学校のテストが終わると、多くの新規入会などの問い合わせが着ます。
きっと「なんだこの結果は!」という怒りにも似たテスト結果感想に基づいての行動なのではないかと思います(笑)。
多くの場合、こういうことをきっかけに新たに学習塾で勉強する機会を掴むのでしょうが、中には「ちょっとちがうぞ」と思うような例も混じっています。
それは、「すぐに結果を求める」です。
今回のテストで20点だった。次のテストで80点取るために塾に入れる。
このように、あまりにもシンプルに考えて入会されても、まずうまくはいきません。
20点だったのには、それなりの理由がそこにはあったはずで、そういうことに思いを至らせることを抜きにして、「入会させたらOK」な筈がないですよね?
経験から思うのですが、20点であった理由を精査して、それを解決するための策を有機的・具体的に講じてそれを「一定期間実行して」初めてなにがしかの結果が出るものであって、その「期間」とは、概ね2~3ヶ月は最低でもかかるでしょう。
そういうことを考えず、或いは考えることの必要を認めないのであれば、初めから何かを期待すること自体が大間違いだと思うのです。