秋口に再度購入する積りでいる『ぐるっとパス』ですが、思えば短い二ヶ月でした。
元を取ったからよしとする考えも何処かにありました。一生懸命に歩いたのは、最後の半月でしょうか。昨年の旅行の時の思いも何処かにあったのかもね。
利用期日の最終日は2022年(令和4年)6月4日でした。どうしても行きたかった泉屋博古館東京でした。六本木一丁目ですから、帰りがてらに初台の東京オペラシティに寄って帰宅する事にしました。
立ち寄ったのが、オペラシティの『東京オペラシティアートギャラリー』の展示と同じ建物内に在るNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の展示でした。アートギャラリーは自分の芸術感とは合いませんでした。
何の展示か調べずに向かった最後の最後の展示が大当たりでした。今回の二ヶ月に亘る中で三本の指に入る素晴らしい展示でした。
それは、『大鳳凰図転生物語 小布施とHOKUSAI 神妙に達していた絵師
2022.6.2(木)- 7.3(日)』
*注意願いたいのはこの期間総て開催されている訳ではありません。木、金、土、日曜日のみです。HPから確認の上予約してください。
このスレッドの巻末に Digital × 北斎 特別展「大鳳凰図転生物語」-小布施と HOKUSAI 神妙に達した絵師 -の申し込み画面などアップしています。
貴方の期待を決して裏切りません。
それでは、当日東京オペラシティに訪問した画像から。
1 京王線で初台に行くのが好きではありません。と言うと、おかしいですが地下の直通新線が出来てから分かり難くなりました。渋谷からバスが出ていましたので、それに乗って西武A館B館の井の頭通りを通るルートで来ました。西武ロフトの通りは凄い人ででした。
甲州街道を超える歩道橋からの撮影です。新国立劇場側からの撮影です。
2 家内と音楽会でオペラシティのホールに来るときは地下から来ますので、この景色を近くで見るのは初めてです。
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5 民間人の有志の発案で世界に誇れるオペラハウスが欲しいとの要望が叶い出来たオペラハウスです。オペラ・パレス・東京となっていますね。
6 向かって左手の低層階の大きな建物が新国立劇場でタワー等にオペラハウスが入っています。今回のICCも右のタワー棟の3・4階にあります。
7 未だ甲州街道沿いの外溝です。
8 建物に2階からです。
9 こちらのアートギャラリーは時間があれば。多分アップしません。ぐるっとパスではいりました。
10 何度か家内と一緒に入った東京オペラシティのコンサートホールです。
11 いよいよです。このところに来て初めてNTTのICCで開催されているのが葛飾北斎のデジタル展である事を知りました。
12 NTTに感謝感謝です。我が家は意味もないのにNTTの固定電話を未だに置いてあります。
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14 胸が高鳴ります。
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16 入館しました。撮影可との事です。
岩松院本堂天井絵「鳳凰図」です。デジタル撮影したものです。大きさは畳21畳だそうです。
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20 江戸時代にこれ程の絵を描くことが出来た絵師・葛飾北斎が居た事を誇りに思います。文化が栄える事は、栄える下地として平和でなければなりません。その上、その才能を持った人間が存分に発揮できる環境でなければなりません。昔の日本人の凄さを肌で感じます。世界の100人に選ばれるのも納得です。今の日本より世界をリードしていたかも。
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🔵 NTT ICC 内での展示物の画像は別スレッドで行います。開催は短い期間ですし、葛飾北斎が晩年に身を寄せて天井が等を描いた小布施町。
