2023年10月19日 成田発~インチョン空港~カトマンズ空港
14日間のマナスル一周トレッキングのため、なんと48年ぶりでカトマンズ空港に降り立ったが、昔のおもかげは殆ど無い街の繁栄には驚くばかりだった。かつては牛も共存していたカトマンズの街は巨大な都市に変貌し、溢れるような車と無秩序に走り回るオートバイや人混みには慣れなく、汚れた空気と雑踏の騒音には結構疲れる。
今度の計画はマナスル(8163m)のサーキットコースとして人気が有り、トレッキングで山麓を廻って途中5160mのラルケラ峠を越えるコース。人気で観光地化したエベレスト方面とは異なり訪れる人は少ないが、今でも昔ながらの素朴なトレッキングが味わえるコースとして知られている。
しかし、自動車道がかなり奥まで伸びて歩き易くなったとはいえ、ブリガンダキの険しい渓を延々とたどる道は予想以上に長く感じられ、メンバー4人の足並みも中々揃わず予想外に長時間歩く日々だった。メンバーの年齢からすると当然の結果ではあるが、徒歩での帰路は危険も伴うと判断し残念ながら断念となった。
結局、標高3520mのサマゴンが最終到達点となり、メンバー2名のラルケラ峠越えは中止して4名全員が予定外のヘリでのカトマンズ帰着となった。1周できなかった事は残念だったが、サマゴンのロッジから仰ぐマナスルの主峰は美しく荘厳な雰囲気で、サーダーやシェルパは大変優秀で気配りが行き届き快適で、結果は辛い中にも楽しい日々を過ごせて印象深いトレッキングだった。
韓国インチョン空港~カトマンズ空港へ。
インチョン空港経由でカトマンズ空港に到着
48年前の街のイメージは殆どなし。粉塵で街の空気は悪い。
夜になっても人は絶えない。
ラインホルトメスナーも絶賛する本格イタリアンピザの店。
誰が電気代を払って誰が盗電しているのか?
元ガイドの紹介によるショップでお買い上げ。ダウン製品は玉石混合だが安い。
バッタ品を売りつけられそうなので見るだけ。
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