今年新たに高校生になった人は、もうすぐ初めての定期テストがやってきますね。
教室でテスト対策を頼まれる場合に割と多いのが、英語(リーディング)です。
文法などは問題集をやったらよいのはわかりますが、中学校と違い高校の英語のテストでは、教科書の本文をそのまま問題として使うことが多く、そのため問題集を使って勉強することもできず、何をどのように勉強したらよいか分からない、と質問されることが多いです。
学校や先生によってテストの形式に差はあるのはもちろんですが、ほとんどの場合、基本的に、本文を何度も何度も繰り返し音読して、音声にして本文に慣れることがかなり役立ちます。
問題に出されるタイプとしては、動詞や名詞の形を本文に合わせて正しい形に直すもの、また、重要な構文や熟語の入った、やや込み入った文章の並べ替え、代名詞の指しているものが何かを答える、など教科書本文を細かく問われることが多いでしょう。
そのため、音読を繰り返しておくと、なんとなく教科書本文を覚えることができるので、仮に本文の並べ替えの問題があっても、正しい文章に答えることが難なくできます。
動詞、名詞の変化形の問題も同様です。
まず音読をしっかりやって、その後に単語・熟語を書いて覚えましょう。
和訳を確認するのも忘れずに。日本語での本文の内容を大雑把に頭に入れておくなら、テスト中出題された本文の文章をじっくり読まなくても解くことができます。
そして最後に、これが一番効果的ですが最もヘヴィーな作業ですが、本文の和訳を紙に書いておき、それを見て全て英文に直すことです。それができれば、教科書本文のどこの箇所を問われても対応できるようになります。もしチャレンジ精神のある人はぜひやってみてください。
早い学校ではあと1週間でテストですね。
やれることはしっかりやって万全の状態で臨んでください!