東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

村山葉山 南面下降~北東面 2020.02.24

2020年02月24日 | 山スキー

先週の滑りが今一つ不満だったのでもう一度やって来たら先行者が1名のみで閑古鳥状態。
先行者の方にはオープンバーンで追いついてトップを交代し、その後は最後まで一人旅となる。今日は10cm程度の軽いラッセルであまり負担は感じず、気温が高めで風も無くシールも良く効いて登り易く、1040mピークまでは殆どノンストップで辿り着いた。
南面の東方向の尾根は傾斜も手頃でフラットバーンが連続し、快適なツリーランで降りて行くとつい飛ばし過ぎてしまい、下降点を見誤って50m程の登り返しの後沢底をまたいで927mピークに続く尾根を登り返す。
登り返し点には昨日に雪崩れたばかりと思えるデブリが堆積し、すっかり春スキーの様子で今日で山ノ内側の葉山も終了という事になりそうだった。

気温 0℃ 1040m地点
所要時間 6時間

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村山葉山 2020.02.11

2020年02月11日 | 山スキー

余り期待していなかった天候だが意外と気温が高く駐車場で0℃。何時もの常連組が見当たらないと思ったら、週2回ペースのAさんがいて遅れて後を追った。
先頭は馬力のあるパーティーが2人入った様だが、東斜面の急登では膝から腰に掛けての深い雪で、後続は立派な塹壕に沿って楽勝に上がれたので感謝。
尾根上は風雪が強く休憩なしで下降に取り掛かるが、深い雪と視界不良で段差が解り難く今一つのコンデイションだったが、今季初のディプパウダーは浮遊感も有り新鮮で楽しい。
後続は8人程上がって来て大入りの状況だが、今日は天候のせいにしてあとは大鳥居に一目散に下った。
もう1回まとまった雪が降ればブッシュも綺麗に隠れるが、この先の天気予報を見ると余り期待出来そうにない予感。あと1回は訪れる予定なので何とかならないのか・・・。

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5年ぶりで訪れた蔵王・熊野岳 2020.01.26

2020年01月26日 | 山スキー

ライザスキー場の駐車場に着いてみるとリフト運行開始時間前から多くのスキーヤー・登山者・山スキーヤー・ボーダーのお客さんで賑わっている。
理由は全国的な雪不足かそれとも山形道が山形まで繋がった為か?
駐車場から歩き始めてみると登山道には見事なトレースが出来ており、何故か皆さんアイゼンにヘルメットという出たちが多いのは意外。(駐車場に着いてみるとリフト運行開始時間前から多くのスキーヤー・登山者・山スキーヤー・ボーダーのお客さんで賑わっている。
理由は全国的な雪不足かそれとも山形道が山形まで繋がった為か?
駐車場から歩き始めてみると登山道には見事なトレースが出来ており、何故か皆さんアイゼンにヘルメットという出たちが多いのは意外。(アイスクライミング狙いの方もいる)
天気は午前中晴天で写真撮りには願ってもない日だが、風が冷たく久しぶりに厳冬期の空気を味わえたのは収穫か。
月山に次いで悪天候が当たり前の蔵王だが、この時期めったに見られないお釜を見れたのは幸運。午後になると稜線上の視界は悪くなり、予定の井戸沢の斜面を見送ってさっさと下降。

この界隈は視界が悪くなると馬の背分岐と熊野避難小屋で方向を誤りやすく、過去遭難が多発している箇所で慎重な行動をお願いしたい所。視界が悪いとライザスキー場から最後の馬の背の分岐付近は鉄のポールの標識を見失い易く、おまけに平坦なので方向を失うとパニックに陥り易い。

また、熊野岳へは南北に延びる馬の背の稜線から熊野岳避難小屋を経由し、避難小屋から西に直角に方向を換えて熊野岳を目指すが、誤って直進してしまい八方沢方向に迷い込み易い。

最近はスマフォのGPSを活用する方もいると思うが、必ず地図とコンパスの併用を心がけて頂きたい。視界が無い場合でもGPSで現在地点の把握はし易いが、そのポイントから下降した時の正しい方向を誤ると途端に混乱してしまい、風に吹かれて方向感覚が麻痺してしまう事が有る。おまけにバッテリー切れなどは深刻な事態になりかねない。登りはともかく下りは慎重に行動したい。

