雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州古代史 地名編3 浜北区「赤佐」

2011年09月30日 05時41分27秒 | 遠州古代史
遠州古代史 地名編3 浜北区「赤佐」

「遠州古代史 6月6日 地名編1」で「浜北区「於呂(おろ)」を紹介しました。於呂=オロチのオロ、つまり蛇です。

 この「赤佐」地区も、古代の「倭名抄」であらたま郡の4つの郷の一つです。

 古代には「赤狭」です。

 どう考えても、この地名「赤佐」は、あらたま川伝説=坂上田村麻呂伝説の「赤蛇」=「赤い蛇」なのですが、なぜ蛇の色が赤いのか、ぼくにはわかりません。

 この,川や水のコントロールを支配する水神としての「蛇信仰」は、「龍信仰」=「竜神信仰」に転化していくのではないかと思います、たぶん。

 だからこそ、この遠州地方の神社やお寺には、たとえば岩水寺とか、龍禅寺とか、いう名前の、水や龍に関係ある名前がいっぱいいあるんですね。