東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

月山 志津~リフト上駅 2021.11.28

2021年11月30日 | 山スキー
今年は11月下旬の順調なシーズン突入という事で、今日は天候の回復の期待もあったが、リフト下駅辺りから上部は風雪様で天気は下り気味。
さっぱり姿を見せない姥ヶ岳を後にしてリフト上駅から下って行くと、半年ぶりに顔馴染みの山スキーヤーが続々上がって来て揃い踏みという感じだった。
積雪はリフト上駅で1.0~1.5m程度と思われ、1週間後には快適な姥ヶ岳東斜面のパウダーを楽しめるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
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月山~肘折スキーツアー 2021.04.10~11

2021年04月12日 | 山スキー
15年ぶりで訪れた月山~肘折のツアーは好天に恵まれ素晴らしい2日間でした。抜群の景観を誇り東北では最大のスケール・最長のツアーコースで全国的にも誇れる素晴らしいクラッシクコースですが、前日に吹き溜まった新雪が至る所に残り、この時期としてはベストコンデションの雪質だった。
すっかり名物になった様なイワナの刺身・骨酒・イワナラーメンも楽しめて、念仏小屋に入ることが出来れば至上の幸福感を味わうことが出来る。(積雪過多でテント泊の場合も有る模様)
メンバーは我々11名に加え、県内組5名・名古屋組2名の計18人で、そのほか女性2名は日帰りで肘折温泉まで抜けた。
今回もこのコース18回の経験を有する精通者などが多く、何時ものように先頭のSさんが先をどんどん進んで行くパターンだが、今一つペースの上がらない自分は追いついて行くだけでやっとという状態でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※ 蒲生さんサイトより転載
 
 
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2021.03.20 湯殿山 月山第1トンネル~南西尾根~湯殿山~南面~月山第1トンネル

2021年03月21日 | 山スキー
今回はこの時期3年連続で訪れているお気に入りのコース。今度は月山第1トンネルの南側駐車場からスタートしたが、朝は適度にクラストしてシールの効きも良く、山頂に到るややこしい南西尾根の狭い雪稜も何とかスキーアイゼンでクリアー。(アイゼン歩行方が無難です)
後続は知人ら3人だったが湯殿山1周のため先行して行き、今日もデジカメでパチパチやりながらのんびりムードで山頂へ。
南面は快晴無風で気温が上がり適度なザラメ状態に近い最適のコンデションで、ボトムまでストップスノーなしの快適クルージングが楽しめた。
最後は更に続くザラメ質の緩斜面をゆっくり降りて行き、登り返しも殆どなく全くのストレスなしの快適な1日は終了した。
どうやら以前からこのエリアは人気コースの様だが、快適でその眺望の良さは湯殿山でも最もお勧めのコースです。
しばらくすると志津から上がって来るスノーモービルが5台程やって来た。登山者とのすみ分けが出来ているとは思うが、この辺は何処から先が規制区域なのか?
所要時間 6時間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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宮城蔵王 南屏風岳コガ沢 2021.03.07

2021年03月08日 | 山スキー
15年ぶりに訪れたコガ沢は最高の天候だったが、連日の好天で期待のコガ沢がガリガリバーンでろくにメンテもしていないファット板では歯が立ちませんでした。
おまけがついてコガ沢から東尾根にトラバースする際にスキーアイゼンが使えないトラブル。沢筋の急なアイスバーンをキックステップのみでクリアーするのは精神的に良いはずがない。
お客様は手前の沢の権現沢に入ったスキーヤー一人でコガ沢は貸し切りだったが、修行の様でもコガ沢のど真ん中を下ったので満足としておこう。
(先週に入ったと思われるパーティーのトレースが有りました)
 
所要時間 8時間
積算距離 13.5km
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2021.02.28 月山 石跳川のコル~姥ヶ岳~東斜面~南斜面