この時期の蔵王の稜線上は荒れると風が強くて寒気も厳しく、夏の初心者向けイメージなと全く無いので心して望んだ方が良く、視界が無い時慣れていない方は潔く撤退した方が無難でしょう。

所要時間 5時間半 駐車場から歩きの場合  (リフト終点から 4時間半程)

気温 マイナス12.0℃

 

 

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志津~湯殿山東面~石跳川下降 2019.12.29

2019年12月30日 | 山スキー

志津の駐車場はほぼ満席状態に近いが、定時出勤して来たGさんに今回もご同行願うという事になって出発。雪不足の石跳川を嫌って尾根上を辿り山頂を目指すが、山頂方面は風が強いようで視界も今一つ。先行者のトレースは途中で消え失せ、二人で次第に深くなる雪を交代しながら南東尾根を目指すが、既に石跳川から上がってきた先行者が6人程いて盛況な感じがした。

次第に風は落ち着いてきたのでやや視界に難が有る頂上を目指すと、先頭のスキーやが滑り降りてきて南東尾根方向へ下降していった。視界の余りない山頂から下降して行くと下で知人のAさんが2本目を伺っており、我々も連れるようにして東斜面に飛び込んでみる。新調した板はやや長いのでターンのタイミングが慣れなく今一つの滑りだったが、東斜面の適度な吹き溜まりを狙って降りて行くと実に快適。

石跳川まで降りて休憩の後石跳川を下降する訳だが、月山にしてもこの雪不足の影響は明らかで、沢筋が埋まり切らなくてシールでの登り返しが2回と藪漕ぎのオマケ付き下降は意外と疲れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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月山 石跳川~姥沢 2019.12.15

2019年12月15日 | 山スキー

今日は寒気が残ったのか午後になっても今一つ天候はぱっとしないが、志津の駐車場には首都圏方面の車もチラホラで旅館街近くまでの車列。
混雑模様の姥沢方面の道路を避け、先行者のトレースが有る石跳川方面に進んで行くと顔なじみのメンツが2人先行中。他には後続もなさそうで静かな石跳川を進み、3本目の橋を渡ってからは藪模様の姥沢方面の斜面を単独ラッセルで進む。
姥沢上部の尾根に出てから道路を下るだけだけが、昨日買ったばかりのファットスキーのテストの調子は良好で、いい感触の収穫も有ったので気分を良くして今日はこれで退散。
湯殿山方面へ4本目の石跳川の橋を渡れば山頂には届くが、まだ斜面は藪がらみなのでもう一度の積雪を期待したい所です。

 

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月山 姥ヶ岳東斜面 2009.12.01

2019年12月01日 | 山スキー

予想通り晴天に恵まれた志津の駐車場は大入り満員で、福島・新潟ナンバーの車を含めて温泉街付近まで並んでいた。月山山頂の東斜面を目指した知り合いのメンバーが先行しているようで、姥沢に至る道路は昨日に続いて多くのトレースが有り、晴天で今季初のパウダーは満足のスキーが期待できそうだ。
15年前の12月に訪れた時には誰もいなかったりしたが、首都圏からのお客さんは少ないものの今や初滑りではメジャーな存在となった。昔馴染の顔触れは次第に少なくなり少し寂しいような気もするが、メンツの変わらない我々メンバーは何時までも同じ事やってる。しかし、年代を問わず多くのスキーヤーで賑わっているは大歓迎です。1年ぶりの新雪の感触は清々しくやっぱり止められませんね。

動画

https://www.youtube.com/watch?v=tx2ieEiB-vI

 

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飯豊連峰 おむろの沢敗退 2019.05.12

2019年05月13日 | 山スキー

先週の鳥海山に調子付いて訪れたおもろの沢だったが、おむろの沢出合いに至る肝心の高巻きヶ所でシールトラブルが発生していまい終了。購入後16年も経ったシールを持ち込んだのが間違いで舐めてしまった。

アイロンで剥がしてグルーの塗替えはしたものの、何層もの古いグルーを完全に剥がさないと新たに塗っても効き目はない模様。
先週は沢が開いていてもトラバースできた様だが、ブロック雪崩で流されて左からの高巻きを強いられる状況で、後でこれを突破した2名の先行スキーヤーがおむろの沢左俣を降りてきた。

