強くなった。

緑は美しいがヤバッチイねえ・・・

 一旦伐採地の下部へと下り、

ウドの状況を見たが全く出ていない。

最後はまたひと山越えるが、

下山しても雨の中では、

片付けに車の中を濡らしてしまうので、

小降りになるまで木の切り株に座って、

しばし茫然。

すると短時間で弱くなった雨の隙に下って着替え。

車を走らせると雨は上がり、

空が明るくなった。

まあ、そんなもんだぁ・・・

 

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2022.5.13 『中小屋』(309m)~『茂平沢』(215m)  おっ、雨が止んだ!

 

 金曜日は明け方から雨が降り出した。

朝起きても降り続いていたので、

足下がきれいな山へ、

と言うことで「中小屋」(三等三角点)に登ることにした。

「中小屋」への登路は、

NTTの舗装された管理道路を登り、

上部で林道に乗り換える。

舗装されてはいるが、

もう古くデコボコであったり、

コケが生えてツルツルであったりする。

しかし雨の日だと下草に覆われたところを歩くよりは、

はるかに快適だ。

 この朝駐車予定の「中小屋墓地」に行くと、

実に絶妙なタイミングで、

ちょうど雨が止んだ。

ラッキーッ!

思えばこの前日も「万字墓地」が駐車地だった。

二日連続で駐車地が墓地というのも珍しい。

 8時50分、スタートすると、

まず目に入ってくるのが、

不法投棄と謎のブルーテープ。

不法投棄は古いものだが、

当別町もかたずける気はなさそうだ。

また、ブルーテープは何の目的で付けられたのか、

さっぱりわからない。

 墓地から100mほどで、

NTTのゲートが設置されている。

一昨年までは閉じて施錠されていたが、

去年から扉が開きっぱなしだ。

だからと言って車が入った形跡は見られない。

 管理道路の途中で東側が開けたところがあり、

空知平野を見渡せる。

米作地帯では、

もう水田にかなり水が入った。

小麦の輸入が難しくなる中、

米は豊作だといいが。

 管理道路は登り切って林道と合流する。

これを左に行くとNTTの巨大アンテナへ。

右を取ると「中小屋」へ続く。

その林道途中で、

巨大アンテナの全貌が確認できる。

そして林道を外れて作業道へ。

すると間もなくわずかな藪を抜けて、

9時45分、三等三角点「中小屋」

もう何度も立っているピークなのに、

標石を目にすると、

どうしてもつい足を添えてしまう。

 「中小屋」までとうとう雨に当たらず、

空も落ち着いているように見えるので、

この後一旦管理道路との合流点まで戻り、

林道を巨大アンテナ方向に進み、

「茂平沢」(三等三角点)まで行くことにした。

「中小屋」から「茂平沢」までは4kmほど。

 林道は巨大アンテナの直下を、

かすめるように南下して行く。

「中小屋」の標高に対し、

「茂平沢」は100m近く低いので、

林道もそれなりにゆっくり下降していくことになる。

 林道は多少カーブを描くものの、

確実に南下して行く。

そして周囲の木々や山が、

春色に萌えだして実に美しい。

また樹木の切れ間から見える、

航空自衛隊のレーダー基地を擁する、

『阿蘇岩山』(418m)がやけに大きい。

そんな風景を楽しみながら歩き、

「茂平沢」基部に到達すると、

短い距離ではあるが、

なかなか濃い藪漕ぎが待っている。

雨に濡れた笹が、

まだ乾ききっていないので、

それらが身体に水分をこすりつけてくる。

あっ、いや、こすりつけているのはこちらか?

 10時50分、三等三角点「茂平沢」

三等三角点2つを結んだ。

昨秋もここに立ち、

標石周りをきれいにしておいたので、

今回は何もする必要がなかった。

また、木の間越しに巨大アンテナが見えていた。

 また身体を濡らしながら藪を漕ぎ、

急斜面を下って林道へ。

往路は徐々に高度を上げていく。

はじめ遠かった巨大アンテナが、

だんだん近付いて、

11時40分、その直下に到達。

ここで昼食とした。

下から見上げる巨大アンテナは、

怖いようだ。

金属の階段が設置されているが、

「登れ」と言われても、

怖くて絶対に無理!