2021年03月01日 | 山スキー
吾妻大沢コースの美味しいお誘いも有ったが、めったにない好天の月山山頂を目論んで出かけたが結果は姥ヶ岳で終了。
何時ものコースをあえて避けて石跳川を最後まで詰め、ガリガリの斜面をスキーアイゼンを効かして姥ヶ岳に立ったが、東斜面は予想外にノントラックの貸し切り状態で気を良くしてしまった。
殆んどのスキーヤーは湯殿山に向かった様だが、月山山頂を目指した方も何名かいた様だった。
 
所要時間 7時間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ライザスキー場~刈田岳 2021.02.14

2021年02月14日 | 山スキー
 
当初は月山の予定がうっかり出遅れてしまってライザスキー場へ。期待した樹氷だったが最近雪が落ちたのか枝が露出して今一つ迫力に欠ける感じがした。
今一つの天候で刈田岳山頂を踏んだだけで戻ったが、スノーシューのお客さんが多くスキーヤーの姿は殆どなかったのは意外。
スキー場に戻った頃に天候が回復傾向となりガックリ。
帰りに立ち寄った温泉街奥の人気の「山口餅屋」さんのクルミ餅と別売りのおみ漬けは中々いけます。餅好きの方は一度ご賞味を・・・。
 
所要時間 3時間半
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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風雪の姥ヶ岳 2021.02.06

2021年02月06日 | 山スキー
当てにならない天気予報で余り乗り気ではなかったが、雨も上がったので石跳川のトレースを追って行き、途中から左岸の尾根に取付いて姥ヶ岳方面を目指した。
姥ヶ岳方面への先行者3人のトレースは途中で消えており、多くのお客さんは湯殿山の南東尾根に向かったようだ。
予想の通り1000mを超えるあたりから風が強まり、視界も良くないので1320mの森林限界点でシールを剥がして下降する。
強い風でパックされた斜面だったが下降は意外と快適で、あっという間の滑りで石跳川に届いてしまう。物足りない感じだが余りモチベも無いのでこのまま終了。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
所要時間 4時間
 
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村山葉山 大鳥居~927P~東斜面 2021.01.28

2021年01月31日 | 山スキー
予報で天候の回復を期待したが、山の天候などあてにならず尾根に上がってみれば風雪が強まりしかも寒い。
本日は12名位が入山して葉山まつりの雰囲気だが、ほとんどが知り合いで何時もの常連組だった。
悪天候をついて1030mピークから南面の尾根を下ったS田グループが先行し、後を追った我々だが結局927mPから先の風雪に愛想が尽きてしまい、もう一人のA谷氏と共にコースを戻って東斜面を下降して終了。
東斜面を先行して降りた仲間のスキーヤーとボーダーだが、この重い深雪の急斜面をリズミカルかつハイスピードで下って行ったが、山屋と違い流石本職の腕はレベルが高い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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村山葉山 2021.01.17 S田氏 A谷氏

2021年01月17日 | 山スキー
今季1回目の村山葉山だが、大雪で皆さん敬遠気味の様で駐車場には内輪のメンツ二人のみで貸し切り状態だった。昨日は雨だった様だが今日は新雪が15cm程度降り積り、気温はやや高めだが標高の低いこの地では風雪模様でむしろ状態は良い。
トレースは途中のオープンバーで途切れており、どうやら今シーズンに入った人はまだ余りいない様で、残りの上半部はS田氏のラッセルに頼って927mピークから1030mポイントに立つ。
下降コースは東の尾根筋に高度差200m程快適なツリーランコースを下り、対岸の尾根を150m程登り返すと927mピークに戻る。雪は深いが快適なパウダーランで3人とも満足。後を追って来たスキーヤーの方と共に雪深い東斜面を下って大鳥居に戻る。日頃の不摂生で体が鈍って重く、東斜面の下りはもうボロボロでした。
 