地蔵岳の山頂でおむろの沢を眺めていると、先週に鳥海山で一緒だった仲間2人が御秘所沢を下って上がってきた。やはりおむろの沢を諦めたが、本山小屋で1泊して本山南面のヒンガグチ沢を滑って大満足の様子。この好天の続く日に他のお客さんは4名見かけただけで山は実に静寂。

ただ、地蔵岳からの下りは大きな縦溝が連続して滑りにならず、担いで降りた方がまだましな感じで山スキーをやったという実感はあまり感じられなかった。


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鳥海山の3部作 05.05 鳥海山 北面下降

2019年05月07日 | 山スキー

5月5日(日)
祓川~新山~北斜面下降~基部の大トラバース~祓川
メンバー 7名 下降 標高差 780m

3日目のコースはは大本命の北斜面。過去2回の北斜面はアイスバーンやガタガタだったりしたが、今回は昼頃からの緩んだ斜面を狙って少しのんびりムードで登る。新山山頂に立つと昨日に数パーティーが入った様でしっかりトレースが残っていた。
滑り出すと底はかなり硬いが表層の雪が適度に緩んで滑りやすく、急峻な斜面が連続するがすぐ慣れて次々に下降してゆく。テレマークだとテールが流れて辛いようだが、そこは場慣れしたメンバーなので何の不安もない。
途中から大きく左にトラバースすると眼下は広大なフラット大斜面となり、雪質は今までないような素晴らしいコンデイションで快適な下降。しかし、行けども行けども広大な斜面が連続し、ようやく斜面の基部まで800m程下降して祓川方面への大トラバースを行う。しばらくして後続が8名程降りてきたが、6名は基部から鳥越川方面に登り返して行った。
祓川への戻りは3回の藪漕ぎで正規ルートを辿り、七つ釜小屋付近まで登りながら巻いて行くと一般ルートに辿り着く。標高差800mの連続した大斜面は東北で唯一の存在で、好条件に恵まれたスキーヤー・ボーダーは幸せ者だ。

 

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鳥海山の3部作 05.04 鳥海山 鳥越コース下降

2019年05月07日 | 山スキー

5月4日(土)

祓川~七高山~千蛇谷下降~鳥越川~中島台キャンプ場
メンバー 8名 下降 標高差 1780m

2日目も青天で気温は上昇傾向でコンディションは良く、前日に2台の車を中島台に廻して今日もロングコースを目指す。
七高山の山頂付近は多くのスキーヤーや登山者で溢れているが、反対側の千蛇谷には人の影はまばら。
滑り始めると斜面は適度にザラメ化して昨日同様に板が良く走り、どんどん飛ばして広い千蛇谷の斜面を降りて行く。
3月・4月に出てくるストップ雪は全くないフラット斜面の連続で、過去にないベストの斜面に思えて今日は本当に良かったと実感する。
最後に雪が切れて下部の藪漕ぎが懸念されたが、遊歩道に至る踏み後に辿り着いて1時間弱の歩きで中島台キャンプ場に辿り着いた。


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鳥海山の3部作 05.03 猿倉コース下降

2019年05月07日 | 山スキー

5月3日(金)

祓川~山頂手前1980m地点~猿倉コース下降~堰口発電所(736m) 
メンバー 8名  下降 標高差1244m

初日は晴天でコンデイションも良かったが、山頂に近づくとガスがかかって風も出てきた。ここで山頂を割愛して猿倉コースを下降したが、斜面の底はやや硬めで表面の雪は適度にザラメ化が始まり、板が良く走ってスピードに乗ってどんどん下降。
ノントラックの斜面があちらこちらに広がり、各自思い思いのコースを快適に飛ばして行くが実に快適。標高差1244mを全く登り返しなしのルーファイで下降し、下降開始が早かった分結果的には大成功のロングコースとなった。

 

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北月山コース 姥沢~月山~北月山荘 2019.04.21

2019年04月21日 | 山スキー

北月山コースは月山山頂から真北に伸びる長大な尾根だが、その長さは10.0kmに及ぶ東北では他に類を見ないクラッシクコースで、4月10日頃の姥沢駐車場がオープンするとトライするスキーヤーがやってくる。