 昼食後管理道路に戻って淡々と歩き、

12時30分、駐車地。

この日は雨だとあきらめていたのだが、

結局その雨には当たらなかったことに感謝!

 

 

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2022.5.12 『久茶運内』(くちゃうんない・632m)  ようやく見つけた!

 はじめにお礼を申し上げます。

この度「goo blogスタッフ選」により、

当ブログの記事が一昨日から二日間、

トップページに掲載されました。

その間約6万人近くの方々にご覧いただきましたこと、

この場にてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

また、goo blogスタッフの方々のご厚情に、

心から感謝申し上げます。


 

 今週は水曜日一日だけの出勤で、

木~日曜日と四連休。

来週は月~水曜日の三日間出勤予定だ。

 昨日はは以前の山行で、

三角点標石を見つけられなかった山に登ることとし、

栗沢町万字に向かった。

「久茶運内」には過去三度登っているのだが、

そのいずれでも三角点を発見できずに下山した。

いずれもそこに到達しているのに、

どういうわけか、

いくら探しても見つからなかった。

それをそのままにしておくのは、

どうにも気分が悪いもので、

四度目の挑戦とした。

 栗沢町万字から、

「万字墓地」に入り、

そこの駐車場から林道に入る。

墓地の最奥に林道の入口がある。

この辺りは国有林ではなく、

北海道が管理する「道有林」だ。

 8時20分、林道をスタート。

最後にここを訪れたのが2年前で、

その時までは心細い林道だったのだが、

昨年整備されたようで、

白っぽい砂利が延々と敷き詰められている。

辺りの木々には若葉が萌え始め、

色とりどりで美しい。

いくつかの林道分岐と出合うので、

間違った枝に入らぬよう注意する。

 林道は地形図の「349m標高点」近くの分岐で、

視界が一気に開ける。

すると西に先日登った「幌向炭山」(361m)が、

端正な姿を見せていた。

ここからは次々に現れる、

伐採地の中に林道が続く。

そして320で傾斜が出て高度を上げていく。

そして「504m標高点」を過ぎると、

一旦下降して登り返す。

この辺りからは前方に、

夕張の『三角山』(770m)が見える。

また、目指す「久茶運内」も見えてくる。

徐々に高度を上げていき、

最後は伐採地に入って斜面を登る。

背後には万字地区の山林風景が広がる。

ひじょうに緑豊かな風景だ。

伐採地の斜面を登りきると、

荒れた作業道が続き、

三角点そばまでこれを利用する。

そして藪に突入だ。

しかし距離は短く、

すぐに三角点が見つかった。

あれぇ、なんでぇ!?

こんな楽にたどり着けるのに、

どうしてこれまで見つけられなかった?

なんだかキツネにつままれたような感じだ。

まあしかし、見つけられてよかった。

モヤモヤしていたものが吹っ飛んで、

「ホッ・・・」。

10時40分、三等三角点「久茶運内」

 見晴らしの良いところに戻って、

早めの簡単な昼食とした。

 下山は同ルートを戻るが、

途中数か所で藪に入ってショートカット。

藪は濃いところもあったが、

高度を下げると薄い藪の林が多く、

どこでも歩けそうだ。

あちこちでタラの芽を見たが、

数は少ない。

人が入った跡が多く見られ、

タラの木がほとんど枯れていた。

この林道は前回までチェーンゲートが設けられ、

進入禁止となっていたのに、

今回は鎖が外されたままだった。

人が入らないと林道は荒れるが、

人が入ると山が荒れる。

 12時50分、駐車地。

積年の思いが果たせた満足感を胸に、

悠々帰途に着いた。

 

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2022.5.9 『池ノ上』(140m)~『宇佐美』(194m)  春の恵みを求めて・・・

