雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 11月1日(火) 浜松市長さんと「元気な浜松!懇談会」で

2011年11月03日 06時01分04秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 11月1日(火) 浜松市長さんと「元気な浜松!懇談会」で

 知り合いから「こういうのがあるんだけど、雨宮さん行ってみる?」と誘われて、午後7時から浜松情報センターホールで開かれた、鈴木康友市長さんとの懇談会に行ってきました。

 則子さんが「発言するんでしょ?スーツを着ていったら?」と言うので「スーツなら発言は正しくて,ジャンバーなら発言は妖しいの?」と抵抗しましたが、押し切られて、スーツで電車に乗りました。

 午後6時半頃にホールに入ったら、入場者は数人で、やっと開会の7時近くに人が増えてきました。ところが、ぼくらより上の世代の男性がほとんどで、女性は会場内に座席で3人(一人は新聞記者さんかな)、スタッフの市職員に数人でした。

 たぶん、自治会関係者が多いのでしょうか、60才のぼくや62才の則子さんより年配の世代の方が多かったと思います。

 最初に鈴木康友さんから、市政の解説があり、そのなかで、自然エネルギーの重視を強調していました。

 原発の廃止や原発からの脱却は、まったく言及していませんが、1枚の紙の表裏としての「原発廃止=自然エネルギー重視」ですので、ボクとしては高く評価します。

 事前に質問を申し込んだ方、4人の後、挙手で対話があったので、ぼくは自由発言の2番目に発言しました。

 「はい!」と手を挙げて,マイクを持ってきてくれた市職員の女性に「すみません、市長さんと中区長さんに、この資料を渡してください」と頼んで、発言しました。

 発言は、ぼくと則子さんがこの1ヶ月半、測ってきた自主的な放射線量測定の報告と浜松市が測定器を買ってしらべて欲しいという話です。

 市長さんは、機器管理部長さんに発言を譲って「国の政策も含め、いろいろ検討します」という部長さんの返事で、市長さんの決断が聞けなかったのは残念です。

 放射能の影響が心配される、若い世代と女性がほとんどいない「元気な浜松!懇談会」でした。

 市長さんに「若い女性(何才以下)との懇談会」を提案してみましょうか。


原発ニュース 11月2日(火) 福島第1原発の2号機で臨界放射線検出

2011年11月03日 05時43分56秒 | 地震・原発・津波・防災情報
原発ニュース 11月2日(火) 福島第1原発の2号機で臨界放射線検出

 東京電力は、福島第1原発2号機の格納容器内の「ガス管理システム」で1日にキセノン133とキセノン135を、2日にもキセノン135を検出したと公表しました。

 キセノン133は半減期が5日で、キセノン135は半減期9時間です。どちらも、核分裂でできたものと推定され、格納容器内で、溶けた核燃料の「再臨界」が起きていると推定されると報道されています。

 この「ガス管理システム」をつけたのは2号機だけなので、まだ取り付けていない1号機と3号機でも、これをつければ検出の可能性があるということです。
 
 「冷温停止」など誇大広告です。

 2号機の「温度」は100度以下に下がったといいますが、格納容器と圧力容器の内外で核燃料がどうなっているかさえ、いまだにわからないのですから、とても核燃料のコントロール(制御)ができているとは言えません。

 イメージと推理で言うと、あれだけ海水や冷水を注ぎ込んだのですから、溶けた核燃料の外側は冷えて固まっているけど、内部は、まだ熱く燃えていて…というイメージでしょうか。

 テレビを見ていると、臨界は「規模は小さい」「局所的」とか、「自然崩壊の各部レンツもあるとか」言い訳が多いですが「核分裂」と「臨界」が起きていることに間違いはありません。

 報道で「中性子が観測されていないから本格的な臨界ではない」と言ってる学者さんがいましたが、そもそも中性子を測ったデータでは出ていないという報道があるのでしょうか?測っているのかどうか、さえもわかりません。
 
 中性子を測っているなら、測っているデータはこうです、という記事があってもいいですが。