北月山荘にあらかじめ車を廻しておく必要が有り、今回は西川山岳会他10名のメンツで車に分乗して姥沢駐車に集合し、リフトで上がってから月山の山頂を目指す。自分以外のメンバーは昨日村山葉山で滑って来たが、そんな疲れなど無いように皆さん鍛冶小屋下の急斜面を登って行く。

月山山頂に着いてみると先行の1パーティーがいる位で、他に仲間2人を加えた12名が今日の北月山コースのメンバーだった。山頂は風は大したことはないが意外に寒く、さっそく身支度を整えて真北に伸びる尾根をただひたすら降りて行くが、常に鳥海山が正面に鎮座していて段々接近来る様で、やや単調だが結構楽しい滑りが何処までも続く。

山頂はガリガリ斜面だったが次第に雪質はザラメ化して滑りやすいが、次第に足がパンパンになってくたびれて足がつりそうなメンバーも出始める。しかし、今日は醜いストップ雪もなく板は良く走り快調で、青空ではなかったが鳥海山がクッキリ見えて我々を歓迎してくれる様な1日だった。

北月山荘が近づいて来ると次第に疲れが出てくるが、雪は切れ目なく最後まで繋がり、結果はオーライの楽しいスキー山行だった。

気温 5℃ (山頂)  所要時間 6時間半

 

 

 

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畑~村山葉山~大僧森沢下降~畑 2019.04.14

2019年04月14日 | 山スキー

4月の村山葉山は畑からスタートするコースが定番になってしまったが、この山は積雪が豊富でオープンバーンのコースが数多く存在し、 月山・朝日連峰などの景観が素晴らしく、晴れれば蔵王・船形山・神室連峰や遠く鳥海山まで俯瞰できる最高のポイントに位置している。

稜線に上がってみると冨並川側の内院の切れ落ちた急斜面の荒々しさが目に飛び込んでくるが、山スキーヤーにとっては月山に次いで楽しめるエリアとなり、最近は登山者も含めてお客さんが増えているようだ。

遠くから見ると余り見栄えがしない山だが、稜線に上がってみるとたかだか1500mにも満たない山とは思えないような風格が有り、絵になる光景に為か最近は写真を目的にした方もチラホラ見かけるようになった。1月から3月上旬は大鳥居方面でパウダーを満喫し、畑までの道路の除雪が完了した後の3月下旬からは畑からのコースが楽しめてお得です。

今回は気温10℃と少し高めで5cmほどの新雪が少しザラメ化して雪はやや重く、稜線直下の急斜面ではスラフが流れてやや滑り難い感じもあったが、お決まりのコースを2本滑って今日は満足とした。今日は登山者が多く自分以外にはボーダーの方が1名のみの殆ど貸し切り状態だった。

所要時間 6時間半  気温 10℃

 

 

 

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湯殿山 南西尾根~南面下降 2019.03.10

2019年03月10日 | 山スキー

湯殿山には湯殿山神社入り口からスタートして南西尾根から山頂に立ち、東斜面を下って石跳川に下り、最後は湯殿山神社を目掛けて降りる素晴らしい周回コースが有る。3月になってトレースが出来るコースだが、今回は同じコースを辿って湯殿山の山頂に立ち、南面を下るコースを辿ってみた。

気温はやや高めで晴天だったが、駐車場からスキーアイゼンを付けてやや硬い斜面を登って行く。1050mのピークに立つと様相は一変して湯殿山の西面が姿を現し、山頂に至る南西の尾根が見えるがこの光景は実に素晴らしい。今年の南西尾根は雪が少ない様で難儀に見えるが、スキーアイゼンが良く効いていて意外と登り易く、2か所だけ急な右斜面を巻いたがほぼ問題はなかった。ただ、スキーアイゼンに慣れない人は歩行アイゼンのほうが無難だろう。

頂上には5人のスキーヤーがいたがすぐ東面に下降して行き、最後に南斜面のど真ん中を目指して降りて行く。斜面はクラストした斜面に薄く雪が載った感じで意外と固くエッジが流れ、やや大きく振りながら広大な斜面からルンゼのような斜面に吸い込まれてゆく。

