アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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新世界ラジウム温泉に行ってきた。

2012年04月05日 23時34分29秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 この間、仕事が忙しくて、肩や腰がパンパンに張ってしまいました。そこで、今日の定休日に、大阪は新世界にある「ラジウム温泉」という銭湯に、身体をほぐしに行ってきました。今はやりのスーパー銭湯ではなく、昔ながらの銭湯です。昔は家の近所にもこういう銭湯があったのですが、今はもう新世界まで電車に乗って行かないとお目にかかれなくなりました。
 昔ながらの銭湯ではありますが、その一方で新世界もレトロブームの波に乗り、外人観光客も訪れるようになったので、銭湯も自前のHPを持つようになりました。今回の舞台は銭湯ゆえ、浴室内部まで撮影出来ませんので、まずは当該HPでイメージを補って下さい。
 http://www.radium.co.jp/sentou/index.html

    
 場所は通天閣の直ぐ隣にあります。午前6時から夜12時まで開いてます。朝から入浴できる銭湯なんて他には殆どないので、結構重宝します。料金も小タオル・バスタオル付きで500円と、スーパー銭湯と比べれば遥かにお得。石鹸は別料金ですが、30円も出せば小さな奴が買えます。一人で入るならそれで充分。一応、2時間以内との入浴時間の制限はありますが、番台で時間まで一々チェック出来るのでしょうか。元旦と毎月第2・第4木曜日が定休日。現場には禁忌症の表示もあるのでよく確認しておく事。 
 そうは言っても、ある程度写真がない事にはこちらも説明しづらいので、脱衣場に掲げてあったスポーツ紙の銭湯宣伝記事と、銭湯HPから拝借した施設見取り図の画像も貼り付けておきます。

    
 その見取り図に沿って説明すると、男湯(図の左上半分)は真ん中に大風呂(主浴槽:青色)、その横に付属の炭酸湯(炭酸ガスを溶かしてある人工炭酸泉:丸囲み濃い青色)と薬草入りの電気風呂(薄緑色)、それらをL字型に囲む流しの壁を反対側に回れば水風呂(水色)があり、炭酸湯の横にスチームバス(蒸気風呂:赤色)の部屋がある。そして大風呂の浴室から外に出れば庭園や通天閣が眺められるラジウム温泉の露天風呂(濃い青色)、という造りになっています。(色名などは図中の表示)
 その中で、私が入ったのは大風呂、炭酸湯、蒸気風呂、電気風呂、露天風呂の5つです。HPによれば、この温泉の売りは炭酸湯とラジウム温泉の露天風呂のようですが、私はそれよりも電気風呂が一番良かった。浴槽の中の正面部分に向かい合わせで電極板が張られ、その間に微弱電流を流す事で、入浴者の血行促進や腰痛・貧血に効くのだそうな。湯船の中が腰かけになっていて、ちょうど腰の部分に電流が当たるようになっています。肩や首のコリをほぐしたい時は、腰かけずに湯船の中に身体ごと浸かるようにすれば良い。長時間浸かっていると流石に身体にこたえるので、湯船の脇の電流が来ない所で休んでいました。その甲斐あってか、入浴後は大分身体がほぐれたように感じました。スチームバスや炭酸湯も良かった。

 露天風呂も外の空気が吸えて良かったけれど、ラジウム温泉の効能については、あくまで<限定付き>で考えるべきでしょう。特に、原発推進の御用学者などが、ラジウム温泉などの例を引いて、「微量の放射能は寧ろ身体に良い」と言って「原発安全神話」の復権を図ろうとする動きについては、眉に唾をつけて聞く必要があります。ラジウム温泉などの効能は、一般的に「ホルミシス効果」と呼ばれるものですが、これはいわばインフルエンザの予防接種と同じ原理です。本来は身体にとって有毒なインフルエンザ菌を弱めて接種する事で、身体の中に抗体が生まれ逆に抵抗力が増す。そのバランスは非常に微妙で、少しでも匙加減を誤れば逆に副作用を招く。ラジウム温泉の効能もこれと同じで、新陳代謝や免疫力が増す一方で、その同じ原料の放射性ウラン鉱石によって、採掘作業員の被曝や杜撰な残土処理による汚染も同時に起こっているのです。ラジウム温泉のHPには前者の効能しか書かれていませんが。そもそも、ラジウム温泉の微量放射能で以て、チェルノブイリ並みの福島原発事故を免罪できる筈がないのに。
 http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=24
 
   
 お風呂上りには昔懐かしい瓶のコーヒー牛乳を飲みました。もっと懐かしいフルーツ牛乳も売っていた。近くのレトロ風喫茶店には「冷コー」「スパゲティ」も売っていた(今はもうみんな「アイスコーヒー」「パスタ」でしょう)。新世界から難波に向かう無料送迎バスも出来たみたい。帰りは流行の「串カツ」や「たこ焼」には目もくれず(あんなもの自宅の近所でも幾らでも売っている)、今はもう新世界でしか食べれない「シチュウー」・玉子焼きとご飯を昼飯に食べてきました。
 「シチュウー」というのは、今のビーフシチュー・クリームシチューではなく、塩だけで味を調えたポトフみたいなお出汁で、中に牛バラ肉やぶつ切りのじゃがいも、玉葱などが入っています。お好みでソースを掛けて食べます。昔は大衆食堂の定番メニューの一つでしたが、今はもう新世界でしか食べれません。(過去の関連記事参照)
 腰痛治療は金がかかります。そうそう鍼灸・整骨医やマッサージばかりも行ってられません。そういう時に、ワンコインでゆっくり出来るこの銭湯はつくづく有難い。行くのは今回が初めてでしたが、今後はちょくちょく行ってみようと思います。
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