東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

仙台近郊の沢での山釣り 2013.06.09

2013年06月09日 | 山釣り
今日も午後からの中途半端な仕事が入り、やってきたのが仙台近郊のT沢とE沢。このEを訪れるのは3度目で実に40年ぶりとなるが思い出がある。

ワンゲルに入部して7ヶ月しか立っていない11月、無断山行でE沢の遡行を企てて高校からの友人を誘って訪れた。自分も沢登りなど2回くらいしかやったことは無い素人だが、この友人、実はハイキングしかやった事のない全くのド素人。

地図だけは持っていた記憶があるが、地下足袋とワラジさえ有ればなんとかなると行って無理やり連れてきた。沢は短く初級者向けの沢だが、最初に40mのスラブ状の滝を伴ってそれなりのコースであった。当然ロープやヘルメットなどある訳はなく、安全や確保などという概念が全くない。

遡行の記憶は残っていないが、最後のツメで天候が急変して雪が降りだし、登山道に出る頃には膝下までのラッセルになってしまった。地下足袋&ワラジでのラッセルなど滅多に体験できるものではないが、どうにかこうにか山を越えて山寺の駅に到着した記憶がある。大体この時期にやって来るのが非常識だが、それでも長い登山人生の中ではいい思い出でだった。

今シーズンは雨も少無く沢は渇水状況で、訪れたT沢とE沢はポイントとなるチャラ瀬や釜が少なく、釣り目的にしてはあまりにも見劣りがした。最近の踏み跡も有るようで釣り客は入っているようだが、意外と沢の中はゴミが無く意外だった。

だがしかし、E沢で突然出くわした粗大ゴミにはすっかり面食らってしまった。その正体とはなんと車の残骸で、沢の中央部を見難く塞ぐようにして無残な姿を晒していた。なんでこんな所に・・・?

この沢には下部2ヶ所の砂防ダムが築かれた際、右岸上部に作業道が造られたようだが、そこから転落した車両が流れてきたと思われる。事故か故意かは不明だが、もしこれが人為的に放置されたとなると許すわけにはいかない。沢やの端くれとしては見過ごす事ができません。さっさとお持ち帰り願います。

今回の毛鉤は山スキー仲間のUさんから頂いたパラシュートフライ(10匹位上げたのでくたびれている)で1匹上げ、試しに使ったFFショップ製の同じパラシュートフライでもう1匹目を上げた。E沢の大滝は登りたかったが下降を考えて今回は断念したが、この先にもイワナはいそうな気がするので今度の機会としよう。




































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コメント (2)
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