脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

1月の右脳訓練―紙わざ大賞展

2020年01月26日 | 右脳の働き
毎年楽しみにしている「日本紙わざ大賞展」
第29回紙わざ大賞
「『紙わざ大賞』は、『紙』を使用し自由な発想での創作をテーマとしたペーパーアートのコンペティションです。このたび、全国よりご応募いただきました数々の作品の中から厳正なる審査により選ばれた作品を紹介いたします。『紙』のあたたかさ、しなやかさ、色合い、そして可能性を存分に感じてください。
FBに作品を少しアップしたら、とても喜ばれたのでブログにもまとめておきましょう。
「熟成本枯節1本セット」 笑福侍威商店

「黄色のしあわせ」 鈴森隆弘

まるで本物。

「育てるバッグ」 りんごしょう
「Sea kite 」 James Cutter

「しだれ桜」 かのなつの。花弁は全部折り鶴!

「patchwork necklace」 Kirie.k.t
 
「風とおしのいいこい」 田中みさ子

「染み絵1」 水垣尚

大賞「犬」 三笠蓬菜

「薄手和紙を使用し、毛の色は胡粉子、軽量粘土と針金で組み、本体に和紙を張りハサミで切った毛を取り付けていき1年ほどかけて作ります」

「特徴は毛のすべてをハサミで切るということです」
なんという手間!毛の質感が見事です。

同じ作者の「鶏」

「鶏」アップ。リアルな羽に圧倒されます。

「なにか?」 鈴木美幸

上のネコとこのハシビロコウは表情が何とも言えない・・・

「蝶番紙利恩」 正本晶久

作者に驚かされた作品もありました。
「おかたづけ」 山本陽子
全盲の方が、使用済みの点字用紙を使って編まれたそうです。糊など全く使ってないそうです。

もうひとつ。作者にお会いしたいと思いました。
「葡萄と鳥」 垣内奈良次

「95歳のおじいちゃんがリハビリのつもりで始めたクイリング」と書いてあります!

毎年、毎年制作される方たちの、アイディアにびっくりさせられます。
「素材に『特種東海製紙』の紙を使う」ということだけが応募の条件らしいのですが、デザイナー、絵画教室講師、木版作家、それに学生などの専門家というよりも、会社員、主婦、自営業、ネイリスト、着付師、マッサージ業、教師など、ごく普通の暮らしをしているらしい方たちの作品がたくさん評価されていました。
職業としていない方々が、前頭葉から湧き上がるアイディアや内なる思いを、右脳を駆使しながら形にしていく過程を想像すると、楽しさが伝染してきそうです。
右脳が豊かな方たちの人生は、実に楽しいものだと思います!

1月の右脳訓練-県立美術館

2020年01月26日 | 私の右脳ライフ
友人の西村知子さんに誘われて、県立美術館「やなぎみわ展 神話機械」に行きました。
私の知らない世界でしたから、誘われなかったら知らないままの人生でした。
今回の「神話機械」というテーマから、展覧会の内容が想像がつくでしょうか?高専の学生さんたちが作り上げたロボットがひそやかに展示されていました。そして「時」が来ると、勝手に動き出すのです。もちろんアイディアはやなぎさん。
これは瓶が動いて音が出ます。

シャレコーベをアームがつかんで投げます。

このロボットは発する光を変えながら不思議な航跡で動きまわります。

熱心な観客がたくさん参加していました。
また会場にはこれまでの舞台を振り返る展示や写真作品などがありましたが、訴えるものが次々に浮かんでこられるのだろうと、芸術家の魂に触れた気がしました。
日本平近くに県立美術館はありますので、一度は行きたいと考えていた日本平夢テラスにも足を延ばしました。
さすが日本平!

隈研吾作。

カフェにはコーヒーはなし。静岡茶処アピールだからでしょうね。ほうじ茶ラテをいただきました。

東側に下ると清水。清水にも行きたいところがありました。ちびまる子ちゃん登場のお寿司屋さん(末廣寿司)。門構えからみるだけでも格式がありそう…確かにおじいちゃんの年金が消えちゃったというマンガの筋も納得できます。

門をくぐると、前庭から風情あります。

目をやると。

金魚も。

西村さんから、やなぎみわさんの展覧会を誘われて、私即決。
私が夢テラスと末廣寿司誘ったら、西村さん即決。こういうことは「論理(左脳)」でなく「感覚(右脳)」がパッパと決めているのです。
この辺りが一致しないと、交遊そのものが困難になるものです。
1月13日。日本平の早咲き桜。



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