脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

秋の酵素つくり

2012年10月22日 | 私の右脳ライフ

友人たちが集まって、今頃手に入る果物や野菜(実)や、野原で取れるさまざまな実を使って、「秋の酵素つくり」をしました。おしゃべりしながら協力して食べ物つくりをするなんて、まるで縄文時代の女の人たちみたいです。普段しない体験は楽しいものですね。
友人のM子さんが私の先生です。

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リンゴ、カキ、ナシ、西洋ナシ、ブドウ、イチジク、キウイ
ミカン、ユズ、カボス、スダチ、レモン、ライム、キンカン、シークワーサー
カボチャ、ニンジン、ゴーヤ、エダマメ、ピーマン、ハヤトウリ、食用キク、ヤーコン
サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、長イモ、ダイコン
シイタケ、シメジ、マッシュルーム、エリンギ、エノキダケ
ショウガ、トウガラシ、ピーナッツ、ギンナン、ムカゴ、サンショウ、ナンテン
山ブドウ、マユミ、ハゼ、ムラサキシキブ
雑穀類など

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「実りの秋」とはよく言ったものでたくさん集まるものですね!よいところに住んでいるといってもいいのかもしれません。
できるだけたくさんの種類を10キロ集めます。
そして上白糖11キロ。

実のものを1キロずつ刻んでは、1キロの砂糖にまぶし、桶の中に積んでいきます。
最後に1キロの砂糖でふたをして、明日から攪拌します。1週間から十日経って発酵がうまくいったら濾して出来上がり。

健康にいいということですが、やけどやけがや虫刺されでも効果があります。
何よりもおいしい!!

P10003155時間たった樽の様子です。

明日の朝から混ぜ始めるのです。

さて今年の「秋の酵素」は、と言ってもたかだか二回目の製作なのですが、どんなものが出来上がるでしょうか?
楽しみです。

 


かくしゃくヒント16-裏の山にいます

2012年10月22日 | かくしゃくヒント

P1000265岩手県の友人千葉さんのところに遊びに行きました。

玄関に立った時に、左の黒板を見て吹き出してしまいました。
宮沢賢治の「下ノ畑ニヲリマス」のもじりでしょう。

さっそく聞いてみました。
「賢治を踏まえてるってお客さんはわかりますか?」

答えがまた傑作。
「わかってくれても、くれなくても、こんなことを考えると楽しいからやるだけ。まあほとんど誰もわからないかな?」

広い敷地にゆったりと家が建っていました。
入り口には「野草園」、
母屋の奥にはゴルフのアプローチ用練習場が。
「THOUSAND LEAF COUNTRY CLUB」の看板がもちろんかかっています。
別棟には「奥州そば道場」

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玄関わきには、お手製の作品が飾られていました。井戸にもフクロウの飾りが。陶芸を始めてまだ1年というのですからびっくりです。

「同じようなものを作るのは面白くないから。
普通に取っ手がつくよりもいいかなと思ってね」

生活のいろいろな部分に手作りの品が所を得て収まっています。

右脳が豊かな方の生活の楽しさが感じられて、楽しみながら、ちょっとうらやましい気にもなりました。

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旅の目的は「八幡平の紅葉狩り」でしたが
「岩手に来てもらうなら、やはり陸前高田には行ってもらわないと」と最初は被災地の現状を見せていただきました。

「にじのライブラリー」の一本杉です。かなりの高台に建っているのですが、2/3は水につかっています・・・
街の復興も、がれきの処理をまだしている状態でした。

「復興のビジョンが見えてない」全員の感想です。

周りに笑いが絶えないような、とっても楽しい方ですが、旅の始まりが陸前高田というところに、千葉さんの深さを感じます。

岩手山焼走溶岩流、玉川温泉、後生掛温泉、八幡平のドライブコース、宮沢賢冶記念館、北上展勝地。
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スケジュールを見ても、「人生の楽しみ方をよくご存じ!」という感じがします。
細やかに心を砕いて計画してくださったことがよくわかりました。

細やかといえば、ご自宅での夕食のとき、ノンアルコールビールを飲まれながら
「この時間は、いつ車で出かけなくてはいけないことが起きるかもわからないから」と笑われました。
朝7時前から「ちょっと、ご相談」とお客さんがいらっしゃいましたし、電話はたびたびかかってきます。地域の世話役そのものですね。
P1000261もう一点言わなくてはいけません。それはユーモアにあふれていること。

「ユーモア」はあまり気づかれていませんが、前頭葉の機能です。
小さな子供にも動物にも、ユーモアの世界はないといえば、わかっていただけるかと思うのです。

メンバー全員が何度おなかを抱えて笑ったことか!
こういう生き方がしたいものですね。


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