今日は 寒気が入った村山葉山は今が旬と思ってやって来た。駐車場に着いてみると意外に車はなく、すぐ後にやってきたボーダー氏2人のみとの貸し切りゲレンデ状態だった。天候は風雪模様だが標高が1000mにも満たないこのコースには最も恵まれたパウダー条件と思えた。
昨日のトレースには10~20cmの雪が有るが雪は軽く、軽いラッセルでどんどん進んで杉の植林地からオープンバーンを経由して急なブナの疎林帯にジグを切って高度を上げてゆく。途中で右の尾根筋の雪面にクラックが走るが、斜面の20~40cm位下に硬いバーンが有り弱層になっているようだった。いったん戻って左から巻いて登り、927mピークまでには3時間半ほどを要した。
久しぶりの単独ラッセルだったが雪が軽く、先週の八ッ楯山で体が慣れたのか調子はまずまずで、すぐさまシールを剥がしてノントラックの東斜面の斜面に飛び込む。雪は深いが軽いので板は自由自在に廻せて調子が良く、オープンバーンまではあっという間の1本だった。おそらく、何度か通った村山葉山では斜面もフラットで雪質は良く、最も恵まれた条件のパウダーランに思えた。
気を良くしてもう1本お代わりして余韻を味わい、オープンバーン~杉の植林地経由で一気に大鳥居まで下って降りた。後発の2人組は杉の植林地上のオープンバーンで楽しんでいた様で、結局最後までフルラッセルでしかも一人だけの日となり、今日はやって来て良かったと実感する1日でした。
なお、使い慣れないカメラのフィルターが曇ってしまい、まともな画像はありません。
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