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インターネットの負の側面~この間のパソコン・トラブルを改めて振り返って

2016年06月22日 18時55分10秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ


●エラーの為、ブログ更新見合わせ中(6月17日の最初の記事)

6月16日早朝から、自宅のパソコンに、上記のエラーメッセージが表示され、頻繁に再起動が起こるようになりました。大体5分に1度の割合で発生します。昨日は30分ぐらいもちましたが、やはり同じエラーが起こりました。

(エラーメッセージの全文)
問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。
詳細については、次のエラーを後からオンラインで検索してください。PAGE FAULT IN NONPAGED AREA (snp2uvc.sys.)

エラーの原因は不明です。前日の夜まで何とも無かったのに、突然このようなエラーが頻発するようになりました。前日にパソコンをシャットダウンした後も、プログラム自動更新の為にパソコンがしばらく作動していましたから、ひょっとしたら、この自動更新中に何らかの異常が発生したのかも知れません。しかし、それもあくまで推測です。
いずれにせよ、これでは、ブログの閲覧は出来ても更新は不可能です。その為、記事の更新はしばらく見合わせる事にします。尚、ブログの閲覧やコメント投稿、この程度の緊急告知なら、スマホでも可能なので、ブログ更新見合わせ中も継続します。
復旧見込みですが、18日夜に業者に訪問診断してもらう予定です。そこで修復できれば、早ければそこでブログ更新が再開できます。しかし、そこでも修復出来ず、持ち帰り修理という事になれば、再開はもっと後になります。
この種のエラーはよくある話のようで、スマホで調べたら色々対処法がネットに公開されていますが、どれも説明が専門的過ぎて、今の私には無理です。素人療法で下手にいじくっても、余計にドツボにはまるだけなので、もう専門業者を呼ぶ事にしました。
そういう事なので、読者の皆様にはしばらくご迷惑をかける事になりますが、ご了承下さるようお願い申し上げます。

●パソコントラブルの診断結果(6月19日のコメント)

自宅のパソコンに頻繁に再起動が起こるトラブルの件で、昨日、パソコンレスキュー業者に診てもらいました。業者が言うには、Windows10へのアップデートもトラブル原因の一つかも知れないと言う事です。
マイクロソフトは、現在、既存のパソコンに対して、Windows7や8から10へのアップデートを、無償で(半ば強引に)進めています。私のパソコンも、その中で、Windows10にアップデートしました。そのWindows10のプログラムが、この6月16日に自動更新されたプログラムの一部に適合できずに、今回のエラーが頻発するようになったのではないか、と言うのが、業者さんの見立てです。
そこで、どのアプリケーションが不具合を起こしているのか特定すべく、テストを繰り返したものの、まだ明確に特定できなかったので、持ち帰ってプログラムを修正する事になりました。
しかし、Windows10へのアップデートも、今回のプログラム自動更新も、マイクロソフトが自分の都合で、既存のパソコンに対して遠隔操作でやった事なのに、なぜユーザーが修理費用を負担しなければならないのか?納得いかなかったので業者さんに聞いてみましたが、マイクロソフトとしては、「10にアップデートする際に、それを受け入れるか否かをユーザーには聞いていて、アップデートを拒否する事もできるのに、それをしなかったユーザーも悪い。あくまでユーザーの自己責任だ」というスタンスなのだそうです。
でも、確かにアップデートの途中で拒否を選択する場面もありましたが、リスクについては何も説明が無かったように思います。アップデートのリスクもきちんと説明せず、「今なら無償でアップデートできますよ」と言われたら、誰でもOKしちゃいますよ。それで、今回のプログラム自動更新で不適合プログラムを送信してきたのもマイクロソフトなのに…。
幾ら考えても納得が行きませんが、そんな事をレスキュー業者に言っても仕方ありません。持ち帰ってパソコンを調整してもらう事にしました。調整費用が6千円余りと、当初想定していた価格より安価で済みそうな点が、まだ唯一の救いです。
パソコンがいつ帰って来るか、まだ未定です。帰って来るまでは、ブログ閲覧はスマホでしのぎ、ブログ更新や急ぎでないコメント返信については、平日の公休日に、料金が割安になるネットカフェでまとめて行う事にします。

●マイクロソフトの殿様商売(6月22日のコメント)

