祝瓶山を祝瓶山山荘側から登る人は少ない様だ。度重なる水害で林道が被害を受けて通行止めが常態化し、開通してみると祝瓶山山荘手前の道は悪路で、カーブは道路が狭くなり、大きな車の乗り入れは難儀なので要注意。
今日は計9台の車が入ったが、頂上往復で会った人は2人のみの静かな山だった。桑住平まではブナの太い倒木が結構有って少し歩きにくいが、最近予定されている長井市民登山に向けて刈払いがなされた様で鈴振尾根は快適。
祝瓶山に通って52年にもなるが、山歩き、沢登り、釣りで30回以上は来ているだろう。三角錐のピークと花崗岩のスラブや切れ落ちた険しい沢筋の光景は魅力的だ。
しかし、一番人気の金目沢と最難関のカクナラ沢を逃がしてしまったのは今でも心残り。
45年位前にヌルミ沢の側壁を5ピッチ登っただけの記録を岩と雪の登攀クロニクルに投稿したら掲載され、3~4万位もらった記憶が有る。つまらない記録で小遣い稼ぎやってました。
木地山ダムの水位は低かった。
最近復旧された吊り橋。
ピーク直登コースの鈴振尾根。(中央)
ヌルミ沢の上部は花崗岩のスラブが続く。
祝瓶山から右の平岩山を越えて大朝日岳の日帰り山行も良き思いで。
野川の奥地に有る木地山ダム。
山スキーで良く訪れた三体山から伸びる長大な尾根。
ヌルミ沢は何時も時間切れで頂上直下で終了。
ヌルミ沢は何時も時間切れで頂上直下で終了。
頂上岩壁帯を超えて頂上に立ちたかった。
山頂に至るコースは上部岩壁帯を100m程左にトラバースしてから直登する。
小国の五味沢から3月頃に登頂されているだろうが、祝瓶山山荘側からの冬季登頂はおそらく無いのでは?
朝日連峰最難関と言われる袖朝日の毛無沢(左の尾根の陰)
木地山ダムに至る昔の旧道路は狭くて急なカーブが多く危険で、よくもこんな奥地にダムを造ったものだと感心した。
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌
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