アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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競馬を楽しめるのも平和であればこそ

2012年04月09日 00時22分09秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
 今日はお花見を兼ねて阪神競馬場にGⅠレースの桜花賞を堪能してきました。
 今まで競馬場は京都に一度行った事があるだけだったので、着くまでに思いの外時間がかかってしまいました。まず阪神なんば線経由で行ったのが失敗の元でした。私の乗った電車は尼崎止まりだったのでそこでまず乗り換え、今津で阪急に乗り換えたものの、今はもう宝塚への直通電車はなく、西宮北口でまた乗り換える破目になってしまいました。お蔭で、競馬場に着いたらもうお昼前でした。

  
 昼食は出店のカツカレーで済ませました。流石はホテル直営の出店だけあって、600円と安価な割に美味しかったです。他に富士宮焼きそばなどのご当地メニューもあったのですが、もうお腹が一杯になったのでパス。
 それに引き換え、施設内にあるレストランの高い事。ウィンズのフードコーナーとも大して違わないような中身なのに、大抵千円以上もする。コーヒーも、ドトールやサンマルコと似たような中身なのに、値段だけは個人経営の喫茶店並み。もう自販機で済ませましたが、それすら1杯200円もする始末。本当はJRA特製の桜花賞記念弁当を食べるつもりでしたが、こちらも売り場が分からずパス。もう食べ物は出店に限る。そのくせ、無料の給茶コーナーがあるのに、名牝ウォッカの記念ペットボトルというだけで、わざわざ150円出してこんな「駿馬茶」を買ってしまったりして。
 お花見のほうも、この間の天候不順にも関わらず結構見頃を迎えていましたが、どこも人だらけで余り堪能出来ませんでした。

  
 しかし望外の収穫もありました。競馬場の一角に資料コーナーがあり、過去の成績や競馬の歴史を記した書籍が自由に閲覧できるのは嬉しかった。明治時代に西宮の鳴尾浜で行われた競馬から今の阪神競馬が始まった事や、桜花賞もかつては「中山4歳牝馬特別」という名称で距離もマイル(1600m)ではなく1800mだった事も、ここにある資料で初めて知りました。昭和33年の桜花賞ポスターも展示されていましたが、それによると当時の発走時刻は3月23日午前11時だったとの事。
 特に、戦前・戦中のレースの成績をこの目で直に見れたのは良かったです。それによると、日本の近代競馬は、明治時代に外国から輸入された後に、大正時代の一旦中断を経て昭和初期に再び復活するものの、娯楽というよりは軍馬育成が主目的の、非常に軍国色の強いものでした。現在のGⅠレース「天皇賞」「オークス」「皐月賞」「菊花賞」も、当時はそれぞれ「帝室御賞典競争」「阪神優駿牝馬」「横浜農林省賞典4歳呼馬」「京都農林省賞典4歳呼馬」という物々しい名前でした。今の皇室ゆかりのレース名(天皇賞・高松宮記念・××大賞典)は、その当時の名残です。「ダービー」「オークス」が国際競争でありながら、正式名称が未だに「東京優駿」「優駿牝馬」といった漢字名であるのも、戦時中の「敵性語禁止」の名残なのかも。
 資料コーナーの雰囲気も、みんな大人しく資料を閲覧していて、まるで図書館にいるよう。他の「鉄火場」から隔絶されたオアシスといった感じで。この他にも、明治初期の競馬錦絵などの貴重な資料を写真に収める事が出来たものの、所詮は携帯写真、逆光で写りが悪く公開できず。

  
 それで肝心の予想ですが、こちらは見事に外れました。
 一応、持ち時計とマイル実績を重視して、◎10番ジェンティルドンナ(シンザン記念勝ち)から、○17番ジョワドヴィーヴル(阪神JF勝ち)、▲5番パララサルー(アネモネS勝ち含めマイル3連勝)、★14番トーセンベニザクラ(前述条件上位)、△2番エピセアローム(チューリップ賞2着)、△11番アイムユアーズ(阪神JF2着)、△13番サウンドオブハート(同3着)に、押さえで筋目の○▲を買うも、混戦で軸も不動ではないので馬連・ワイド併用の形で流したのですが、無印の15番ヴィルシーナが2着に入ってしまいました。
 確かに、この馬はクインCも勝ち、そこそこ人気もしていましたが、持ち時計もマイル実績も殆どなかった為に、今回は消してしまっていました。或いは、低配当も承知の上で◎△10-11を馬連ではなくワイドで買っていたら的中していたのでしょうが。せっかく軸は当たっていたのに・・・。

 
 
 上記はパドックとレース終了後コース遠景の写真。レースが始まるとファンは猫も杓子も本場場に殺到、逆にこちらは実況ビデオで余裕で観戦w。しかしゴール前シャッターチャンスの撮影は流石に難しく、タッチの差で間に合わず。
 今の政治を見ていると本当は競馬どころではないのかもしませんが、こんなご時世だからこそ、「たまには息抜きでもしない事には、もうやってられるか!」。その息抜きも、今の憲法でまだ辛うじて平和と人権が守られているからこそ出来る事なのかも。
コメント (2)
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