所要時間 5時間半
 
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志津~石跳川~湯殿山 2020.12.27

2020年12月27日 | 山スキー
年末年始は悪天候が予想されるので今日は駆け込みで湯殿山へ。何時もの常連のAさん Gさんの後を追って石跳川に入ると、この時期では上出来な豊富な雪で石跳川はすっかり埋まり、何の苦もなく南東尾根上に上がって湯殿山の山頂を目指した。
先行者が3名いるがその姿は既に森林限界から先の南東尾根上にあり、ロートル3人組はすっかり楽をさせてもらって2時間50分で山頂に到着。先行者は東斜面を下ってどうやらその後姥ヶ岳を目指している様だ。昨年買った板はやや長くて持て余していたが、軽い新雪に飛び込むとトップが浮きやすくテールの抜けも良くスピードにも乗り快適で、ようやくこの板の癖を掴んだ気がして今日はそれなりに納得の日となった。
帰りがけに河北町の地酒を扱う店に寄ってみたが、朝日鷹が1本だけ残っていたのですぐゲットして帰った。
所要時間 4時間20分
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山スキーの元祖となる金具 (かなり昔に書いた駄文ですみません) 2020.12.10

2020年12月10日 | 山スキー

 「パチンコ」 山スキーヤーでこれをご存知の方はど位いるだろうか?パチンコとはまたの名を「フィットフエルト」とも言う。この締具は革製のバンドにフック式の金物を取り付けたもので、ヒールフリーで登山靴、スキー靴、またはゴム長靴でも使用できる便利な代物だった。もしご存知であれば少なくても私より年代は上の山スキーヤーでしょう。

 自分は長年山スキーをやって来て、ある意味でラッキーな体験をした一人と思っている。今使っているビンディングは多機能、かつ高性能のディアミールだが、ここまで至る間の変遷は実に長い。これは子供の頃の遊び道具を含めての話だが、山スキー関連という考えからすると次の様になる。パチンコ(フィットフェルト)→カンダハー→ジルベレッタ100?(初期のワイヤー式)→サレワツアービンディング→ディアミール。

 ディアミール以前はあまり山スキーをやっていなかったので、当時山スキーで主流を占めたジルベレッタ100~400系を使ったことはなく重要な部分が欠落しているが、それ以前のパチンコとカンダハーには色々とお世話になった経緯がある。えらい大昔の話でこうしたかつての愛好家はきわめて少数派だろうが、自分にとってはスキーの変遷を辿る上で貴重な経験と思って実に思い出深い。

 フィットフェルトとの最初の出会いは小学生の頃、ゴム長靴に単板スキーに竹のポールというスタイルの時代だった。板にはエッジなどは無く、ソールも今のようなポリポロピレン製では無く木にラッカーを塗った安物だった。購入先はスポーツ店などではなく、近くの金物やとか本屋などで買った思い出がある。要するにスポーツ用品でもなく、生活に直結したした用具でもない、単なる遊び道具の「おもちゃ」だった。

 この単なるおもちゃの締具なだが、実は今の山スキーの基本的な要素に通じる多くの思い出がある。子供の頃はといえば山奥の暮らしで、冬になると子供の遊びばソリとスキーが唯一熱中できる時間だった。近くにスキー場などというものは無く、フィールドは裏山の伐採地跡とか杉の植林地で、もちろん踏み固められた斜面などは無く、自分の板で踏み固めてコースを作るのが常識。

当然便利なスキーのシールなど無かったが歩いたり斜面を登高することも可能だったので、雪の斜面を求めて裏山を歩いて行くときの気持ちは今の山スキーと通じるものが有ったと思う。雪深い田舎の山村では子供の頃の遊びはスキーとそり遊び位しかなかったので、この頃に刷り込まれた遊びの感覚が今でも消えないのだろうと勝手に思っている。

