聖天宮を訪れたのは2月19日です。今日は2月28日ですから、既に十日が過ぎようとしています。五千頭の龍が昇る道教の台湾のお寺です。その一はこちらです。
豪華絢爛な佇まいと彫り物には、その匠の腕に感服する素晴らしさでした。
五千頭の龍が昇る聖天宮の見所
五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾の一流の宮大工を呼び寄せ
十五年を掛け建立しました。
建物は幅50メートル、高さ25メートルあり壮大。
豪華絢爛な造りは天界の悠久の宮殿を思わせます。
屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍
屋根飾り:ガラスとタイルで造られた屋根飾り
前殿天井:一万以上の部品を釘なしで組まれた天井
本殿天井:釘無で組まれたらせん状の天井
石柱:透かし彫りされた5mもある一本の石柱
前殿扉:4mもある一枚の板から彫られた扉
楼閣:2階から望む風景 (聖天宮HPからの引用です。)
それでは、台湾の陰と陽の織りなす独特なお神籤からアップします。
1 おみくじを引く前に、本殿に向かって合掌、一礼をしておみくじを引きます。今いる所は前殿です。本殿と前殿を比べると前殿の方が大きいです。
廟(びょう)と 宮(みや)の違いは廟は一棟に対して宮は二棟以上の建物を回廊で囲って中庭を有する形式とのこと。
2 書いてある番号を覚えて、陰陽対になった神椑を陽陽に揃えて番号を念じながら床に落とします。
3 落とした神椑が陰と陽だったら引き出しからおみくじを引くことができます。陰陽とならない場合は、なるまで繰り返します。
4 大凶と大吉でした。
5 中庭方向から本殿を写しています。
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8 陽紅布・短冊 短い「陽」の力をかもしだす「陽鐘」の下で抱負を明記し、叶える勇気を授かるとのこと。
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10 陽鐘・太陽が昇る東側にあり、始まりを現わすそうです。広がりのある音色だそうです。日本の鐘楼に吊るされている鐘は下は垂直で広がっていません。西洋の鐘に形は近いですが、鐘自体が左右に振れるようではない。
11 天に昇る龍が沢山おります。
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14 こちらは鼓楼を上った所です。
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17 本殿の前に九龍網があります。
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19 九龍網は一枚の岩から彫られた九頭の龍です。神様の「威令」と「恩恵」は全てを網羅する意味だそうです。
20 九龍網の説明文を拡大して載せました。
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24 本殿の説明の方より参拝方法など教えて頂き、撮影して良い場所も指示していただいた所から太極天井を撮影しました。因みに頂いた資料によると「全ての始まり、宇宙の始まりも表す。渦を巻き、陰と陽に分かれるとの事です。
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26 本堂の振り返ると、拝拝・参拝 願いをお線香の煙に託し天に伝えます。こと細かくされるとご利益があるそうです。
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29 本殿で祈祷される方の待合室です。
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