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東洋大学・駅伝・アイスホッケー・チャーリーブラウン・舟木一夫・時には時事問題なども。2008年4月11日開始

東洋大学長距離スーパールーキー石田洸介選手、駅伝に関しては過剰な期待は禁物!

2021年04月19日 19時30分24秒 | 駅伝/陸上

毎日のように、東農大二高→東洋大学に進学した石田洸介選手の話題がネットでも盛んに流れています。確かに5000mの高校日本記録を2度も更新したスーパールーキーですから、期待が大きいのはある程度理解できます。

但し、彼の実績で凄いのは殆どトラックの記録や順位であって、「駅伝」ではそれほどでも無いと言う事実は知っておいた方が良いでしょう。「輝け鉄紺!」から新入生紹介の石田選手の実績です。

19インターハイ1500m9位、5000m9位
19群馬県高校駅伝1区2位(30.00)
19全国高校駅伝1区8位(29.06)

20福岡クロカンU20(8キロ)1位
20群馬県高校駅伝1区1位(28.37.50)※トラック
20関東高校駅伝5区3位(8.27.10)※トラック
20全国高校駅伝1区14位(29.33)

2年時の都大路群馬県予選大会でさえ区間賞は逃しています。3年時は断トツで区間賞でしたが、コロナ禍のため駅伝コースが使用出来ず、トラックで行われました。記憶に新しい昨年の都大路では最初から飛ばしましたが、5kmで集団に吸収され区間14位でした。だからトラックは強いがロードは弱いと断定するつもりはありません。過去はそうだったと言ってるだけです。3年後のパリ五輪では4年生になりますが、在学中に東洋大学現役生として出場する希望があるようです。ただ関東の強豪大学に進学した以上は、駅伝(特に箱根駅伝)は避けて通れません。駅伝に出場させず、五輪のみを目指す事は東洋大学ファンが許さないでしょう。

酒井監督は無理せずじっくり育てながらも、箱根でも活躍できるような難しい育成が求められます。設楽悠太・服部勇馬・相澤晃はきちんと両立させました。石田洸介選手は大きく育って欲しいと思います。

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