勉強の落とし穴

2013-02-25 22:04:08 | 学習塾・勉強の仕方

塾で勉強しているときは良くできるのに、テストになると点数を取れない。

そんな子がたまにいます。

こういうとき、その理由を探る過程で色々と気づくことがあります。

例えば、英語の教科書を読みながら和訳や英訳をすると、とてもスムーズにこれができる時は、丸々それらを暗記しているだけであって、ただそれを鸚オウム返しのように言うだけであることが少なくありません。

これと同じことを深夜のテレビで観たことがあります。

それは簡単に英会話ができるようになる教材という触れ込みのコマーシャルで、ある中年女性が丸暗記したフレーズを引っさげて海外に行き、そしてそこのお土産物点で外人の店員とやりとりをして意思が通じ、「やったあ!英語が話せた」という、まあ言ってみれば他愛の無いものでした。

勿論これをもってして「英会話ができた」と早合点することが「ちょっと違うぞ」という、そんな感想です。

勉強もまったく同じで、慣れ親しんだ問題を丸暗記してそれを解くことができたからといって、その系統の全ての問題がそれで解けるというのでは決してありませんよね。

 

おりしも、学年末テストが返されてくる日々です。

各自の特性を見ながら個別にテスト対策を打ってきはしましたが、それでも目標90点に対して結果が78点とかをみると、時々これの落とし穴の影響がまだ見て取れることがあり、今後は更に細かく対策を打ってこれを撃破していかなくては、と気を引き締めています。


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