A フランスの画家なども芸術を理解するパトロンの財力に依って美術が開花し、後世に残る助けにもなりました。葛飾北斎が幕府の政策で晩年に小布施の豪農・豪商の高井鴻山の知己を得て才能をより大きく開花させました。そのような事を実感、体感できるデジタル展です。自分が正に居るか如くです。
NTT ICC 特別展のHPはこちらです。購入申し込みや予約などのページにお進みください。
B もし、あなたが65歳以上なら入場料の大人1500円が無料です。無料でなくても見る価値はあると思いますが、只ですから嬉しい限りです。買う事もですが、自分はぐるっとパスを持っていましたので予約しないで直接ICC へ行きました。運よく会場に入れました。予約しないと入れない可能性があり、チケット購入から次に必ず予約にお進みください。
C 「大鳳凰図転生物語」が開催している事を知らずに訪問でした。帰るなりオペラシティも行ったと言うと、教えてあげれば良かったと家内に言われました。家内は別に友人と行くようです。
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歴史は好きではなかった自分ですが、歳を重ねるに従い興味を持つようになりました。
知れば知る程、先人たちの行いに敬服します。
幕末から明治の初期に訪れた外国の人が驚くのも分かります。
日本地図を作る伊能忠敬しかり、和算の素晴らしさしかりです。
何事に於いても極める事を目標に置く日本人。
今の日本人にはあるのでしょうか。
見れば見る程自問自答してしまいます。
デジタルですから、ある意味何処へでも持っていかれます。
漢詩、和歌、短歌、俳句、川柳と。
散り行く命と共に辞世の句を詠む平安の世から繋がる日本。
確実に今に脈々と繋がる文化。
日本に生まれた他人の業績ですが誇らしく思います。
いつもコメントありがとうございます。
桜を見に松本城などにいったときに 寄って見ましたよ〜
我らの他に 観客は2〜3名で
住職が説明してくれました〜
たしか 北斎がもう80歳くらいになってから描いた天井画で とっても鮮やかな色がこのとおり
しっかり残っていて 驚きました〜
財力あるパトロンがいたので
完成できたこととはいえ
80歳にならんとした年齢で 江戸から 小布施まで 歩いて?
(馬で??)いったという 頑丈な 体と精神には
驚くばかりです〜
小布施は美しいところでした〜
桜や桃もさいて うららかな1日でしたよ〜〜
私も一度だけですが、小布施に行った事があります。
その時、岩松院にも寄りました。記憶違いかもしれませんが、一茶の句碑があった気がします。
勿論、葛飾北斎は大好きですが、今ほど惚れこんでいなかったかも。
それは通り一遍の北斎に対する知識しか持ち合わせていなかった事。
それと現代の感覚で彼を評価していた事です。
それが、最近は考えれば考える程凄い人物だと感嘆するばかりです。
世界に対する影響力も、徳川幕府の平和な時代であったとしても、文学も歌舞伎もお茶も全てに於いて繁栄できたのですから。
市民が字を読む事、観劇の為に小屋に行く事、平和に旅をすること等。
海外では実現していなかったことが多いです。
一部の上流階級が観劇したり、新聞を読むことが出来たのとは訳が違うとおもいます。
庶民が瓦版を読むことが出来、安全にお伊勢さんや富士山詣でや大山などに詣でる事が出来た事が驚愕です。
小布施まで旅した北斎もですが、安全に地方のパトロンの所に行ける国が驚愕です。
横浜の博物館に行った時、鉄砲手形なるのもを観ました。御三家だったと思いますが、江戸から鉄砲を持ち出して、江戸に持ち帰る為の手形でした。
行政的にそのような事務手続きと法的処置が実行されて機能されていたのが驚きです。
今回のぐるっとパスでは、学ぶ事も大いにあり大変為になりました。
歴史を知らな過ぎましたが知れば知る程、祖先様には感謝感謝です。今の私達の方が人間的には劣っているのかと感じてしまいます。
いつもコメントありがとうございます。
展覧会など催事は集客力も必要かと思っています。
人口の多い都会に集中するのはある意味致し方ないのかともおもいます。
兵庫県も神戸、大阪、京都、奈良と素敵な所満載ですから、あるいみ羨ましいです。
催事に依っては大きな都市を巡回する事もありますね。
最近は、歴史のある関西にはまっています。
昨日は宇治の番組を観ていました。
いつもコメントありがとうございます。