日曜日、福岡国際センターへ。
第6回 観梅(かんばい) 展の会場です。これは、日本習字
受講生の条幅作品展で、私も昨9月に出品していました。
全国を巡回している大賞作品の他に、福岡会場には、
山口、九州各県、沖縄、海外の受講生の作品が準特選
まで、展示されました。
私の作品もとりあえず展示されました(青の表装)。
がっ、内容はいまいち。前回の作品展よりも、ひとつ賞を
落しました。前回、受賞のお祝いに立派な落款印を作って
いただいて、良い名前もいただいて、お勉強にも行って
いたのに…悔しい。
大賞作品、ガン見してしまいます(笑)。
会場を一通り。今回も こ、これは!! と思う作品に出会い
ました。中でもこの作品。ナムアミダブツの抜き文字です。
抜き文字の部分は、さらに小さな文字で出来ていました。
こんなにもデザインチックなナムアミダブツははじめて。
また、今年は日本習字の特別な年。創設者・故 原田観峰
(かんぽう) 先生の生誕100年の年なのです。それを記念
して生誕百年の記念展も同時に開催されました。
文字文化の変革や、功績、普段は鑑賞できない作品も
展示されていました。中でも相撲博物館蔵の「心技体」。
書の世界にも通じるものがあります。
そして懐かしい写真も。高2の夏休み。夏季スクーリングに
参加したいと両親にお願いをして一人旅。京都駅下車。
滋賀県まで行きました。今ではもう叶いませんが観峰先生に
こうやって直接ご指導をいただいた一人なのです。
とっても優しいお髭の観峰先生でした。
さて来年度の昇段試験。三年をかけてやってきて、六、七段
ときました。いよいよ来年度でラスト、八段受験です。
来年度から試験制度も大きく変わって、色々が新しくなって
しまうので戸惑うことは多々ありますが前年度までに八段を
取得された方々と、「八段の価値は変わらない」 という説明
ですので納得。もやもやを吹き飛ばして頑張ろうと思います。
Feb.27