 世の中大型連休が終了し、

殆どの人が仕事を開始した月曜日、

まだ休みが続く私は、

天気も良いので山菜採りに出かけることにした。

ただ山菜とは言っても、

タラの芽とヨモギを採るだけ。

それで十分だ。

それだけでも老夫婦では、

全く食べきれないほど採れる。

まあ、ヨモギはどこにでもあるから、

好きなだけ採れるけどねえ。

私はタラの芽より、

このヨモギの天ぷらを好む。

 月曜の朝、栗山町桜丘に向かった。

そして「桜山池」近くに駐車し、

徒歩でスタート。

ここを起点に「桜山池」を、

大きく周る林道を歩くのが楽しい。

この辺りには伐採地が多く、

その荒れた伐採地にタラの芽がよく出る。

 スタートしてまず、

林道から外れて小高い丘に登る。

笹をひと漕ぎすると、

四等三角点「池ノ上」

以前一度だけこの三角点に立っているのだが、

その時の記憶がほとんど残っていない。

 「池ノ上」から伐採地を下って林道へ。

そこに「COOP 未来の森づくり基金」の看板が立つ。

以前から何か活動をしているのか気になっていた。

それで看板の裏側を覗いてみると、

10回の植樹が予定されているのだろうか?

まだ2回しかされていない。

しかも最後に植樹されてから、

既に10年が経過し、

その間に何もされていないということは、

中止になったということか?

こういうことって、

どうも長続きしない傾向にあるような気がする。

 COOPの植樹地から少し行くと、

高度を上げ始めるが、

その辺りからタラの芽が採れ始める。

ただ、既に人が入っており、

採った跡が見られる。

この林道にはエゾシカの防護柵扉があるだけで、

ゲートがなく開放されているため、

誰でも車で侵入することができる。

林道をそんな放置状態にしておくと、

とんでもない輩が入り込むもので、

貴重なタラの木を切り倒したバカ者がいる。

高い部分の芽を採るために、

ノコギリで木を切り倒したのだろう。

そんな切られた木が何本もあった。

「翌年のことなぞ全く考えず、

今の自分さえよければいい」

何とあさましい考えか!?

そんな人間は他でもろくなことをしていないと想像する。

 結局最初の伐採地ではいくらも採れなかった。

林道を進んで行き、

また藪に入った。

そして三等三角点「宇佐美」

北側の木の間越しに「栗山ダム」が見えた。

 再び林道に下って歩いて行くと、

また伐採地が現れ、

西側に遮るものがないため、

空知平野と馬追丘陵が望まれる。

この伐採地でタラの芽をけっこう収穫した。

タラの細い木を引き寄せるのに、

指が樹皮の針に触れ、

何度も「いてっ!」。

腕や脛をこの針に擦り、

出血する場面もあった。

 林道を更に進んで行くと、

東側に伐採地が現れ、

その向こうに夕張の『冷水山』や、

『鳩ノ巣山』、『三角山』などが見えている。

いい風景だ!

それを過ぎてしばらく歩くと、

今度はまた西側に伐採地が広がり、

ここから「桜山池」を見下ろせる。

しかし残念なことが。

昨年の伐採後に林業関係者が放置していったゴミだ。

何かのスプレー缶や、

ジュースなどの空き缶が捨てられている。

伐採後の現場には、

必ずこのようなゴミが見受けられる。

決してあってはならないことなのだが・・・

 林道は最終地点で送電線をくぐり、

また伐採地に出る。

ここはもう桜山地区の丘といったところで、

すぐ下に畑作地帯が広がっている。

タラの芽採りの仕上げはここだ。

けっこうな量になった。

そしてここでヨモギも収穫。

ヨモギは先端の穂の部分だけを摘みとる。

これもレジ袋を満たした。

 最後の伐採地から「桜山池」がすぐそばで、

池に下って駐車地へ。

帰宅後女房に言った。

「自分が処理できる範囲の量を取ってくれ」と。

でなきゃあ、また多すぎるだの、

めんどくさいだのと言い出す。

天ぷらにするとかさが増えるので、

少しだけ取った。

それでも我々夫婦にとっては、

何食分にもなる。

天ぷらは隣りの住人にもあげて、

とりあえず乾杯!

残ったタラの芽とヨモギは(残ったと言うか、そちらの方がはるかに多い)この翌日、

私とHiromiが毎週「反省会」の場としている店の主人、

つまり私の高校時代の後輩のところに置いてきた。

 

 

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2022.5.8 『佐々山』(324m)  GWの締めくくりは夕張で!

