週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#075 -’24. 加賀藩千二百石野村家・武家屋敷跡

2024年04月11日 19時52分27秒 | 国内旅行

加賀藩で千二百石の禄を食んでいた野村家の武家屋敷跡です。20240411123124

頂いた説明文から一部引用させて頂きます。

野村家跡

天正十一年(1583)藩祖前田利家が金沢城に入城して、加賀百万石の基礎が築かれたのである。直臣として従った野村伝兵衛信貞家は、禄高千石から千二百石と累進して、代々を御馬廻組々頭、各奉行職を歴任し、この地に千有坪(三千平方米余)の屋敷を拝領し、家督は十一代にわたって、明治四年の廃藩に至った由緒ぶかい家柄である。  以下省略

世界が認めた日本庭園と建築美

石畳や土塀など、往時の面影が今も色濃く残る長町武家屋敷跡。その界隈で唯一、一般公開されているのが武家屋敷跡 野村家です。格式のある建物と風情のある庭園が見事に調和しています。加賀藩のお抱え絵師によって、「上段の間」に描かれた襖絵や野村家伝来の刀剣、甲冑等は必見です。2009年発行の外国人観光客向けガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として紹介。米国庭園専門誌の2003年度日本庭園ランキングでも3位に選ばれています。  (金沢旅物語から引用させて頂きました。)

 

1 武家屋敷としては、移築された事もあり破格の庭に感じた。素晴らしい歴史を今に残す家構である。

2 欧米人が沢山訪問していました。

3

4

5 奥の間の床の間と段違い棚です。

6

7

8    上段の間です

9

10    仏間の掛け軸です。

11 不細工をよしとしない棟梁のこだわりの釘隠しの細工ものです。

12 日本刀の歴史が脈々と受け継がれて、刃物を研ぐ日本の調理人など源流でしょうか。美しくそれで且つ強く切れ味の素晴らしい刀鍛冶の匠の世界です。

13

14 鐙です。

15 キセルや灰皿など蒔絵が施された煙草盆です。

16

17 女子の武具としての感覚が強いですが、剣道と薙刀で勝負した所を観たことが有りますが、脛を切り付けられますから剣道では歯が立ちませんでした。

18

19

20 12進法かと漠然と思っていましたが、日本では4進法だったと今回はじめて知りました。

21      濡れ縁で座ったまま観ることが出きる庭園です。

22 この箱の中にうぐいすを入れて鳴き声を聴くのだそうです。

23     茶室への途中に手水鉢がありました。

24

25

26     2階にある茶室(不莫庵)です。

27 天井の形が船形している形式かも。

28 桐板天井に神代杉の一枚板をおき、緑松で押さえた珍しい茶室との説明が書いてありました。意図して虫などにくわれた風の造形美の天井の様です。

29 野村伝兵衛の着用した甲冑です。腕は自由に動くように鎖帷子なんですね。でも、防御力は弱そうですが。

30 すべての襖絵には、保護のためのアクリル板がはめ込まれていました。

31 盆栽の如くですが木の幹の中心部の所が枯れて朽ち果てています。外側の年輪的に新しい所が木として生きているようです。

99


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【思う事・short】 定まらぬ... | トップ | #076 -’24. レストラン「加... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