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お気に入りの板 姥ヶ岳初滑り 2020.12.06

2020年12月06日 | 山スキー
 
皆さん誰でも自分のお気に入りで中々手放せない山道具やスキー用具など有ると思います。自分は余り用具をも持たない方なので拘りは少ないが、山スキーの板にはこれが有る。
今度、2005年モデルのサルモン「ポケットロケット」のビンディングをG3に付け替え、姥ヶ岳の初滑りでテストしたくてやって来た。
あるサイトによると、「今回のサロモンのポケットロケットは「ファットスキー」と言う言葉を生み出した
バックカントリーの祖!なんていわれたりしております!(諸説あるうちの一つです)
初代でいきなり登場したにも関わらず、完成度が高すぎたので後々出てくる板も形から設計まで踏襲すると言う伝説の板なんです!そのデザインから「ガンダムモデル」と言われ親しまれています。」
今ではもっと素晴らしい板は沢山あるでしょうが、こんな古い板でも散々使いこなしてきた相棒なので、あと5年くらいは現役で活躍してもらおう。
山の方はと言うとこれが散々な状態で、登りはともかく視界不良の姥ヶ岳から下降でホワイトアウトに難儀し、半年使っていなかった太股の筋肉はパンパンで、下りの方が辛い修行の日で終わった。
 
所要時間 5時間半
 
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村山葉山 畑~山頂~南面滑降~畑 2020.04.12

2020年04月13日 | 山スキー

こんな時期だったら殆ど入山者はいないだろうと思ったら駐車場には既に6台の車が。山形・宮城ナンバーより首都圏や新潟方面の人が多い。登山者8人でボーダーが2人でスキー客はいない。
山頂を踏んで南面の沢を下ったら250m下った所で雪が切れ、その先はゴルジュぽい滝の様で水の流れる音がした。その下部は確認していないが今日は打ち止めとして登り返し、下が藪がらみの往路を下って畑に帰着。
何か肩身の狭い思いを引きずりながら、蕎麦屋&温泉もスルーしてそのまま自宅へ直行。

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湯殿山 第1トンネル~湯殿山南面~第1トンネル

2020年03月15日 | 山スキー

当初は湯殿山の1周コースを目論んだが、到着してみると月山・湯殿方面は視界不良でぱっとせず、結局弱気になって第1トンネル駐車場に戻り湯殿山の南面に的を絞った。
2人の登山者が先行して後にはスキーヤー1名に登山者4名が続く。湯殿山の南西尾根界隈は登山者にも人気のあるコースの様だ。(山頂方面は2人)
昨日には仲間のメンバーが湯殿山1周をした模様で、薄っすら残ったトレースを追って行くと天候が回復した。ややこしい藪交じりの狭い尾根をスキーで越えて行くと、山頂方面には石跳川の南東尾根から上がって来た客さんで賑わっていた。
南面は昨年のこの時期に滑っているが、今日は硬いバーンの上に新雪が5cm位載っている感じで、スタートするとエッジが流されて意外と滑り難く、スピードが出過ぎてコントロールを失うとスピンアウトしそうだった。
下の樹林帯で休んでいると尾根上で有ったスノーモービル8台位の軍団が降りてきた。
志津の清水屋さんを中心に自主規制を敷いている様で、スキーヤー・ボーダー・登山者との共存に気を使っている様でした。

【天候】   曇りのち晴れ
【気温】   6.0℃
【積算距離】 15.9km
【所要時間】 6時間半

 

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湯殿山 1030m地点まで 2020.03.01

2020年03月01日 | 山スキー

今日は若芽平の予定だったが、今一つ天候がぱっとしない雰囲気なので消極的な理由で湯殿山へ。既に姥沢駐車場方面への除雪は進んでいるようで、かなり前倒しで姥沢の駐車場はオープンしそうな雰囲気。

先行して石跳川に入っている人は10人程度のようで、しんがりとなって後を追って行くと南東尾根で2人に追いつき、さらにトレースを進んで行くと1300m地点から降りてきた2人をすれちがう。気温は高めだが森林限界点から上部は視界はなく強風で、とても山頂を狙うモチベーションなど無く、すぐさま滑走の支度を整えて下降する。

しかし、気温1℃とやや高いので難儀な鬼モナカ雪の斜面が続き、今シーズンでは最悪の雪のコンディションでとてもスキーにはならず修行。流石に後続で後から上がって来るお客さんももなく、今日の湯殿山は盛り上がりに欠けた春スキーになりかけの中途半端な天候の1日だった。

【天候】 風雪

【気温】 1℃  

【所要時間】 3時間15分

 

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