 大型連休と言われた、

今年のGW最終日の日曜日は、

所用があるため、

朝パッと登って帰ることにし、

Hiromiを迎えに行って、

夕張市の「佐々山」に向かった。

夕張市滝ノ上より国道274号線から、

夕張川に架かる「栄農橋」を渡り、

川向地区に入った。

そして「佐々山林道」ゲート前を駐車地としてスタート。

 いくらか若葉が燃え出した中を歩くが、

この朝は気温が低く、

やや寒く感じた。

周囲の木々の若葉が色とりどりで、

これもまたなかなか美しい光景だ。

秋に金色の葉を落としたカラマツは、

若い緑の葉を開かせている。

 林道を約1.5kmほど歩くと、

上空に送電線が現れる。

すると尾根への取り付き点は近い。

ここから送電線保守管理用の作業道を登る。

この山に作業道があることを知らず、

最初は北側から藪漕ぎで登った。

そしてピーク近くで、

立派な作業道と出合って驚いたものだ。

 作業道は素晴らしいのだが、

この度はエゾシカのフンがやたらと多くて、

それをよけて歩くのが大変だ。

今冬この作業道を、

エゾシカが大量に移動を繰り返したようだ。

作業道は傾斜がきついので、

グイグイ高度を上げる。

しかし急登は長く続かず、

登りきると平坦な道となる。

左手に藪に埋もれた「佐々山」のピークを見て、

そのまま直進する。

すると突然送電線の鉄塔下に出る。

それまではなかった展望が一気に開けて、

大変見晴らしの良いポイントとなる瞬間だ。

鉄塔の中をくぐりぬけて、

明瞭なピークに上がる。

このピークは350mで、

「佐々山」より少し高いことになる。

Hiromiと久しぶりに眺める、

このピークからの風景に見入った。

麓には有名ブランド、

「夕張メロン」の栽培農家が点在し、

栽培用のビニールハウスが数多く見られる。

下山しようとしたとき、

鉄塔に張り付けられたアルミ板を覗いてみた。

するとそこには、

「昭和30年11月竣工」と記されていた。

これを目にして驚いた!

昭和30年と言えば、

私がまだ1歳だった。

今から約67年も前に、

ここに鉄塔が建てられ、

送電線が谷を挟んで張られた。

いったいどうやって!?

そんな技術をその当時、

既に持ちあわせていた、

という事実に驚かされた。

北海道電力、

いや日本と言う国が、

改めて大きく感じられた瞬間だ。

 いいものを目にした。

今度は送電線の鉄塔に出合うたびに、

表示板を覗き、

竣工年月を確認して歩くことになるだろう。

 避けきれなかったであろうエゾシカのフンを、

登山靴のソールに残すまいと、

林道脇の草にこすりつけながら歩き、

「佐々山林道」ゲート前へ。

29日から続いた8山行のGWが終わった。

Hiromiと二人、

納得のGWだったことに満足し、

帰途に着くと雨が降り出した。

この日もグッドタイミングだった。

そして夕方改めてGWの「反省会」。

 

 

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2022.5.7 「馬追丘陵」散策  新たなネギ畑発見!

 土曜日ずぶ濡れになったHiromiを家まで送って行き、

着替えて最寄りの馬追丘陵に行くことにした。

ところが助手席で眠っていたHiromiが、

家の前に着いても半分寝ぼけた状態で、

全くやる気が感じられない。

それでHiromiと別れ、

ひとりで馬追丘陵に向かった。

 途中の畑に電気柵が巡らされていた。

この辺りの田畑にも、

エゾシカが出没しているということか?

エゾシカの繁殖力は凄まじい!

 馬追丘陵には旧ゴルフ場から入ると、

もう閉鎖されて3~4年にもなるゴルフ場は、

なんだか自然の中の良い風景、

と言った感じだ。

水際から突然「ピーッ!」という鳴き声とともに、

ワシと思われる鳥が飛び立った。

尾が白いから「オジロワシ」か?

鳥のことは全くわからないが・・・

水の中を覗くと30cmを超える鯉が泳いでいた。

釣りをしてみたいが、

さすがにそこまではできない。

 ところどころでタンポポを目にした。

私は花の中で、

この自然に咲くタンポポが一番好きだ。

素朴で飾り気がなく・・・

ただ、花の命は短くて、

しばらくすると綿毛になってしまう。

その前に大いにタンポポを愛でなくては!

