2月24日(日)に苫小牧「のぞみコミセン」で歌声喫茶に参加した事は、昨日のブログに書きました。
実は「のぞみコミセン」には館内に図書室があります。歌声喫茶が終わると、そこで小一時間ほど読書をします。
その中に、漫画偉人伝みたいな本があり、その中の「ジャンヌダルク」と「西田幾多郎」を読みました。
西田幾多郎は哲学者と言う事と、「善の研究」と言う著書は知っていましたが、詳しい事は知らなかったので、興味深く読みました


西田幾多郎は理数系が得意で、師からも数学の途に進むよう説得されていたらしいのですが、井上円了の
「哲学一夕話」(おそらく てつがく いっせきわ と読むのだと思います。)と言う本を読んで、哲学を志したと言うのです。


日本の哲学の父と呼ばれる西田幾多郎を、哲学の途に誘うほど影響を与えたのが、我が母校東洋大学の創始者である井上円了先生だったとは、何か嬉しくなりました

さすが、〝諸学の基礎は哲学にあり〟を掲げる東洋大学創立者だけの事はありますね

この事は東洋大学の文献にも詳しく書かれています。
https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/634.pdf
(井上円了『哲学一夕話』と西田幾多郎 白井 雅人)