さて、後編です。
前回言ったか言わなかったか、筆塗りでサフを吹く(塗る、かな)のでもちろん使うのはビン入りサーフェイサーです。
このビン入りサーフェイサーは、エアブラシでも吹けるそうです。ただ、粒子なんかが塗料と違うので、もしエアブラシでサフを吹く場合には、十分に手入れをする必要があるそうです。わりと詰まりやすいらしいですから。
さて、前回は1度全体にサフを塗り、表面のキズやヘコミを消すために表面を水研ぎし、再度全体にサフを塗りました。
そしてそれが乾燥したら、この後編にはいりましょ~。
まだ今の時点では結構荒い目のペーパーを使っています。
表面にヘコミやキズはなくなったようですが、ちょっと地が見えている部分もあります。
こちらもヘコミなんかはなくなりましたが、後ろの方がかなり地が見えてしまっています。
目が粗い番目のペーパーのため、表面をならしただけでカドがハゲました。
さて、また表面に地が見えてしまったので、もう一度サフを塗りつけます。
地が見えたら必ず再度サフを塗りましょう。
めんどくさい!な人は、使うペーパーを1000番以上にして、ゆっくりペーパーがけすると良いです。それでも大きなヘコミがあれば2回ぐらいは普通ですけどね。
というわけで再度塗装します。ベタベタと塗っても構いません。干渉なんかがありそうなら厚さは加減が必要ですけど。
そして、さっき段階でほぼキズはなくなっていますよね?
なので、次のペーパーがけは「仕上げ」となります。
何が違うって?使うペーパーの番目を細かいものにします。
私は今回すぐ手元にあったので、1500番を使いました。
最初のころは400~600番、仕上げは1000番以上の目で行うと楽かもしれません。
さて、完全に乾燥したら仕上げに入りましょう。
そして下地作り完成!
表面を丹念になでる感じでやるときれいになると思います。
この時点で地が見えたり、まだヘコミが残っているなら再度サフを塗りましょう。
ここまでが下地作りとなります。
今回使ったのは、すべてがほぼ平面で、作業するにはかなり簡単な部類に入ります。しかし、カーモデルのように細かなミゾがあるような場合、サフの段階でそのミゾが消えてしまう可能性もあります。
そういった時は、サフが乾燥するたび、もしくはサフ塗りの何度かに1回はそのミゾを自分で彫り直す必要があります。
こういった細かなミゾがあるような場合には、やはりスプレーやエアブラシのような方法で少しでもサフを薄く吹く必要があります。
筆塗りでも出来ますが、精度という点ではスプレー式には負けます。
しかし、ピンポイントで塗ったり、特定の部分を厚く塗る、といったことは筆のほうが良いと思います。
実際にやってみるも良し、参考にはするけど真似しないも良し、まぁ筆塗りでも下地作りは出来ます。
作業工程だけはどんな場合にも共通だと思うので、ゼヒとも参考にどうぞ~。
最後になりますが、長々3回にもわたる内容を読んでいただきありがとうございます。まだ見てない人はぜひ見てきてくださいね~☆
次の筆塗り練習シリーズ思いつかないなぁ…。。。。。
次回より作業の更新に戻ります~。
今日はタグ埋めめんどいや