年に一度は湯殿山の山頂に立ちたいと思うのは山屋の性だろうが、12月には途中で敗退した南東尾根に再びやってきた。昨日の好天で石跳川には多くの人が入ったようで、立派なトレースが続いているのラッセルは全くない。
1350mの森林限界辺りでは周りの視界も有ったが、山頂を目指すに従って視界は悪くなり、山頂直下では全く視界がないホワイトアウト状態で、トップからは諦め東面の1030m地点辺りから下降して石跳川へ。
南面を上り返してきた先行者によると、南面は良質のパウダー斜面で快適だった様が東面はウィンドパック気味の固めの雪で、視界不良の中滑っても実感は今一つだった。
所要時間 4時間20分
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