 ゴルフ場はちよっとコースを外れると、

ゴルフボールが随分目につく。

こんなにロストして、

ただでも金がかかるゴルフって大変だねえ。

 ゴルフ場を縦断して樹林帯に入った。

見事なトドマツの林を登って行く。

すると真新しい林道に出た。

この林道は今冬確認しているが、

雪が融けてから目にするのは初めてだ。

どうやら昨秋雪が降る直前にできたようだ。

近く伐採作業が始まるのか?

周囲を見回すと、

見事なトドマツ、カラマツの大木が林立していた。

 林道から小沢をのぞき込むと、

白い花がたくさん咲いていた。

これを目にして、

沢に下りてみることにした。

鳥だけではなく、

花の名前もわからないが、

とにかく白い花がたくさん咲いていた。

そんな小沢を下って行くと、

あったあった!

ありそうな気配の中で、

やはりギョウジャニンニクが自生していた。

馬追丘陵では既に採りつくされてしまい、

もう採れないと思っていたが、

やはり人が足を踏み入れないところにはあるものだ。

ギョウジャニンニクは、

はじめパラパラとしか見られなかったが、

小沢を下るほどに増えだした。

家には持ち帰れないので、

採るつもりはなかったが、

来年以降楽に採れることになった。

私の頭の中には、

色々な山で自生するネギ畑が入っているが、

ここは最も近く、安全で、楽に採れるところとなった。

これは大きな収穫だった。

この日この辺りを歩いてみてよかった。

これもやる気のないHiromiのおかげだ。

 またゴルフ場を縦断して駐車地へ。

午後2時ころ自宅に着くと、

予報通り雨が降り出した。

 

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2022.5.7 「樺戸山地」  渡渉に失敗!

 GW後半も残すところ2日という土曜日、

シーズン最後の雪山へ、

と言うことで樺戸山地に向かった。

ところが渡渉に失敗し・・・

 土曜の朝Hiromiを迎えに行き、

浦臼町に向かった。

そして浦臼町浦臼内で、

「札的内川」に沿うように伸びる農道に入った。

もう随分利用してきた農道だ。

農道は3km弱で終点を迎え、

ここからは「札的沢林道」に変わり、

更に「札的内川」に沿って伸びて行く。

この日農道の終点に建つ家屋が、

とうとうこの冬の積雪に耐えきれず倒壊していた。

昔から見てきたこの家屋には、

数年前まで家族が暮らしていた。

その家族は今どこで暮らしているのだろう?

 「札的沢林道」に入って約1km地点を駐車地とした。

ここから徒歩でスタート。

この日は「札的内川」から枝沢に入り、

雪渓を詰めて『鳥越山』に登ることにしていた。

それで今シーズンの雪に関わる山行を、

締めくくるつもりだった。

 林道はすっかり雪が融けている。

固い地面をこれまた硬い冬靴で歩くのは、

なんとも歩きにくいもの。

 約1km歩くとチェーンゲートが現れるものの、

もう閉める気もなさそう。

そりゃそうだ、

その先は林道が消滅して車は入れない。

 しばらく歩くと林道が「札的内川」を、

左岸から右岸に変わる。

昔ははっきりしていたが、

今はもうそこに林道があったことも伺えない。

ここで渡渉したいが、

雪融け水の増水で渡れない。

仕方なく左岸に沿って渡渉できそうなところを探していく。

なかなか見つからなかったが、

「ここしかない」と言うところで渡った。

うん、うまくいった。

そして右岸にうっすらと残る林道跡を行く。

しかし間もなく左手の山側から、

土砂が沢めがけて崩れたところに出くわした。

斜度が急な上、

ザラザラと崩れるのでとてもじゃないが、

そこは突破できそうにない。

10m下の沢に滑落する可能性大だ。

仕方なく再び沢に下り、

一旦左岸に向かって渡渉する。

私が先に渡って振り返った途端、

「ボッチャーン!!」

Hiromiが増水して流れの速い水の中で両手をついている。

そして「流されるぅ!」

と叫んだがすぐ立てた。

Hiromiは異常に水を怖がる。

背中のザックを除いて、

全身ずぶ濡れになってしまった。

夏の暑いときは必ず着替えをザックに入れているHiromiだが、

この時期はまだその用意がない。

やむなく中止だ。

私としてもこれで雪との関りに区切りをつけられた思いだ。

 来た道をとことこ歩いて駐車地に戻った。

そしてすぐ帰途に着いた。

この時点では一旦Hiromiの家まで行き、

着替えて「馬追丘陵」に登ろうと話していた。

しかし・・・

 

