アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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スーパーは貧乏人を差別するな!

2024年05月12日 19時54分00秒 | 貧乏人搾取の上に胡坐をかくな
 
近所のスーパーに買い物に行った際に、店のお客様アンケートに下記の要望を書いて出しました。
 
「私は長年、某スーパーの物流センターで働いて来ました。その私の目から見ても、スーパーの社員や経営者が本当に今の庶民生活をどれだけ理解しているか疑問に思う時があります。
例えば、店の入口の青果売り場に並ぶのは大量の玉ねぎ・ジャガ芋・人参です。
これらの商品は色んな料理に使えるので大量に仕入れたくなる気持ちも分かりますが、品切れする事はほとんどありません。
その一方で、少し奥まった所にあるブナシメジや絹さやはいつ来ても品切れです。
これらの商品も、賃貸マンションの火力の弱いIHコンロでも簡単に調理出来るので結構需要があるのに。もっと、これらの商品も仕入れるようにして下さい!」
 
以上がその要望ですが、これはほんの一例に過ぎません。この他にも、バカ高い値段のカットフルーツばかり仕入れたり、ひな祭りや端午の節句の高級菓子ばかり仕入れたり、スーパーの発注する商品が実際の庶民感覚とズレていると感じられる場面に何度も出くわして来ました。
 
確かに、これらの商品も売れないと言う訳ではありません。でも一番売れるのは、もっと単価が安く、誰でも気軽に買えて、調理の簡単な豆腐や蒲鉾、安い豚肉などの日常必需品や、レトルト食品などです。
 
でも、どのスーパーも、それらの安価で日常ありふれた商品よりも、貧乏人が買えないような高価なフルーツや贈答用品ばかりを大量発注します。
 
何故こんな事になるのか?それは、大量仕入れが可能なファミリー層向けの商品や、高額フルーツの方が利幅が大きいからです。
 
しかし、今の庶民生活を考えると、そんな小金持ちのファミリー層ばかりではありません。シングルマザーや高齢者、寮住まいの派遣労働者などの貧困層や単身世帯も決して少なくありません。
 
それらの貧困層にとっては、贅沢品の高額フルーツや贈答用品よりも、安価で手軽に調理出来る豆腐やレトルト商品の方が、需要は大きいのです。
 
そうであるにもかかわらず、いまだに昔の総中流社会のイメージで、もはや準富裕層に過ぎない小金持ちのファミリー層や勝ち組ビジネスマン層受けする商品ばかりを発注しないで下さい。
 
たとえ利幅は小さくても、需要のある貧困層向けの日常必需品も仕入れるようにして下さい。少なくとも、いつ来ても品切れで買えない事のないようにして下さい。
 
貧乏人にも生きる権利があります。スーパーにはその権利を保障する義務があります。金持ちだけが消費者ではありません。それだけは忘れないようにして下さい。
コメント (4)
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