中間部斜面で崖の上に出てしまってコースを修正し、最後はゆっくり流してブス沼付近で終了となる。一休みした後広大な疎林帯の平原を進んで行くが、殆ど登りは無くて最後に30m程高度を上げると元来たコースに戻った。このロケーションもまったりとした雰囲気で気分が良く、労力も殆ど使わずコースに戻れるのは嬉しい。

1050mピーク付近から2回ルートミスをしてしまったが、下部はストップ雪で思う様なターンを刻む事は出来なかった。総合的に見てコースは眺望が抜群で変化に富んでおり、春のツアーが好みの方にはおすすめのコースです。

所要時間 6時間  気温 5℃

 

 

 

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朝日連峰 三体山~桂沢下降 2019.03.03

2019年03月04日 | 山スキー

2日間の好天となればやはりこの時期は三体山狙い。昨日は内輪のメンツが5人ほど入って賑わっていた様子。少し遅れて駐車場に着いてみると先行者の車が2台で、1台は当然の如くAさんペアーで合地沢と桂沢狙いの模様。

三体山山頂までは4時間強だったが、山頂には単独の女性ボーダーの方がいて三体沢を下降する様子だった。合地沢も食指が動くが、明らかに出発時間が遅過ぎたので却下し、まだ稜線から滑っていない桂沢を目指して快適な稜線歩きでやや下ってゆく。

コースは桂沢源頭の右斜面(下流から見て)に決めていたが、昨年のような醜いクラックはまだ見当たらずフラットな斜面で気を良くする。
スタートすると標高差150m程は急峻な斜面でスラフが流れ、飯豊の北股沢や本石転び沢を感じさせる。斜面は底が硬めで表面がザラメ化してコンディションは良く、まもなく意外と広大な桂沢に抜けて後はフラットな斜面をどんどん下降してゆく。

出だしは急で少し緊張するが雪質に恵まれ、三体沢も快適だがそれ以上の素晴らしいコースに思える。もう少し手前の斜面から下降すれば落差350m位の手ごたえのある急斜面だったが見誤ってしまった。なお、この時期を過ぎると斜面にクラックが入って余り快適ではないと思う。

所要時間 7時間 行動距離 18.1km  総上昇量1380m 気温 8.0℃

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好天の月山山頂を訪れてみたら 2019.02.24

2019年02月24日 | 山スキー

月山は何度も訪れているが1月と2月に月山の山頂に立ったことはない。悪天候が当たり前の厳冬期の登頂は結構ハードルが高そうで、めったにやって来ない好天とそのタイミングが日曜日でないとチャンスはなく、月山の山スキーコレクターとしては片手落ちだった。

1月はほぼ見込みがないと分かっていたので、2月の二日間にわたるこの好天を見逃しては悔いが残ろそうなのでやって来た。駐車場に着いてみると好天の割には意外に車は少なく、石跳川から姥ヶ岳方面を目指した人が5人程度と思われ、トレースを追ってゆくと月山山頂を目指す登山者が2名と判明。どうやらお客さんの多くは湯殿山方面を目指したらしく、姥ヶ岳や月山方面は静かな世界で何か得した様な気分も。

石跳川から姥ヶ岳に上がる上部斜面はすでにクラストしている箇所も多く、やはり気温が高めで雪が少ないのが原因なのだろう。リフト上駅から牛首上部までは最短コースを辿って順調だったが、先行する2名の後を追っての最後の鍛冶小屋上部の急斜面になると実に難儀で、雪不足と高めの気温の為に中途半端なシュカブラが連続し、スキーアイゼンとシールが効かず弱点を探してあちこちをウロウロ。その結果大幅な時間ロスになってしまい、お楽しみの山頂東斜面を諦めることになってしまった。

今まで月山では歩行アイゼンなど使用した事はなく、スキーアイゼンで何とかなると思ったのが間違いで明らかに用具の選択ミスだった。しかし、下りはスムーズに降りられたので問題はなく、リフト上駅まではフラットで広大な斜面をどんどん飛ばして下降し、快適な南斜面を通過して石跳川へ降りるオープンバーンを下降し、後は高速道路のように出来上がった石跳川のトレースを飛ばして志津の駐車場着。

積算距離 19.6km  所要時間 7時間程

 

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