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2022.5.5 『知来岳』(ちらいだけ・988m)  いまだ豊富な残雪の稜線行

 GWの4日は雨模様のため、

休養日として午後石狩市浜益区に移動した。

そして御料地牧場の丘で車中泊とした。

この「御料地牧場」は、

この地域がかつて「浜益村」であった頃、

村営の牧場として、

広い牧草地に多くの牛を放牧していた。

それが経営破綻して、

その後はただ放置されたままのようだ。

放牧場の風景は広くて気持ちがいい。

車中泊地からは、

翌日に登る予定の『知来岳』が、

美しい姿を見せている。

 この日の夕方、

FacebookにKasaneが、

キジの写真をアップしたのを確認。

それを見たHiromiが、

「あっ、クジャクだ」と言った。

「バカだねえ、クジャクが北海道の山にいるかよ!?」

キジの件でちょっと気になったので、

Hiromiに質問してみた。

「桃太郎の鬼退治のおともはなんだったっけ?」

するととんでもない答えが!

「キジとサルと、あとは鳩だったかい?」

おいっ!!

恐れていた答えが現実に・・・

「鳩を連れてって、鬼が島を平和にしてくるのか!?」。

この記事を綴っている今、

このことを思い出すと、

女房がすぐそばにいるので、

笑いを押し殺すのが大変だ。

Hiromiは決して頭が悪いわけじゃないんだよ。

ただ頭のネジが数本、

正常ではないところについてしまっているだけ。

おかげで毎回会うたびに、

大笑いさせてくれて寿命が延びる~

冒頭から余談が長くなってしまった。

 5日の朝5時50分、

御料地牧場の駐車地からそのままスタート。

通常のルートは、

『知来岳』から南東に伸びる稜線を、

3kmほど下った地点から派生する尾根に、

林道途中から取り付いて登る。

しかし今回は最短ルートで登ることとした。

これが間違いだったのだが。

 牧場内の作業道から林道に入った。

この林道は以前はっきりしていたものだが、

もう人の手が入らなくなって久しく、

荒れ放題だ。

で、しょっぱなより問題発生!

林道に架かっていた橋がない!

大雨で流されてしまっていた。

こりゃ困った。

水量がけっこうなもので、

歩いては渡れない。

しばらく考えて倒木の上を歩くことにした。

一人なら最初からそうしているが、

Hiromiがもし落ちたら?

