昨日に続いて寒気が入る予報だったので2度目の八ッ楯山南面を訪れた。広く立派な駐車場に着いてみるとすでに車8台が有り、このお手軽なパウダーゲレンデはすっかり人気のコースになっていた。
気温は1℃位でややうす曇りの天候だが、準備中の3名に先行して出発してすっかり出来上がった塹壕のようなトレースを追ってゆく。杉の植林地を抜けてブナの疎林帯に入ると新雪が20~30cmほど有るが、至る所にトレースやらトラックが刻まれて昨日の村山葉山とはまるで違う世界。
尾根筋から美しいオープンバーンに出ると眼下に視界が広がり、標高差600mの短いコースだが変化もあり視界も良好で登降意欲も湧いてくる。駐車場から1時間45分ほどで山頂に到着すると後続の3人が上がってきた。2年前?村山葉山でご一緒したTさんグループで、今日は登り返し3回位は覚悟の意気込みの様子で、もと来たコースを下ってブナの疎林帯の斜面を狙っているようだった。
山頂からスタートしてから少し東に寄り過ぎて南へ方向を修正し、あとは南に向かって深いやや重めのパウダー斜面を降りてゆく。どこを下っても駐車場にたどり着けるので不安はないが、意外に急だったり狭まった斜面が出てきて逃げながら降りてゆく。
800m付近まで下ってから登り返したが、南面は日が差してくると直ぐ雪が腐ってしまい、登り返して80m位高度を上げたが余りぱっとしないのでその後は駐車場を目掛けて降りて行く。
今日は意外に日が差してしまい予想が狂ってしまったが、2月中に気温が低いやや悪天候の日にもう一度訪れてみても良い。
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