最近、横断歩道や道路のセンターラインが消えかかっている箇所が目に付きます。今までも気になってはいましたが、特に生活上支障はないので、そのままにしていました。ところが、ある事をきっかけに、それを再び目の当たりにする事になりました。私の勤め先も物流・運輸関係の企業です。これ以上、黙って見過ごす訳にはいきません。とりあえず職場の上司に次のメールと写真をラインで送る事にしました。
お忙しいところに申し訳ありません。今日はまた別の問題提起をさせてもらいます。
この白線の消えかかっている横断歩道(左上写真)、どこか分かりますか?南海堺駅東口の交差点です。信号機があるから交差点だとかろうじて認識出来ますが、もしなければ自動車のドライバーは認識出来ないかも知れません。実際、私が横断する時も、本当にここが横断歩道なのか?本当に渡って良いのか一瞬迷いましたから。
撮影したのは今日の午前9時過ぎです。数日前にATMのエラーで銀行の通帳が使えなくなり、通帳に記帳してもらう為に銀行の支店に出向かなければならなくなったからです。
具体的には池田泉州銀行の口座ですが、近年この銀行は支店やATMの統廃合をどんどん進めていて、難波の支店でも投資信託など一部の業務しか扱わなくなってしまいました。
私の住んでいる住之江区も、支店やATMがどんどん廃止され、堺や阿倍野、長居、天王寺あたりまで行かなければ銀行支店の窓口にたどり着けなくなってしまいました。だから、わざわざバスに乗って、堺駅くんだりまで来なければならなくなったのです。
幸い銀行ATMのエラーはすぐ解消し、通帳も今まで通り使えるようになりましたが、帰りにこの交差点を渡る際に、この白線表示の摩耗ぶりを見て、改めて危険性を認識しました。
問題の交差点で交わっている道路は多分どちらも市道でしょう。だからセンターラインの白線摩耗については市役所の管轄になりますが、横断歩道など交通規制が絡む内容になると警察の管轄になるようです。
実は、私の住んでいる住之江区でも、道路の白線が消えかかっている箇所が何箇所もあります。目の前の××⚪︎丁目交差点も、今まで消えかかっていましたが、最近ようやく塗り直されました。通勤途上にある△△の2車線道路(右上写真)は今もセンターラインが消えかかったままです。
道路の白線補修などの仕事は、あくまで行政や警察の管轄です。行政も警察も、万博などの商業イベントにばかり予算を注ぎ込むのではなく、道路補修や白線塗り直しなどの安全に必要不可欠な施策にも是非予算を振り向けてほしいものです。
でも、事は安全に関わる事ですから、我が社の物流部としても、行政や警察任せにするだけでなく、会社としても、一度ドライバーにアンケートを取るなどして、危険箇所の洗い出しと行政・警察への働きかけをすべきではないでしょうか?