と考えると躊躇してしまう。

ストックを思い切り伸ばして、

慎重に渡って、「ホッ…」。

伸縮式のポールの最大の利点が発揮できた。

 荒れた林道を詰めて行くと、

樹木の向こうに『知来岳』の頂上部が見える。

そして途中で林道を離れて、

尾根に取り付いた。

ところがここからは予想以上に融雪が進み、

笹が結構な勢いで露出している。

笹をかき分け、シカ道を利用して登って行く。

尾根の上部から正面の急斜面を登って、

稜線に続く尾根にのるのだが、

それも雪がなく、

ブッシュが丸ごと露出して登れそうにない。

仕方なく右手の雪崩斜面でルートを探る。

もう落ちるものは全て落ちてしまっているので、

雪崩の心配はない。

雪渓を目で辿って行くと、

わずか一筋つながっている部分が見えた。

これを利用することにして、

アイゼンを装着。

急斜面を一歩一歩登って行く。

先を登る私が滑落した場合、

Hiromiを巻き込む恐れがあるので、

間隔を空けて着いてくるように指示をする。

しかしこいつは何度言っても、

すぐ後ろまで詰めてくる。

何度言ってもだよ・・・

 雪渓の斜度が増し、

足下も締まって氷状になってくると、

Hiromiが恐怖を感じだし、

もう打ち切って下山してもいいようなことを言い出したので、

脇のブッシュ帯に逃れて、

両手でブッシュをつかんで登るように指示した。

結果問題なくブッシュ帯を抜けて尾根上に出た。

背後には高度感あふれる風景が広がる。

と、そのとき前方を見ていた私の目に、

ヒグマの姿が飛び込んできた。

真っ黒の若いヒグマが、

50mほど先で我々と同じ側の沢形から、

フワッと躍り出た。

そしてまだこちらに気付かず歩いている。

こちらが鈴を鳴らしたことに驚き、

一旦立ち止まったので、

カメラを取り出そうとした。

するとその若いヒグマが、

一瞬こちらに向かってきた。

それで写真をあきらめ、

まだ気付いていないHiromiに声をかけた。

「Hiromi、ヒグマだ、静かにこっちに来い」と。

しかしHiromiは度胸が据わっているんだか鈍いんだか、

ほとんど反応がない。

それからそう長くはない時間、

鈴を鳴らし続けてにらみ合い。

するとヒグマは登ってきた方とは反対側の沢筋へと、

走って逃げて行った。

結局にらみ合いの末逃げていく、

というこれまでの経験通りだった。

しかし一瞬でもこちらに向かってくるというのは驚きだ。

まだ若いヒグマで好奇心が強かったのだろう。

 ルートの冒頭から藪漕ぎや雪渓の急登で、

もう結構疲労が積み重なってしまった。

腐りだした雪に飲まれて足が重い。

二か所で露出した笹を漕いだ。

そして広い稜線に上がると、

いまだ純白の増毛山地核心部が美しい。

そんな素晴らしい風景を眺めながら歩く稜線は楽しい。

稜線は『知来岳』に近付くにつれて狭くなり、

頂上手前では登山靴一足分に近い幅だ。

雪が半分腐っていたからよいが、

クラストしていたなら怖いところだ。

 10時05分、『知来岳』(ニ等三角点:知来岳)

そこに三角点標石が露出していた。

このピークに立つのは、

これが14回目だった。

しかし積雪期にしか登ったことがなかったので、

三角点標石を目にするのは初めてだ。

なんだか疲労困憊だが、

標石を確認できたことはよかった。

そして結局14回ここに立った中で、

最も長い時間がかかってしまった。

まあ、歳も歳だしねえ・・・

 頂上でパンを食べていると、

我々の後からやってきた男性単独行者が、

ゆっくりと上がってきた。

そして札幌からやってきたというその男性と、

しばらく話しをした。

この日出会ったのは、

この男性一人だけだった。

 下山は登行ルートを辿らず、

長い安全ルートを下ることにした。

長い稜線から見渡す素晴らしい風景を堪能し、

下降尾根にのったところ突然ピンテが現れ、

それが5~10m間隔で続いている。

ここもまたピンテの嵐だ。

誰がいったいどういう目的で、

必要以上に多くのピンテを付けて、

それを放置して下山するのか?

どうしても理解しがたいし、

到底納得できない。

ひところ猫も杓子も『知来岳』、

と言って登られた時期があった。

それが今は落ち着いたと思ったのに・・・

ピンテのデパートみたいなものを目にするのが不快なので、

尾根を外し沢形に下り、

沢伝いに下降して林道に出た。

あとは林道を歩いて御料地牧場へ。

 12時25分、駐車地。

最後のピンテは不快だつたが、

この日は天候が良く、

風も弱かった絶好の山日和だったことに感謝し、

帰途に着いて早い時間から、

Hiromiといつものように「反省会」。

 

 

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2022.5.3 『鬼武士』(おにぷし・294m)  雨から逃れて春の明るい林道歩き

