5月13日14日に浜松市において開かれた第1期実務研修会が無事終了しました。
北海道岩見沢市から九州天草市まで、ほとんどの市町村で県外研修は認められていないはずですのに、よく参加してくださいました。
今回は、机の配置をU字型の小グループにしてみました。なるべく参加型で前頭葉を活発に動かしながら受講していただきたいと思っているのです。
今回の実務研修会は、市町村合併の影響で新市としての契約ができたので、未導入だった町村が新しく活動を始めるために研修に参加したという方が目立ちました。
そのとき、「やりたい!」というオーラがビシビシ出てる方と、「なんで~?」オーラが感じられる方とがいました。
すでに実践が続いていて、「今度はあなたの番よ」という状況で参加された方もいましたが、もちろん2種類のオーラを放っていました。
結論を言うと、研修会の最後には二段階方式の手技の奥深さについては、納得してくださったものと確信していますが。その次の段階「やってみよう !」と思ってくださったかどうか参加者の皆さんのご意見を伺いたいものです・・・(以下の写真は懇親会のスナップです。後半は次回に)
米沢市「なごみの部屋」 雲南市
十日町市 岩見沢市
毎回の実務研修会で思うことですが、伝えなくてはいけないことがたくさんありすぎて、皆さんの脳をあふれさせてしまっているのではないか?という不安は今回でも持ちました。
同時に、二段階方式実務研修会の立ち上げのころのことを思い出しました。
10年も前になりますが、「ボケは治らない」という世間の常識のなかで研修会に参加することすら困難な状況を押して参加してくれた先輩保健師さんたちの顔・顔・顔。
マニュアルもまだまだ不備でしたが、熱心にメモをとっていかれた姿が目に焼きついています。懇親会でもそういう保健師さんのお名前が出て、とても懐かしく聞きました。
沼津市 東御市
神戸市垂水区
皆さんがお仕事をされる環境としては、桁違いに整ってきています。地域包括支援センターがどのように働くのがまだきちんとしていないところもあるようですが、「できるだけ早く認知症にならないように予防策を講じる」必要性だけは、行政も住民も理解の基盤はできてきたと思います。
その時の武器が二段階方式の手技だということはわかっていただけたでしょうか?
受講者の皆さん、研修後のレポートをお待ちしています。我が家のグラナダ