雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 9月3日(土) いっしょに森羅万象を語り合う夜から朝

2011年09月03日 06時13分08秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月3日(土) いっしょに森羅万象を語り合う夜から朝

 昨日に引き続いて「失業者」の雨宮則子さんは、ぼくの深夜便の仕事につきあってくれて、今夜は,話に夢中になって、後のパトカーに気づかずに違反をしたりしないように注意深く、運転と仕事をしました。

 台風12号が四国上陸が間近でしたが、以外に風雨とも強まらず、順調に,朝明るくなる頃に仕事を終えました。

 以下、その時間の会話の一部分…

 ぼく「普通の組織活動家って、「組織のために」「運動のために」って感覚があるみたいだけど、ぼく、そういうのなくて、自分の正気さが保たれるか、自分がつらくないか、自分が無理をしてないか「だけ」が、判断基準なんだよね。ぼくは自分を曲げるつもりはないから…」

 則子さん「それでいいんじゃない?私も、智彦くんの支援もあって、それで仕事をやめたんだから」

 ぼく「東京電力のことをみんな悪く言うけど、東京電力みたいな自己保全・組織保全は、かなり周りにあるのかもしれないっていう気がする」

 則子さん「何が違うの?智彦くんと、その東京電力風の人たちと…」

 ぼく「違うのは、ぼくは乗っている電車やバスで、「次の駅で降ります」「途中下車します」と叫べるけど、組織を守るためにずっと乗り続ける決意の人が多いということじゃないかな?今回の福島原発のことを見ると、そう思う」

 則子さん「私だけ、やめるつもりでいたけど…智彦くんも、やめるの?」

 ぼく「ぼくの人生と、則子さんの人生を2つに分断して、それを容認したら、ぼくたちの夫婦の原則が崩壊しちゃうから…もちろん、ぼくの判断と則子さんの判断は同じではありえないけど、別々のものでもありえないよね。同一性と差異性という、弁証法の具体例だと思います。」

 則子さん「まだ数年以上は続けるつもりだったんでしょ?」

 ぼく「うん、それはそうだけど…瞬間で、豹変するのもボクの特徴で、そこで閉ざされた時間腺と未来は、放射線測定や遠州の神社・古墳探訪で使おうかな」

 則子さん「智彦くんの部屋の紙ゴミの整理もね…」
 
 今朝は,たぶん、ぼくと則子さんにとっても、特別な朝だと思います。

 「ありがとう」と言って,ボクは寝る体制に入りました。

 写真は、則子さんがつくった「わらびもち」

震災・くらし情報 2ヶ月前に注文した放射線探知機がやっと到着するって

2011年09月03日 05時58分54秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 2ヶ月前に注文した放射線探知機がやっと到着するって

 9月1日(木)に、家の近くのK商店に、6月末に注文して「9月か10月に納入予定」の日本の会社・ホリバの放射線探知機の納品予定を聞きに行きました。

 行くと、その時に対応してくれた女性が出てきてくれて、「ホリバの放射線測定器を予約した雨宮ですが…」というと、すぐに「今週か、来週にはくると思います」ということでした。

 うわ!うれしい!定価で12万5千円。

 購入は、ゴミ環境ネット(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク)の財政と放射線測定器購入募金(まだ募集中!)から支出します。

 空中の放射線を測るシンチレーションカウンターです。

 到着したら、さっそくいろいろ学習して、浜松の放射線マップなどをつくりたいと思っています。

 測った放射線量は、このコーナーで開示していきます。

 毎日の放射線量を、適当な場所で量り、ここで公表していきます。

 希望する型は、個人のお宅でも、希望する場所でも測りますので、希望をご連絡ください。

雨宮日記 9月2日(金) 台風12号が近づいてきた夜

2011年09月03日 05時48分12秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月2日(金) 台風12号が近づいてきた夜

 のろのろ台風・定速台風12号が南方洋上から、すこしづつ日本列島に接近して、やっと近づいてきました。

 今日は暴風で激烈になりそうなので、ぼくの深夜勤務を心配して、仕事の車に助手席に乗ってくれました。

 この1週間、いろんなことがあったので、運転しながら、いろんな話をしていたら、浜北区の信号を越えたところで、後でパトカーの赤い警告灯が鳴って、サイレンが響きました。

 「運転手さん、左に寄せて、車を止めてください」というので。え!なに!青信号で出たはずと思ったら…。

 なんと、そこは目の前に2つ信号が見えていて、ぼくは則子さんとの話に夢中になって、手前の信号が赤なのに、先の信号が青になったので、動いてしまったようなのです。

 あ~あ!

 信号無視は9000円でした。

 高い会話料金でした。

 警官も「ここは間違える人が多いんですよ」と言ってました。だったら、紛らわしい信号は改善しろよ!と思いました。

 マイカーに戻ったら則子さんが「ごめんね。会話に夢中にさせて」「今日昼間、振り込んで置くからね」と言ってくれました。

 「あなた、だめじゃないの!」「9000円も無駄金、誰が出すの!」「なにをボンヤリしてるの!」なんて言うような無神経な妻ではなくて、よかったです。

 

 

雨宮日記 8月28日(日) 則子さんがつくった折り鶴「千羽」の重量

2011年09月03日 05時43分46秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月28日(日) 則子さんがつくった折り鶴「千羽」の重量

 則子さんがつくった千羽鶴(せんばづる)を手にとって見ると、かなりずっしりとしていたので、秤(はかり)を車から出してきて、測ってみました。

 1000羽で、800g=0.8kgでした。

 つまり、糸などの重量もありますが、折り鶴1羽は0.8gということになります。


 千羽鶴の重み、じゃなくて、その折り鶴に込められた命の重み、平和への願いの重みをずっしりと感じました。

 

雨宮日記 8月27日(土) 60才の誕生日でしたので賢治さんの本を買いました

2011年09月03日 05時27分04秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月27日(土) 60才の誕生日でしたので賢治さんの本を買いました

 今日は60才の誕生日でした。

 むかしは60才を「還暦」として華々しく祝ったようですが、そういう気分にはなりません。
 
 則子さんも家の近くのケーキ屋さん(区画整理で上島から十軒町に移転してきた)のケーキだけで、ごまかそうとしていましたので、

 三方原の谷島屋へいって、同じ8月27日に生まれた宮沢賢治さんの文庫本全集の第2巻を買いました。定価1050円で、筑摩書房から発行されているちくま文庫、全10巻です。

 同じ誕生日に生まれたからと言って、宮沢賢治さんのように、素敵な詩や童話が書けるわけではないし、フリードリヒ・ヘーゲルさんのように重厚な弁証法の哲学書が駈けるわけでもないのが残念です。

 それでも、宮沢賢治さんの「イーハトーボ」をまねして「ハマーキア」「エンチュリア」の物語を書く時があればと思っています。

 最近「マイブーム」の生物学者長沼毅さんは、1961年4月21日という人類最初の宇宙飛行士ガガーリンさんの宇宙飛行の日に生まれました。

 それで「宇宙飛行士試験」を受けたら、「その日に生まれた人は人類の365分の1いるよね」と言われて愕然としたという、おもしろ話を書いていらっしゃいました。

 つまり、365人ではなく、その10倍の3650人がいれば、ぼくと同じ8月27日生まれが10人いても、おかしくはないということですね。

 宮沢賢治さんの全文章を覚えてから、死にたいなあと思います。何の意味があるのか?と思われるでしょうが。