 今年のGWは、

前半はじめの2日間晴れた後、

雨が続いてぐずつく予報だった。

そんな後半初日の3日は、

車中泊で出かけるのを中止し、

日帰りで出かけることにした。

しかも雨には当たりたくないので、

終日曇り予報の厚真町へ向かった。

 厚真町は緩やかな丘陵地帯が広がっている。

その中で今回は厚真町と、

むかわ町の境界線上の、

「栄豊林道」を利用して「鬼武士」に登ることにした。

 この朝Hiromiを迎えに行き、

厚真町を過ぎて、

道々59号線をむかわ町に向かって走り、

「あづほ隧道」の500mほど手前で、

右手の林道に入った。

後でわかったのだが、

この林道と思われた砂利道は、

「町道豊丘宇隆線」であった。

 町道を数百メートル入った地点に、

ちょうどよい駐車スペースがあったので、

そこを起点として、

8時15分、徒歩でスタートした。

町道は広く平坦で歩きやすい。

辺りはまっすぐに伸びたカラマツの林が多い。

まだ木々に若葉が生えだしたところで、

遠くの風景が、

木の間越しに見通せる。

 歩き出して間もなく、

予定した「栄豊林道」の入口を、

単なる作業道の入口と認識し、

うっかり通り過ぎてしまった。

この辺りは三井物産が所有する山が多く、

林道のゲートが森林管理署のものとは違い、

簡易的なものが多いので、

はっきりした林道と認識しにくい。

そしてこの見落としに気付いたのが、

1kmほど進んでからだった。

しかし慌てることはない。

この辺りは背の低い笹が一面に広がり、

どこでも歩ける状態だ。

いざとなれば強引に山、沢を越えて修正できる。

内心「面白いことになった」と、

この見落としを喜んだくらいだ。

 改めて地形図を眺めると、

「野安部川」の上流部におり、

町道を更に下流部に歩くと、

「鬼武士」に北側から、

直接突き上げる小沢に沿って、

両岸に林道が伸びている。

この林道のいずれかを利用することに切り替えて、

そのまま先へと進んだ。

そして出合った林道が、

「豊丘2林道」だった。

 9時ちょうど、ゲートを越えて林道に入ってみると、

地形図通り両岸に林道が走っていた。

しかし左岸林道は非常に心細く、

いつ消滅するかわからない状態だった。

それに対し右岸林道は、

問題なく車両が走行できる状態だったので、

そちらを歩くことにした。

まだ雑草が生えだしたばかりの河畔は、

広々として気持ちが良い。

林道は地形図通り、

「野安部川」の支流に忠実に沿って伸びる。

 平坦だった林道は、

150で傾斜が出て、

はっきり高度を上げだした。

すると右前方に、

目指す「鬼武士」の特徴である、

「反射板」が見えてきた。

この山には一昨年、

むかわ町側から登っているので、

ピークの様子は頭に残っている。

 地形図上の「224m標高点」そばで、

当初予定した「栄豊林道」に合流した。

町境上らしく尾根筋に沿っている。

そして林道を離れ、

尾根筋に沿って登る。

これも境界線上だ。

気持ちの良い尾根上に、

はっきりとしたシカ道が続いて行く。

そこにピンテが現れた。

しかも次から次へと狭い間隔で続く。

一か所のテープから、

その前方2~3か所のテープが見える、

すぐそばに。

どうしてこういうことをするか?

そもそもこんな細尾根上にピンテなんか必要ない。

ルートを外れようにも、

両側が落ち込んでいるところで外れようがない。

こういう付け方をし、

回収せずに下山する輩には、

登る資格がないと思うがなあ・・・

 尾根筋は明瞭なピークに突き上げ、

そこにあちこちで目にしてきた、

黄色い私製標識が付けられている。

そしてそばには大きな反射板が建つ。

しかしここが「鬼武士」のピークではない。

三角点ピークはこの西側の木の間越しに見えている。

一旦下って登り返し、

10時ちょうど、三等三角点「鬼武士」

 反射板のピークに戻って、

早い昼食とした。

このピークから北側の眺めがいいのだが、

この日は雨雲に覆われて、

遠くまでは見通せなかった。

 下山は登路の林道合流点まで戻り、

本来利用するはずだった、

「栄豊林道」を下ってみた。

そして最終地点でゲートを確認。

11時35分、「栄豊林道」ゲート。

スタートして間もなく見落としたゲートだったが、

確かに視認していた。

しかしそのおかげとでも言おうか、

思いがけなく周遊ルートが完了し、

この山域の地形のいくらかでも把握できたことに満足。

 11時30分、駐車地。

かたずけを済ませ、

車で町道を抜け道々59号線を走り出すと、

雨がポツポツ落ちてきた。

そして厚真町内に入るころには、

結構な雨足となった。

この雨に当たる直前で下山が完了してよかった。

いや、この日の山の選定が、

絶妙だったことを自負する。

 

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