 修理に出していたパソコンがやっと帰って来ました。
 再起動頻発エラーの原因は、やはりマイクロソフトによるWindows10へのアップデートにありました。
 簡単に言うと、マイクロソフトが行うアップデートの速度に、日本のパソコン・メーカーがついて行けなくて、プログラム上の整合性が取れない箇所が年々拡大しているのだそうです。
 私のパソコンはWindows7仕様の為、Windows10のウェブカメラ機能の部分で、プログラムの整合性が取れなくなっていました。エラーメッセージの中の「snp2uvc.sys.」と言うのが、ウェブカメラのプログラムです。そこのプログラムの整合性が取れなくなって、「PAGE FAULT IN NONPAGED AREA 」(存在しないページにアクセスしようとしている)という状態になり、パソコンが再起動を繰り返すようになってしまっていたのです。

 そこで、業者の方で、ウェブカメラの機能を無効化してもらう事にしました。ウェブカメラなんて、スカイプを使う時ぐらいしか用がありません。私はスカイプなんて全然しませんから。
 ただ、そこで業者さんが言うには、「今年の夏頃に、またマイクロソフトが、Windows10の新しい型をバージョンアップする予定なので、ひょっとしたらその時に、また同じ様なエラーが起こるかも知れない」との事でした。

 しかし、それにつけても、マイクロソフトの殿様商売ぶりが、今回の件で、図らずも明らかになったように思います。世界のインターネット事業をほぼ独占しているマイクロソフトが、競争相手がいないのを良い事に、「日本や他の国のメーカーの都合なぞ知ったこっちゃない」とばかりに、自分の都合だけで事業を進めた結果、今回のエラーが起こったのですから。そのとばっちりを、ユーザーが一方的に被っているのです。
 インターネットが初めてこの世に登場した頃に、「インターネットこそが自由の象徴だ」と、やたらインターネットをもてはやす風潮が世に現れましたが、何の事はない。インターネットも、情報網を支配しているのはマイクロソフトという、軍産複合体と結託した米系の独占資本だったのです。

 だからと言って、今さらインターネット抜きの生活に戻る事は出来ません。それは、いくら東電や関電の原発依存がケシカランと息巻いても、電気無しの生活が考えられないのと同じです。今回の件でも、私たちユーザーに求められているのは、電気やインターネットの便利さだけに目を奪われるのではなく、独占企業による情報統制や、価格支配、「殿様商売」と言った「負の側面」にも目を向け、いかにそれを緩和するか、という姿勢ではないでしょうか。
 確かに、電気無しで生活は出来ませんが、何も原発だけで電気を作っている訳ではありません。自然エネルギーなど、原発に頼らない発電システムを一刻も早く構築しなければなりません。核のゴミを出す原発なんて、不要ならそれに越した事はないのですから。
 その中で、修理費用はビジター料・診断料込みで6千円余りと、比較的低額で済んだのが唯一の救いでした。

(参考記事)
NSA:米マイクロソフト、通信傍受に協力 英紙報道(毎日新聞、2013年7月12日)

 米国家安全保障局(NSA)による通信傍受問題で英紙ガーディアン(電子版)は11日、 通信を傍受しやすいよう米インターネット大手のマイクロソフトがNSAの傍受活動に 協力していたと報じた。この問題ではすでにNSAが、マイクロソフトを含む米企業9社の電子メールなどを傍受していたことがわかっているが、具体例をあげ企業側の協力が報じられるのは初めて。
 NSAによる個人情報収集活動を暴露しスパイ活動などの罪で米司法当局に訴追された中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)の資料で判明した。
 同紙によるとマイクロソフトは▽新しいポータルサイトを導入する際、チャット(ネット上での会話)の情報が傍受できなくなるとのNSAの懸念に応え暗号化することを避けた▽今年になって米連邦捜査局(FBI)と協力し、同社が運営するオンラインストレージサービス「スカイドライブ」へのNSAのアクセスを容易にした--などとNSAの傍受活動に協力していたという。
 NSAがこうして集めた情報はCIAやFBIと頻繁に共有され、NSAの文書ではこれを「チームスポーツ」と表現したという。
 マイクロソフト以外の米企業がNSAに協力していたかどうかは不明。マイクロソフトは同紙に対し、「我々は法律を順守することに真剣だ。顧客情報の提供も法律に従って行っている」と違法性を否定している。
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